「たんぽぽ」の前に大映ドラマに出演したのが「
シークレット部隊」というドラマです。これはもちろん全話を見ています。
宇津井健の主演、主演には主演的な立場(リーダー)も継承し「
ザ・ガードマン」の流れを受けたドラマでスタッフやキャストも多くを引き継いでいます。舞台となる仕事は、「ザ・ガードマン」の犯罪などの警備業から、「シークレット部隊」の犯罪などの調査機関という似てるような違うような、ややこしいのですが、「ザ・ガードマン」との違いを付けたいからこうしたのです。
「ザ・ガードマン」が1971年12月末に終了して「シークレット部隊」は1972年4月にスタートしました。3ヶ月の休養気にかかる。音楽が名音楽家の
渡辺岳夫だったことは正直忘れていました。そういえば「ザ・ガードマン」といえば音楽は
山内正、作品の終了の間際は渡辺岳夫でした。
注目したトータル的「ザ・ガードマン」から「シークレット部隊」大きな変更点
音楽・山内正⇒渡辺岳夫(1)
ナレーター・芥川隆行⇒城達也(2)
(1)細かくは、山内正、大塩潤⇒渡辺岳夫
(2)オープニングは城達也に交代したものの、予告ナレーションは芥川隆行のままです。
「シークレット部隊」は
山浦弘靖という脚本家が重要な関わりを持ッています。「ザ・ガードマン」への参加は50話以降からですが少なめです。作品の終了間際は山浦弘靖がちょくちょく脚本で参加しています。参加自体もある意味「シークレット部隊」への引継ぎといえます。
こういうものも手がけていたんです。1975年からスタートする同じく大映ドラマ(=大映テレビ室)の「
夜明けの刑事」などの
坂上二郎が主演の刑事ドラマシリーズ。特に「夜明けの刑事」のチーフ脚本でも知られる山浦弘靖が「シークレット部隊」チーフ的な脚本家の役割を果たしています。チーフなどは、表記には出ませんがいろいろな作品で存在しています。それを探るのもドラマの面白さだと思います。
山浦弘靖は「シークレット部隊」の全26話中、計8話を担当して1話以外も26話(最終回)も手がけています。数字からしてもチーフ的な役割を果たしていることがわかります。この人は、東映のテレビアニメの大ヒット作「
マジンガーZ」の脚本にも途中から携わっていて、ドラマやアニメなど当時ではマルチな脚本家の顔も持ち合わせています。
- 関連記事
-
にほんブログ村
人気ブログランキングへ励みのポチヨロシク↑→