テレビドラマを形成した”二人の父親”に迫る。と題してたまにやっていこうと思います。
2012のドラマランキングなるものをちょくちょく書いていますが、簡単に済ますのが苦手です。なのでじっくり時間かけながらになります。たまにしか更新で来ていないのもつらい。だからしばらくお休みしていたんですが、映画の方でドラマのこと書くのも良くないですよね。ドラこと映画愛子の映画ブログです⇒
映画道を極める一直線女子歴代レベルでドラマを見る。これは大事なことです。今の作品だけ見てもドラマは理解できないからです。ドラマと映画というのは兄弟のようなものかもしれません・いえ、親戚でしょうか!そう思われます。血のつながりがある媒体であると自負しています。だからドラマのことを書くと映画のことに触れるのは必然と言えば必然です。
昔からドラマが当たると映画も作られてきました。でも、なんでも作られたわけでもないです。たとえば例を出しますと、1962年からの「
穏密剣士」というドラマが大ヒット。これは一言で書くと江戸時代に忍者要素のある敵と戦う秘密の命を受けた剣士の話で、あくまで敵側が忍者なのです。全10部で128話以上作られました。1964年に「穏密剣士」「続・隠密剣士」 は東映で映画化されました。CSで放送されたこともありDVDに録画してあります。月光仮面も大ヒットしましたが「穏密剣士」よりも少し前です。「穏密剣士」よりも前の1858年からテレビ放映された「月光仮面」も
大村文武主演で、映画版「月光仮面」シリーズが(1958~1959年)計6作に渡り製作させています。同じく東映です。
船床定男という監督がいてこの人が「
月光仮面」「
怪傑ハリマオ」そして「
穏密剣士」などの1960年代を代表する大ヒット作のメイン監督を勤めていました。3本とも30分ドラマです。3本に主演した人物は
大瀬康一です。
テレビドラマ大スターを生み出しました。どちらかといえば子供向けドラマですが、大人が見ても面白いです。
純粋な面白さの探求をしてるんです。今のドラマのような変なかっこうつけや変なエンタメもない、テレビ局や事務所やタレントにこびたつくりもしていない。
少し前に製作会社の産みの親だった宣弘社プロダクションの
西村俊一やプロデューサーや社長だった
小林利雄も亡くなったようです。船床定男という人は映画監督ではない人でした。初期のテレビ時代劇ドラマは特に多くが映画の巨匠監督が担当していたのです。特にTBSは映画に関係がないドラマ演出家が黎明期活躍していた例外は強くあります。
CSチャンネルのファミリー劇場で穏密剣士のHDマスター版がここ数年、今も放送されています。これも映画化されています。
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