今回の記事は映画ブログとのコラボ記事となりました。映画のことを書いていたらドラマのことも多くなってしまったのがこうしたコラボが実現した経緯です。リンク⇒
放送界激震す。日本映画専門チャンネルの問題点(ドラマブログとのコラボ記事)と今回の記事は関連アリ。
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時代劇専門チャンネルの疑問点<
時代劇専門チャンネルにもフジテレビが関わりをもっています。
時代劇専門チャンネルはテレビ時代劇が中心のチャンネルです。時代劇映画は全体のサブのレベルとなっています。フジテレビが関わってるという部分は、情報番組や特番などにフジテレビのアナウンサー(日本映画専門チャンネルも同じ)が登場することからもわかるかと思います。
時代劇専門チャンネルも
フジテレビや東宝が製作に関わった作品が多めとなっています。たまに大映があります。ときに日活の時代劇があるのはよい傾向かもしれませんが、現存してる作品が少なめなのです。
時代劇専門チャンネルは
長編時代劇系の作品も多数を放送しているわけですが、古い作品となるとほとんどフジテレビなのが残念なのです。たとえば、モノクロのスペシャルドラマがほとんどフジテレビなのです。先月と今月でいうと、「
牢獄の花嫁」という単発や長編ドラマ、名優の
岡田英次の主演版の1時間枠の単発時代劇と
丹波哲郎の主演版の長編時代劇が放送されています。映画は
阪東妻三郎で阪妻プロで1931年に前後作と日活版が1939年にも戦後作があります。また、東映では
市川右太衛門によって1955年に「牢獄の花嫁」が製作されています。
スペシャル時代劇ドラマもフジテレビ系が多めです。
時代劇専門チャンネルもバランスを考えているのだと思います。フジテレビ率が大半まではいかないため、まだ許せるレベルとなっています。TBSやフジテレビやテレビ朝日(NET)、日本テレビの1960年代から80年代の長編時代劇ドラマをもっと放送して欲しいものです。1950年代の後半からTBSの専属の時代劇スターで活躍した
中村竹弥などの時代劇も多数が作られていますが、現存していない模様なのです。

山口百恵と三浦友和コンビの映画「春琴抄(1976)」中村竹弥もメインで出演。中村竹弥は1960年代前半、30分時代劇のヒット作の「新撰組始末記」などのドラマで評価を受けてから映画にも出演した経歴を持っている当時では、映画スターが多いため、まだ少なかった逆輸入俳優の一面を持っていました。新撰組始末記は終盤の鳥羽伏見の戦いの2回分のみが現存しており、ドラも見ています。
時代劇専門チャンネルで放送される1時間の連続ドラマは見た瞬間は比較的に公平な印象を受けるのですが、(なぜなら大岡越前(TBS)や暴れん坊将軍(テレビ朝日)やNHKの時代劇や大河ドラマ(NHK)を放送しているため、それでも少なめイメージもあります。時代劇専門チャンネルでは、フジテレビが製作に大きく関与した「
剣客商売」や「
鬼平犯科帳」は大きめな扱いとなっております。フジテレビのコンテンツになってしまっているからです。時代劇専門チャンネルとチャンネル名を名乗ってる以上、もっとフジテレビ率を低下させるべきだと考えられます。公平なバランスを実現させることが必要だと考えられるのです。
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