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 「おはよう~こんにちわ!こんばんわ!おやすなさい~」なチワワなドラ10年以上前くらいからCS(スカパー)でドラマ見てます。かなりの作品500タイトル以上観てきました。1960年代~70年代のドラマが特に好きです。

ドラマスター松山容子の○もの正体 幻のテレビドラマの霧に埋もれた姫君


ドラマスター松山容子の○もの正体 幻のテレビドラマの霧に埋もれた姫君



日本電波映画株式会社は映画も作っていましたが全体的にはテレビドラマが中心の会社でした。


多くの作品群の中でも『琴姫七変化』(1960年~1962年)や『宇宙Gメン』(1964~1965年)、『柔(1964)』(1964~1965年)が主なヒット作でした。今回は海江田譲二の部分から脱して、まだ取上げ足りない部分に迫っていけたらと考えています。取り上げていない部分が松山容子に関してです。松山容子のテレビドラマに残した知られざる実積へ迫ります。







幻のテレビドラマの霧に埋もれた姫君




松竹の映画出身の女優の松山容子を主演に起用した『琴姫七変化』がテレビドラマ初期の大ヒット作の一つになりその後もタイトルに姫が含まれ、姫君が主役の30分枠のドラマが作られました。全て日本テレビ系列の放送でした。CMへもつながったことが考えられますが、姫君が困難に立ち向かって乗り越えていく姿は清楚で勇敢な印象をお茶の間に定着させました。松山容子の姫ものドラマシリーズが3作作られたこともそのヒットを示すものです。



松山容子の姫ものドラマの主演作
・タイトル・放送年数          ・主演
琴姫七変化』(1960年~1962年) 松山容子
月姫峠』(1963年)          松山容子
霧姫さま』(1963年~1965年)   松山容子




琴姫七変化』や『月姫峠』は松竹のCSチャンネルのホームドラマチャンネルにて何度か放送されたことがありますが、残念ながら『霧姫さま』は見たことがありません。商品かもされていませんし、1度も再放送もされていないようです。それなので見たくても主張が叶いません。素人にはどうにもならない生き地獄です。


東映の1960年代の近衛十四郎の『柳生武芸帳』(1965)や中野誠也の『次郎長三国志』(1968)など、テレビ時代劇も現在観ることができずに同様なことがいえますが、事実上の著作がある松竹関連や放送した日本テレビの関連にフィルムが存在していないのかもしれません。


霧姫さま』は第1シリーズ(1963年~1964)と第2シリーズ(1964年~1965年)があったと考えられています。『琴姫七変化』や『月姫峠』は視聴が可能なため、詳細を確認することが可能ですが、『霧姫さま』のスタッフは不明です。『霧姫さま』の制作スタッフは、事実上の前作『月姫峠』のスタッフが中心であったものと考えられます。



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栗塚旭の代表作シリーズの用心棒シリーズの1作目の『俺は用心棒』、松山容子は上記写真の9巻の18話にゲスト出演しています。
また、主演の栗塚旭とはこの作品の他にも助演同士でいくつかの共演作がありました。
『俺は用心棒』はDVD化されていないのは残念なところですが、個人的には再放送の全話数を録画しています。






1960年代を代表するテレビドラマの名女優「松山容子」の代表作たち





松山容子は1960年代を代表するテレビドラマの女優でした。1960年代の前半は映画俳優がテレビドラマに出演する時代ではなく、映画で成功できなかった俳優や大きくピークを越した俳優、、新しい活動場所を求めて挑戦する俳優が出演している傾向がありました。松山容子は芸名が松山清子の時代に映画『紅蝙蝠(1958)』などへ出演しましたが、映画で活躍できなかった女優の1人でした。


松山容子は主演作の大きな代表作は『琴姫七変化』(1960~1962)のみでしたが、主演作は『月姫峠』(1963)、『霧姫さま』(1963~1965)、『旅がらすくれないお仙』(1968~1969)、『めくらのお市(テレビドラマ版』(1971)など代表作な作品群がありました。その中でも『めくらのお市』は映画も松山容子の主演で4作が制作され、ドラマと映画を通じた代表作の一つとも考えられます。『めくらのお市(テレビドラマ版』は1971年で1970年代ですが、トータルの活躍は1960年代でした。




『めくらのお市』映画は前々回記事にあり↓
テレビドラマの松田定次、海江田譲二、松山容子 豪華3競演録実現




松山容子の助演の代表作は1964~1965の倉丘伸太郎(のちの倉岡伸太朗)の『里見八犬伝』や柔道ブームを巻き起こした1964~1965の『柔』、『柔一筋』(1965)、『柔道水滸伝』(1965~1966)、『続 柔』(1965~1966)への事実上の柔道シリーズの助演でも知られています。




松山容子や倉丘伸太郎に関する今回の裏記事↓
2大ドラマスター倉丘伸太郎の波乱の芸能人生と松山容子の女○○の正体
波乱の芸能人生と女○○の正体


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刀を持つ松山容子の姿、クリアな画質でモノクロ作品が見られます。
やっぱり時代劇はテレビドラマも映画も含めてモノクロにもよさがあり、
現代に見るとすごく新鮮な世界です。現在では美貌の女剣士役が様になるような女優はなかなかいません。



映画の姉妹ブログ⇒【ハリウッド不可能】石原裕次郎と大河内傳次郎と片岡千恵蔵 時代超越 日活3大激突


その裏側⇒NHKの『日本人が最も愛した男・石原裕次郎』過剰な煽り番組は問題だらけ


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[ 2017/07/27 00:00 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(0)

テレビドラマの松田定次、海江田譲二、松山容子 豪華3競演録実現




230作の映画に出演した名俳優・海江田譲二と『琴姫七変化



琴姫七変化』(1960~1961)の主人公の琴姫の父である江戸幕府の第11代征夷大将軍の徳川家斉役は海江田譲二でした。海江田譲二(かいえだじょうじ)は時代劇映画を中心に230作以上の映画へ出演しています。テレビが取上げてるレベルの低い大物とは違い真の意味の大物俳優です。


海江田譲二は代表作が少ないながらも1930年代から1939年代後半をピークに約10年ほどで主演スターとしても活躍し、それ以降は助演、戦後になると脇役俳優として活動していました。主演数は戦前でも30位近辺の90作を越しています。戦前の事実上のトップ6である、時代劇六大スターが平均主演数が150作近辺であることから考えても、海江田譲二は代表作は少ないながらも主演本数的にそこそこなスターだったといえるでしょう。


琴姫七変化』では映画時代の実積を買われて徳川家斉であり、主人公の父親役の重要な役柄を演じていました。また、海江田譲二にとって『琴姫七変化』はテレビドラマの唯一といえる代表作だからです。


230作以上の映画出演は2017年時点で現役の仲代達矢が150作強、2010年代に亡くなった高倉健が200作強だったことからも、海江田譲二の230作以上の出演数は大きなものです。


海江田譲二は1939年から松竹の時代劇映画だけでも105作以上(東映10作以上)への出演を果たしており、松竹映画へ多数出演していた流れでテレビドラマの『琴姫七変化』へ出演したものと考えられます。琴姫七変化は松竹の関連俳優が他にも多く出演しており、メインキャストの松山容子と松本錦四郎も松竹映画から羽ばたいた俳優でした。また、松竹に縁がある名優・海江田譲二も出演していたことも必然といえば必然です。



元禄忠臣蔵 前後編(全2巻セット)[VHS]
右の写真は男装で赤穂浪士の特定の人物に別れを告げにやって来る”おみの役の高峰三枝子”です。左は歌舞伎俳優で前進座のリーダーでもあった主演の河原崎長十郎??海江田譲二は『元禄忠臣蔵 前後編』(1941~42)で堀部安兵衛を演じていますが、残念ながら写真へ映り込んではいません。原作は歌舞伎で知られる真山青果、監督は巨匠・溝口健二がが手がけ、剣戟を省いたことも影響しているかもしれませんが堀部安兵衛の出番が極端に少ないことも特徴の忠臣蔵映画です。




現実に存在していた徳川家斉の娘 琴姫の悲劇




『琴姫七変化』へ登場する徳川家斉には現実に琴姫という娘が存在していました。ですが、生まれてまもなく亡くなったと記録が残されています。『琴姫七変化』の琴姫は、もしも琴姫が生きていたら、こんな活躍をしたのかもしれないという話であり、時代劇だからできる良きデフォルメ部分が存在しています。また、徳川家斉の娘の二十二女の琴姫は1815年生まれ~1816年に没と残されています。


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歴史好きでもあるのでいくつかは存じていますが、いろいろな面で逸話が残されている征夷大将軍でした。




姉妹サイトの裏⇒森繁久彌 東宝の多角経営の過大評価とゴジラ映画のパクリ疑惑



テレビドラマでも代表作を残した映画の巨匠・松田定次松山容子




松山容子といえば映画のことも少し触れておく必要があります。

主演映画の代表作である『めくらのお市』シリーズは東映映画を去った松田定次が監督を務めているものがあります。大映時代、東映の聡明記から黄金期を形成や牽引し、監督数は約170作、主な代表作は日本映画ナンバーワンの約100作,、『めくらのお市』は巨匠・松田定次の映画の遺作になりました。ちなみに黒澤明は監督数31作、代表作10ほどであり、数のみでは10倍の差が存在し、両名は監督として違うタイプにしても大きな実積差であることも事実です。


松山容子の主演映画「めくらのお市シリーズ」
1969『めくらのお市物語 真っ赤な流れ鳥』 監督・松田定次
1969『めくらのお市 地獄肌』 監督・松田定次 *遺作
1969『めくらのお市 みだれ笠』 監督・市村泰一
1970『めくらのお市 命貰います』 監督・市村泰一



松田定次は戦前から数え方次第では忠臣蔵映画を10作以上を監督、ここはメインではないので大まかに済ませますが戦後は東映ナンバーワン俳優の片岡千恵蔵の多彩な代表作を30ほど監督しました。千恵蔵とのコンビ作のみだけでも軽く1億人以上の観客動員を記録し、今後も困難なゴールデンコンビを形成していました。一言や二言で済ませられる実積ではありません。

簡単に言ってしまえば松田定次と片岡千恵蔵のコンビは、山田洋次と渥美清よりも最低でも数千万人以上も客を呼んでいるわけです。しかも片岡千恵蔵の場合は松田定次を含めた数多くの巨匠とコンビ数は通産で150作近くです。


「めくらのお市シリーズ」の3.4作目の監督の市村泰一は歌謡映画を多く残した松竹の映像化監督(プログラムピクチャー)として知られている部分がありますが、監督数が約50のわりには代表作が少なめでした。「めくらのお市シリーズ」の3.4作目は松田の流れを受けた映像化の内容を任せられました。


その松田定次の遺作が松山容子の主演による1969年の『めくらのお市 地獄肌』です。松田定次は東映映画を離れて、1964年から、外部や松竹のいくつかのテレビドラマ時代劇を手がけていました。松田定次が監督で事実上のチーフを勤めた栗塚旭が主演した1967年『風(1967)』は高く評価され、ヒロイン役の土田早苗が1967年の京都映画祭の女優賞を受賞しています。



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1967年から1968年に放送されて好評を博した松竹時代劇の『風』、箱にプリントされているのは栗塚旭土田早苗です。




裏記事⇒裏通り沿い~テレビドラマの松田定次、海江田譲二、松山容子 豪華3競演録~


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