FC2ブログ

チワワドラのテレビドラマ愛好世界

「おはよう~こんにちわ~こんばんわ~おやすなさい~」のチワワドラがドラマや映画の明るい未来のために愛好世界の精神で盛り立てる新世界ブログ

「金田一耕助シリーズ」の草間の陰でひそかに行われていた意外過ぎた名音楽家の攻防戦




時代劇やアニメの名作を多数手掛けた後の1980年代、2時間ドラマで音楽を多数手掛けた渡辺岳夫ですが、以前の記事ではあえて取り上げませんでしたが、長編テレビドラマの数少ない代表作の中で、これは代表作に含まれるのではないか、という作品があります。


それはあの有名な金田一耕助です。






前回の記事
ナベタケ最大ギャップ珍成功例と彼女の胸部どアップ ドラマ「アタックNo.1」「天才バカボン」「キューティーハニー」秘聞








日本を代表するテレビドラマを代表する名キャラクター金田一耕助の映画界や映像業界への貢献







金田一耕助は、通産映画主演350近く(長編映画歴代最多主演数)、通産は時代劇の超大スター片岡千恵蔵が初代金田一耕助を演じ、映画『三本指の男』(監督・松田定次、ヒロインは原節子、当時としては異例の全国の再公開は2度を記録)の1947年から2020年まで73年間(ジャニーズタレントなどを主演にして現在も進行中)で映像作品が制作されている、国民的な探偵を主人公とした人気シリーズです。千恵蔵版は総集編や前後編版、再公開などを含めると10本以上の記録が存在、


金田一耕助の映画、映像化作品はまだまだ現代劇映画のシリーズを作る時代ではなかった時期(1950年代までの日本映画のシリーズ物は時代劇映画が中心、現代劇の長期シリーズはほぼ皆無でした)の現代劇映画シリーズの先駆けの一つ(同俳優の多羅尾伴内シリーズと)ともなり、のちの多くの映画や映像作品に多大な影響、1969年からの現代劇映画シリーズの「男はつらいよ!」(時代劇の股旅の現代劇映画風への置き換えを行っている、特に股旅は戦前に当たった股旅トップ俳優の千恵蔵の影響大)も結果的に影響を受けていますし、「男はつらいよ!」の渥美清は金田一役を1度演じています。これも影響です。


千恵蔵版は当時の現代劇としては長期間の1947~1956年の9年間のロングヒットを記録、その後も映画とテレビの映像作品だけでも数産で数十名が金田一耕助を演じています。今の金田一耕助は空気的な知名度が先行していますが、特に昔は大きな人気がありました。





映画『三本指の男』の音楽は日本映画に貢献した音楽家の一人の大久保徳次郎です。個人的には渡辺岳夫はこの人の影響をひそかに受けている部分があるように思えます。音楽的に攻めたものが多く、個性的で独創的なセンスを持つという面では共通です。





映画秘宝EX 金田一耕助映像読本 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX)
映画秘宝EX 金田一耕助映像読本 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX)

2013年に生誕100年(映像化はまだまだ先)を迎えた記念に発刊されています。



金田一耕助 片岡千恵蔵 三本指の男 松田定次 原節子 ジャニーズ 大久保徳次郎 渡辺岳夫 男はつらいよ! 渥美清







渡辺岳夫の長編テレビドラマの代表的な音楽担当作の「名探偵・金田一耕助シリーズ





渡辺が関与した名探偵・金田一耕助シリーズは1時間枠の連続ドラマの1977年の横溝正史シリーズI(全7作の通産27回)と1978年の横溝正史シリーズII(全9作の通産30回)のヒットの流れを組む、2時間枠中心の長編ドラマシリーズです。



全3区分が存在している「古谷一行金田一耕助シリーズ」(1977~2005)の中の一つの区分のテレビドラマの「名探偵・金田一耕助シリーズ」、は1983~2005の長期間で通産32本が作られました。横溝正史シリーズIや横溝正史シリーズIIほどの印象は弱めですが、スマッシュヒットを記録、最後の3区分目となります。





名探偵・金田一耕助シリーズ 横溝正史シリーズI 横溝正史シリーズII 古谷一行の金田一耕助シリーズ 






渡辺岳夫は確認できる「名探偵・金田一耕助シリーズ」の32作中9作の音楽を担当

通産 放映年数  放送タイトル
2 1983年 ミイラの花嫁
3 1984年 獄門岩の首
4 1985年 霧の山荘
5 1986年 死仮面
6 1987年 香水心中
7 1988年 不死蝶
8 1988年 殺人鬼
9 1989年 死神の矢
12 1991年 魔女の旋律










金田一耕助シリーズの意外な音楽家対決 故人ナベタケVS現役の音楽家起用とカンバックとリベンジの履歴







ミイラの花嫁など全体は「金田一耕助シリーズ ミイラの花嫁 嵐の夜にうぶ声が聞える」のように詳細のタイトルでもありますが、複雑なため、今回は一言の題名で統一させています。


1作目の1983年2月放映の本陣殺人事件は喜多嶋修(妻はアイドル的な若手女優だった内藤洋子)が音楽を担当で、2本目のミイラの花嫁から9本目の1989年放映の死神の矢、実は10作目から渡辺岳夫は音楽の担当から外れています。これは彼が1989年に亡くなったことが大きな原因、前回記事も登場している「赤かぶ検事奮戦記」は彼の死後も音楽が使われている別の例です。

とはいえ、12作目の魔女の旋律では再び渡辺が音楽に起用されています。これは彼の死後から2年ほどであり、真鍋理一郎に音楽が一時変更されたものの、1度きりのカンバックを実現、評価されていたことを物語る部分といえるのかもしれませんが、13本目からは再び真鍋理一郎が逆リベンジを果たしています。




悪魔の唇<名探偵・金田一耕助シリーズ> [VHS]
悪魔の唇<名探偵・金田一耕助シリーズ> [VHS]

悪魔の唇は「名探偵・金田一耕助シリーズ」中、通産32作の20本目にあたります。音楽は真鍋です。





ミイラの花嫁 喜多嶋修 内藤洋子 死神の矢 魔女の旋律 悪魔の唇









「名探偵・金田一耕助シリーズ」に音楽カンバックの真鍋理一郎






渡辺岳夫は、「名探偵・金田一耕助シリーズ」以前の「古谷一行の金田一耕助シリーズ」の音楽は担当していませんが、真鍋理一郎は横溝正史シリーズIと横溝正史シリーズIIで通産6、9エピソード(通産57回)の全般の音楽を担当しています。

1989年の9本目の頃に名音楽家の渡辺岳夫が亡くなったため、彼に白羽の矢がたったのは、過去の「古谷一行の金田一耕助シリーズ」の音楽の担当履歴があったことの信用があり、「名探偵・金田一耕助シリーズ」で再起用にいたった要因だったといえるでしょう。





渡辺岳夫は映画音楽135作ほど、真鍋理一郎は映画音楽135作ほど、両名は本数でほとんど並んでいます。これが意外です。年齢は1933年と1924年で、真鍋のほうが9歳ほど年上です。テレビドラマは渡辺岳夫が数多くの膨大な本数と数十の代表作、真鍋理一郎のテレビドラマ音楽の担当本数自体が少なく代表作も少数、渡辺岳夫はアニメ音楽を映画やテレビで多数担当、真鍋理一郎はほぼ見当たりません。


真鍋は映画の片岡千恵蔵の『多羅尾伴内シリーズ』(別名・七つの顔の男シリーズ)を元としたテレビドラマ『七つの顔の男』(1967~1968、高城丈二の主演)の音楽も手掛けていますが、明確な最大の代表作は「古谷一行の金田一耕助シリーズ」です。渡辺と真鍋はテレビドラマにおいて大きな差があるといえるでしょう。代表作数の本数と手掛けたジャンルの多彩さにおいて渡辺が凌駕していますが、映画においてはそこまで大きな差がありません。


渡辺の映画は娯楽路線がほとんど、アニメ多数、特撮なし、真鍋は娯楽もありますが異色路線が多め、アニメなし、特撮ありです。代表的な本数だけだと、どちらかといえばテレビドラマと同様に渡辺に軍配です。




千恵蔵は初代金田一、彼が音楽を手掛けた古谷一行の金田一、金田一を通じてつながり、またテレビドラマ『七つの顔の男』を通じても、千恵蔵と間接的なつながりがあります。これも不思議です。


真鍋理一郎というと初期は日活の音楽を多く手掛け、師匠の有名音楽家の伊福部昭(初期のゴジラの音楽担当)の流れもあり、ゴジラシリーズの1971年の『ゴジラ対ヘドラ』と1973年の『ゴジラ対メガロ』の音楽も手掛けています。



多羅尾伴内シリーズ 七つの顔の男シリーズ 高城丈二 伊福部昭 ゴジラ対ヘドラ
 ゴジラ対メガロ






真鍋理一郎と大島渚 あの作品が2人のコンビを引き裂いた








真鍋は、独創的な異色映画で知られる名匠の大島渚の映画の音楽の印象も強く、多少地味な作品が多いわけですが、大島渚の初期の映画監督作の音楽を多数手掛けており、真鍋は約30本近くの監督数の中で7作の音楽を担当しています。





真鍋理一郎と大島渚の映画 7作
1959 愛と希望の街  松竹(大船)  *大島のデビュー2作目
1960 青春残酷物語  松竹(大船) 3作目
1960 太陽の墓場  松竹(大船) 4作目
1960 日本の夜と霧  松竹(大船) 5作目
1961 飼育  製作=パレスフィルム・プロ 配給=大宝 *独立系映画 6作目
1962 天草四郎時貞  東映(京都)  7作目
1963 小さな冒険旅行  *独立系映画 8作目  




2作目から8作目まで7作連続で音楽を担当しています。東映で製作した多額の費用を費やした大作の『天草四郎時貞』(大川橋蔵主演)が興行的に大失敗したことが、彼とのコンビを解消した理由にように考えられます。失敗を忘れる、過去を振り払うためにその後の全般の映画は、別な音楽家を起用するようになったともいえるでしょう。






天草四郎時貞 [DVD]
天草四郎時貞 [DVD]
posted with amazlet at 20.01.23
東映ビデオ (2007-01-21)
売り上げランキング: 62,815

天草四郎時貞』です。負の遺産から興味を持つ、これも映像作品の価値




大島渚は真鍋とのコンビ解消後、林光や武満徹をほぼ中心の音楽家として起用するようになり、保険会社の日本生命(ニッセイ)が「日生劇場映画部」として制作に関与した、広告要素の60分ほどの中篇映画『小さな冒険旅行』(1963)以降は自分の作品で真鍋理一郎を起用することはありませんでした。

ちなみに通算30本ほどの大島渚の映画のうち、坂本龍一の音楽はたった2本だけです。色々確認するだけでもマスコミや電波各社に誇張されている気がしました。



 


大島渚 パレスフィルム・プロ 天草四郎時貞 大川橋蔵 林光 武満徹 日本生命 日生劇場映画部 ニッセイ 小さな冒険旅行 坂本龍一 飼育 大江健三郎 三國連太郎






日本人側の捕虜のアメリカ軍の黒人兵の飼育作品







今回は渡辺岳夫から真鍋理一郎、2名の名音楽家と金田一耕助シリーズ、さらに互いの共通点と大島渚や渚を巡る音楽家のライバルたちともイス取りゲームなどテレビドラマと映画の意外な攻防について記事にしました。




個人的には大江健三郎の短編を原作、日本人側の捕虜のアメリカ軍の黒人兵にもクローズアップした、異色作の「飼育」がインパクトが強く、





飼育


真鍋理一郎と大島渚のコンビ映画7作の中で一番印象に残ります。大名優の三國連太郎が事実上の日本人の主演として映画に出演しています。






姉妹ブログの新記事 ドラマだけではなく映画の超御大の影響力は大なるか?
歴代歌舞伎重鎮の忠臣蔵&黒田騒動が語る 日本のヒーロー&ヒロイン像に超御大千恵蔵映画の影像








にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 金田一耕助シリーズ, 渡辺岳夫, 真鍋理一郎, 伊福部昭, 大島渚, 三本指の男, 古谷一行, 天草四郎時貞, 横溝正史シリーズ, ,

[ 2020/01/23 21:52 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(0)

ナベタケ最大ギャップ珍成功例と彼女の胸部どアップ ドラマ「アタックNo.1」「天才バカボン」「キューティーハニー」秘聞





ナベタケ最大ギャップ珍成功例と彼女の胸部どアップ ドラマ「アタックNo.1」「天才バカボン」「キューティーハニー」秘聞と題して2019年の令和元年の最後の公開記事です。






有名音楽家の彼と彼女(菅野よう子)の共通の未来の可能性








今回も日本のテレビドラマやテレビ作品そのものに貢献した巨人・渡辺岳夫のテレビドラマなどに触れています。テレビドラマとは直接関係ありませんが、テレビアニメの映画についても軽く触れます。実は映画のことをまとめてしまったため、映画のアニメについても多く触れていますが、ドラマについても取り上げています。




と上記で書いていますが、直接関係無いわけでもない現実が存在、それは渡辺岳夫自身としては晩年といえる1980年代以降は、新しいテレビアニメの音楽担当作と代表作がほとんどなく、完全に近くほどテレビドラマが中心になっていきます。1980年代以降の簡単な数字でいうと本数と代表的な作品のドラマとアニメの割合は9対1です。正確には9.5対0.5といえるほどです。

1980年代以降の新しいテレビアニメの担当作の代表作は1本も存在していません。これは自身を通じてテレビアニメとテレビドラマに関わりがあったことも意味しています。つまりはアニメ音楽家からドラマ音楽家になったともいえるためです。考え方次第ではドラマと大きな関わりは存在していました。





現役の音楽家として活動している菅野よう子の通産は、アニメ音楽家として知られていますが、近年はアニメ音楽から遠ざかっています。今後、アニメ音楽に戻らなければ、ナベタケの晩年の1980年代以降のような推移も考えられます。彼女の今を形成したのは音楽の才能ももちろんありますが、現実にまぐれもなくアニメ作品のおかげなワケですが、果たして未来はどうなるのでしょうか。彼と彼女は同じ道を辿るのか





前回記事
大音楽家残酷後「赤かぶ」到来 怒濤と驚異の10年間



渡辺岳夫 菅野よう子 ナベタケ








渡辺岳夫のテレビアニメの音楽の代表作 手掛けた年代順






渡辺岳夫は通産で多数の現在も知名度が高いアニメ作品の劇中の音楽や主題歌、劇中歌を手掛けました。




渡辺岳夫のテレビアニメの音楽の代表作 手掛けた年代順

巨人の星(テレビアニメ 1968~1971) ★
アタックNo.1(テレビアニメ 1969~1971) ★
天才バカボン(テレビアニメ 1971~1972) ★
赤胴鈴之助(テレビアニメ 1972~1973)
キューティーハニー(テレビアニメ  1973~1974) ★

アルプスの少女ハイジ(テレビアニメ  1974) ★
魔女っ子メグちゃん(1974~1975) ★
フランダースの犬(1975) ★
元祖天才バカボン(テレビアニメ 1975~1977) 
キャンディ・キャンディ(テレビアニメ 1976~1979) ★
10
家なき子(テレビアニメ 出崎統版 1977~1978)
新・巨人の星(テレビアニメ 1977~1978) 
無敵超人ザンボット3(テレビアニメ 1977~1978)
ペリーヌ物語(テレビアニメ 1978)
新巨人の星II(テレビアニメ 1979)
15
花の子ルンルン(テレビアニメ  1979~1980) ★
無敵鋼人ダイターン3(テレビアニメ  1079~1979)
機動戦士ガンダム(テレビアニメ  1979~1980) ★
18



★マークは特に大きいと考えられるものです。




野球題材の巨人の星とバレーボール題材のアタックNo.1のほかのスタートは1970年代です。アニメ音楽家としては16作の代表的作品が1970年代であり、そのまま全盛期だったともいえるでしょう。個人的に一番好きなのは非常に難しいわけですが、これは選べません。それぞれがそれぞれの良さがあるためです。

いわゆるナンセンス劇ともいわれる天才バカボン(テレビアニメ 1971~1972)と元祖天才バカボン(テレビアニメ 1975~1977)のギャップが素晴らしいです。天才バカボンは攻めつつもシュール要素が強い基本的な映像化作品、元祖天才バカボンはこの題材で2度目の映像化、最初の映像化の天才バカボンと明確な違いをつけたい製作の意図があり、シュール要素は落ちて、過激さと破天荒さは倍増、音楽は2作ともがナベタケですが、元祖天才バカボンはかなりのはじけっぷりが堪能できます。1話ずつ交互に視聴すると明確ですが、いわゆる天才といわれた彼の手腕がわかる2作です。



元は赤塚不二夫の同じ原作ですが、描写やテンポや声優の演技のさせ方もぜんぜん違いますし、音楽も異なる印象が強くあります。実写の二大巨匠の牧野省三の息子同士の松田定次(邦画最大黄金期に日本映画最多観客動員と最高年俸監督、大オールスター最多と成功など)とマキノ雅弘(長編映画最多監督数、監督は270、監督や子役やプロデューサーや音声の4役100作を越し、戦前と戦後で巨匠など)に時代劇映画の違いのようです。現在の時代劇はほとんどの作品の演技や雰囲気が同じ感触ですが、黄金期は多種多彩です。





デジタルリマスター版 元祖天才バカボンSpecial DVD-BOX 上巻
デジタルリマスター版 元祖天才バカボンSpecial DVD-BOX 上巻
元祖天才バカボン(テレビアニメ 1975~1977)の製品版、絵からしても最初の天才バカボン(テレビアニメ 1971~1972)と大きく異なります。





次は彼の2つの代表的なテレビアニメから派生したアニメ映画シリーズの担当のことに迫ります。


巨人の星 アタックNo.1 天才バカボン 元祖天才バカボン 赤塚不二夫 牧野省三 松田定次 マキノ雅弘







渡辺岳夫が音楽を担当した巨人の星の映画版






渡辺岳夫が音楽を担当した巨人の星の映画版

巨人の星(1969) 1969公開 制作=東京ムービーとよみうりテレビ 配給=東宝 長編88分 演出=長浜忠夫
巨人の星 行け行け飛馬 1969公開 製作=東京ムービー 配給=東宝 70分 演出=長浜忠夫
巨人の星 大リーグボール 1970公開 製作=東京ムービー 配給=東宝 70分 演出=長浜忠夫
巨人の星 宿命の対決 1970公開 製作=東京ムービー 配給=東宝 61分 演出=長浜忠夫
新巨人の星(1977) 1977公開 製作=よみうりテレビ=東京ムービー新社 配給=東映 77分 演出=今沢哲男、岡崎稔、出崎哲
新巨人の星(1978) 1978公開 製作=よみうりテレビ=東京ムービー新社 配給=東宝 24分 演出=出崎統
巨人の星(1982) 1982公開 製作=三協映画 配給=富士映画 長編110分 監督=長浜忠夫と出崎統




新巨人の星(1977)の配給だけは東映、他の配給は東宝と最後の「巨人の星(1982)」の1作のみが原作者の梶原一騎が創立に関与した三協映画、配給の富士映画とは松竹系の松竹富士のことです。現在の大蔵映画の前身の富士映画とは年代が大きく異なります。

つまり東宝、東映、松竹の3社で巨人の星は映画が公開されたということになる、アニメ映画史上の前代未聞の珍事が起こりました。

東宝のアニメ映画進出にとっても巨人の星題材は大きな意味があるものでした。それはのちのテレビドラマの派生のシリーズである「ドラえもん映画」などにもつながる貢献度があります。

巨人の星の映画版7作は、ドラえもんの映画シリーズの8作目の1987年「のび太と竜の騎士」に抜かれるまで、当時のテレビアニメからぼ映画シリーズとしては最長の同一題材による日本のアニメ映画シリーズでした。まさに日本のテレビアニメに大きな影響を及ぼし、それにナベタケが大きく関与していたこともわかりますし、巨人の星という有名作品の人気を物語る一つです。

日本アニメ界の巨匠の一人の数えられる、巨人の星のアニメの生みの親の長浜忠夫は7作中5作、長浜とも関わりがあるアニメの巨匠の出崎統は2作を担当、特徴として分数がグチャグチャなのも個性的といえるでしょう。本編のみが24分から110分は現代のアニメ映画でもあまり例がありません。




新巨人の星 長浜忠夫 出崎統 梶原一騎 ドラえもん映画 のび太と竜の騎士 三協映画 富士映画 大蔵映画 松竹富士







渡辺岳夫が音楽を担当したキャンディ・キャンディの映画版






渡辺岳夫が音楽を担当したキャンディ・キャンディの映画版
キャンディ・キャンディ(1977) 製作=テレビ朝日=東映動画 配給=東映 1977 20分 演出 遠藤勇二
キャンディ・キャンディ 春の呼び声 製作=テレビ朝日=東映動画  1978 25分 演出 笠井由勝
キャンディ・キャンディ キャンディ・キャンディの夏休み 製作=テレビ朝日=東映動画 1978 15分 演出 笠井由勝
キャンディ・キャンディ(1992) 製作=東映動画 1992 26分 監督 今沢哲男






キャンディ・キャンディの映画版は全てが30分以下の短編的な映像作品なのが特徴で、公開分数も15分から26分の間で、いわゆる東映まんがまつりで併映され、巨人の星の映画版はほとんどが東宝だったとの対照的、全てが東映(東映動画=現・東映アニメーション)です。

1作目のキャンディ・キャンディ(1977)は1977年7月17日公開され、これも昔見ていますが、東映のロボットSFアニメ「惑星ロボ ダンガードA」の映画版「惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団」や特撮ドラマの「ジャッカー電撃隊」の最初の映画版などと上映されています。3作目の「キャンディ・キャンディ キャンディ・キャンディの夏休み」は1978年7月22日公開で東映まんがまつりの併映で東映長編アニメーションの有名作「長靴をはいた猫」と同時に公開されています。



花の子ルンルン こんにちは桜の国

キャンディ・キャンディの商品は残念ながら長期間続いている著作権裁判のことが影響しているため、2001年以降は原作もテレビアニメ版も再版・再放送ができない状態であり、非常に悲しい状況です。ナベタケにとっても自分の手掛けた曲が世の中に出る機会が大きく遮断されている由々しき事態となっています。

そのため、上記は渡辺岳夫の代表作の一つの「花の子ルンルン」です。劇場版2作目の「花の子ルンルン こんにちは桜の国」はアマゾンプライムのレンタル300円で手軽に視聴可能です。アマゾンプライムは日本人の海外作品が見られるように外国人も観ているようです。


花の子ルンルン」は個人的にテレビシリーズのオープニングのバージョンが非常に好きです。堀江美都子の歌は名曲ですが、歌のみだとちょっと弱く、オープニングの当時の絵や映像の流れと歌が同時に展開してこそ、あの具合があってこそ、主題歌も最大限の魅力が出ている気がしますし、ふわっと作品世界にへいざなわれ、宙に浮く感覚、雰囲気とちょうどよくかみ合っています。




キャンディ・キャンディ 東宝 東映 惑星ロボ ダンガードA ジャッカー電撃隊 キャンディ・キャンディ キャンディ・キャンディの夏休み 花の子ルンルン 花の子ルンルン こんにちは桜の国 アマゾンプライム 堀江美都子  







この世を去ってからも数多くの音楽が使用される価値





別のナベタケの実積のひとつとして、この世を去ってからも音楽(劇中曲、メインテーマ、主題歌の原曲としてなど)が多くの作品で使われています。これは音楽家として大きな功績の一つです。


大まかな部分はテレビドラマのお笑い芸人の上田晋也が主演による「天才バカボン」(現時点では2016~2018)やキューティーハニー(グラビアアイドルの原幹恵が主演の「キューティーハニーTHE LIVE」、2007~2008)、上戸彩が主演の「アタックNo.1(2005)」、巨人の星(WOWOWで放送された巨人の星【特別篇】 猛虎 花形満、2002、全13話、花形満は全体の主人公の星飛雄馬の最大のライバルとして描かれているキャラクター)、アニメは1997年の「キューティーハニーF」で曲のみが使用されています。また、現代劇音楽の代表作の一つのフランキー堺が主演の「赤かぶ検事奮戦記」(渡辺は終盤のシリーズの途中で没、その後も音楽使用)、橋爪功が主演の「新・赤かぶ検事奮戦記」などでも音楽が使われていることも実積の一つです。




EMOTION the Best キューティーハニー THE LIVE DVD-BOX
EMOTION the Best キューティーハニー THE LIVE DVD-BOX

キューティーハニー THE LIVE DVD-BOXです。原幹恵の顔ではなく、胸部のどアップ 色々な意味でこれは正しいやり方でしょう。胸部の画像がもっともキューティーハニーを語っています。





上田晋也 キューティーハニーTHE LIVE 原幹恵 上戸彩 巨人の星【特別篇】 猛虎 花形満 花形満 星飛雄馬 WOWOW キューティーハニーF フランキー堺 赤かぶ検事奮戦記 橋爪功 新・赤かぶ検事奮戦記
  






渡辺岳夫の死後の主な音楽や主題歌などに使用されたテレビドラマの作品





渡辺岳夫の死後主な音楽や主題歌などに使用されたテレビドラマの作品

赤かぶ検事奮戦記(長編版) フランキー堺の主演 1990~1992  長編3作が制作
新・赤かぶ検事奮戦記  橋爪功の主演 長編17本のテレビ現代劇 1994~2005
アタックNo.1(2005) 上戸彩の主演
キューティーハニーTHE LIVE  グラビアアイドルの原幹恵の主演 2007~2008
天才バカボン(2016)  タレントや芸人の上田晋也の主演 現時点は2016~2018



平成元年の1989年に56歳の死去後からのテレビドラマのみです。




渡辺岳夫の最大のライバルでもあった名音楽家の菊池俊輔(仮面ライダーの初期、暴れん坊将軍やドラゴンボールシリーズなど多数の代表作)は2019時点で存命であり、2000年以降に多くの賞を音楽受賞していますが、彼も生きていれば功労賞を含む多数の賞を貰えていたでしょう。これも残念です。




菊池俊輔





姉妹ブログの映画中心路線
映画『決算!忠臣蔵』と忠臣蔵映画112年の軌跡に巨弾アラカン19つの影


ドラマ裏側の最新記事 こちらも次回につながる、つなげたい個性的な展開です。
現代声優を形成した二大声優ぷらすキングレコードのアニメから実写へ奇跡のポテンシャル


2020年1月7日公開
独自展開のウラブログ
テレビドラマから続く脅威の破天荒コンテンツのとことんキングレコード新春まつり







にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : , ナベタケ, 渡辺岳夫, 上戸彩, 上田晋也, 原幹恵, 菅野よう子, キャンディ・キャンディ, 花の子ルンルン, 天才バカボン,

[ 2019/12/24 23:55 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

大音楽家残酷後「赤かぶ」到来 怒濤と驚異の10年間






全盛期があるということはその逆がある、それは活躍があったときがあってこそ、テレビドラマでも大成功した歴代音楽家の光と闇、「大音楽家残酷後「赤かぶ」到来 怒濤と驚異の10年間」のスタートです。



前回記事
【多様性の鬼】四路線約二十 代表作通算105作の世界的大音楽家 巨匠渡辺岳夫




前回記事の裏側
現代声優を形成した二大声優ぷらすキングレコードのアニメから実写へ奇跡のポテンシャル 次回と今回でドラマと声優が絡みつく




今回は情報量が多く複雑な部分ですが、非常に重要な部分、大変時間がかかりました。できるだけわかりやすいようにしたいし、個性がありながら斬新である程度は記事内容と伴うものにしたい、毎回ですが今回のタイトルも悩みました。









1960年代 映画(時代劇、現代劇、アニメ)、テレビ(時代劇、現代劇、アニメ)の代表作





*1950年代
テレビドラマやテレビ番組のそのものの形成期 最初の明確な代表作の指名手配との出会い


ドキュメンタリードラマ 指名手配(1959~1962) 


*1960年代 
テレビドラマに関しては1970年台ほどではないが多く名作が作られた、純度が高いものはこの頃が多い 渡辺自身が時代劇からアニメと大きな代表作を残して、良い流れを掴んだ時期


<1950年代からの継続作>
ドキュメンタリードラマ 指名手配(1959~1962) 

<1960年代 10本ずつその1> 映画ドラマはシリーズごとに1作のカウント
徳川家康 第一部 第二部(テレビ時代劇 市川右太衛門、北大路欣也の主演 1964~1965、1作扱い)、新選組血風録(テレビ時代劇 1965)、俺は用心棒シリーズ(全4作シリーズ テレビ時代劇 1966~1969)、鞍馬天狗(大瀬康一版 テレビ時代劇 1967~1968 30分) 眠狂四郎シリーズ(時代劇映画シリーズ 市川雷蔵版、3作を担当、1967~1969)

、 10


<1960年代 10本ずつその2>
緋牡丹博徒(現代劇映画シリーズ 5作を担当 1968~1969)、大奥<1968)=(テレビ時代劇 1968~1969)、怪物くん(テレビアニメの初代、1968~1969)、巨人の星(テレビアニメ 1968~1971)、アタックNo.1(テレビアニメ 1969~1971)、巨人の星(1969)=(アニメ映画シリーズ6作の1作目、全体は1969~1982)

 10


<1960年代 10本ずつその3>
巨人の星 行け行け飛馬(1969、アニメ映画シリーズ7作の2作目)、あゝ忠臣蔵(テレビ時代劇 1969)、天を斬る(テレビ時代劇 1969~1970)
 3 1960は通算23 継続含めると24


渡辺岳夫 ドキュメンタリードラマ 指名手配  巨人の星




1970年代 映画(時代劇、現代劇、アニメ)、テレビ(時代劇、現代劇、アニメ)の代表作1




*1970年代  現代劇、時代劇のテレビドラマが大量生産、多くの名作やヒット作を生み出す、また大ヒットしたアニメが多数誕生 現代劇、時代劇、アニメの3役が隆盛 渡辺自身も1960年代の代表作連発のさらに受けて代表作を最大膨大に排出


その1は1970年代前期の1970~1974年です。




<1960年代からの継続作>
巨人の星(テレビアニメ 1968~1971)、アタックNo.1(テレビアニメ 1969~1971)、 天を斬る(テレビ時代劇 1969~1970)、


<1970年代のその1 1970年代の前期のその1 1970~1974年 10本ずつ>
巨人の星 大リーグボール(1970、アニメ映画シリーズ7作の3作目)、巨人の星 宿命の対決(1970、アニメ映画シリーズ7作の4作目 第1期のラスト映画版)、アタックNo.1の映画シリーズ(アニメ映画3作 1970~1971) 燃えよ剣(テレビ時代劇 1970)、大坂城の女(テレビ時代劇  1970)、金メダルへのターン!(テレビ現代劇 30分 1970~1971) 女渡世人シリーズ(現代劇映画2作、1971)
 10 


<1970年代のその2 1970年代の前期のその2 1970~1974年 10本ずつ>
ザ・ガードマン(テレビ現代劇 1971~1972、区間のみ)、天才バカボン(テレビアニメ 1971~1972)、無宿人御子神の丈吉(時代劇映画3作 1972~1973) 眠狂四郎(テレビ時代劇 田村正和版 1972~1973)、赤ひげ(テレビ時代劇 1972~1973)、赤胴鈴之助(テレビアニメ 1972~1973) 非情のライセンス第1シリーズ(テレビ現代劇  1973~1974) キューティーハニー(テレビアニメ  1973~1974)
 10


<1970年代のその3 1970年代の前期のその3 1970~1974年 10本ずつ>
子連れ狼(テレビ時代劇シリーズ3作 萬屋錦之介版  1973~1976)、ぶらり信兵衛-道場破り-(テレビ時代劇  1973~1974) アルプスの少女ハイジ(テレビアニメ  1974)、 非情のライセンス第2シリーズ(テレビ現代劇  1974~1977) 右門捕物帖(テレビ時代劇  杉良太郎版 1974~1975)、編笠十兵衛(テレビ時代劇 1974~1975) 魔女っ子メグちゃん(1974~1975) 
 9



緋牡丹博徒
緋牡丹博徒

年間観客動員ベスト10には1作も入りませんでしたが、通算は軽く1000万人以上のヒット、最大の当たり役の「緋牡丹のお竜」を演じた藤純子主演の「女仁侠」を題材とした東映の実写映画シリーズの記念すべき1作目『緋牡丹博徒』、渡辺岳夫が音楽と主題歌を担当しています。東映とナベタケの縁が強くなるきっかけともいえる重要な作品で、1970年代の数多くの東映作品(時代劇と現代劇のテレビドラマ、アニメ)の代表作に貢献へつながります。製品ジャケットには、脇を固めた大スター高倉健や若山富三郎の写真もみられます。



緋牡丹博徒 緋牡丹のお竜 高倉健 若山富三郎 東映 藤純子





1970年代 映画(時代劇、現代劇、アニメ)、テレビ(時代劇、現代劇、アニメ)の代表作2



その2は1970年代後期の1975~1979年です。


<1970年代のその4 1970年代の後期のその1 1975~1979年 10本ずつ>
フランダースの犬(1975)、影同心(テレビ時代劇 1975)、影同心II(テレビ時代劇 1975~1976)、元祖天才バカボン(テレビアニメ 1975~1977) ザ・カゲスター(特撮ドラマ 1976、30分) キャンディ・キャンディ(テレビアニメ 1976~1979)、新幹線公安官(現代劇ドラマ 全2シリーズ 1977~1978) 家なき子(テレビアニメ 出崎統版 1977~1978)、新・巨人の星(テレビアニメ 1977~1978) 
 10




<1970年代のその5 1970年代の後期のその2 1975~1979年 10本ずつ>
新巨人の星(1977)=(1977、アニメ映画シリーズ7作の5作目)、無敵超人ザンボット3(テレビアニメ 1977~1978) 白い巨塔(テレビ現代劇 田宮二郎版 1978~1979) ペリーヌ物語(テレビアニメ 1978) 新巨人の星(1978)=(1978、アニメ映画シリーズ7作の6作目)、あばれはっちゃく 第1シリーズ(テレビ現代劇 1979~1980 30分) 
10



<1970年代のその6 1970年代の後期のその3 1975~1979年 10本ずつ>
キャンディ・キャンディ(アニメ映画シリーズの4作中1~3作、1977~1978 全て短編)、新巨人の星II(テレビアニメ 1979) 花の子ルンルン(テレビアニメ  1979~1980) 機動戦士ガンダム(テレビアニメ  1979~1980)、騎馬奉行(テレビ時代劇 1979~1980) 
 7 1970は通算56 継続含めると59



「永久保存盤」~渡辺岳夫 テレビ映画・アニメ主題歌集
「永久保存盤」~渡辺岳夫 テレビ映画・アニメ主題歌集
テレビ主題歌 堀江美都子 小木一郎 バーブ佐竹 コロムビアゆりかご会 前川陽子 伊集加代子 大杉久美子 アンサンブル・ボッカ ジ・エコーズ コロムビア・メール・ハーモニー
日本コロムビア (1995-09-01)
売り上げランキング: 610,930



「永久保存盤」~渡辺岳夫 テレビ映画・アニメ主題歌集 取り上げたら長くなるので省きますが、厳選された数多くの名作が大集合 個性的なOP・EDの主題歌が印象に残る『ザ・カゲスター』のカゲスターも含まれています。東映作品が大半です。



ザ・カゲスター 「永久保存盤」~渡辺岳夫 テレビ映画・アニメ主題歌集





1980年代 映画(時代劇、現代劇、アニメ)、テレビ(時代劇、現代劇、アニメ)の代表作




*1980年代はテレビの人気が1970年代よりも大きく低迷、高視聴率や大ヒット番組が全体的に減少傾向、全体的にテレビ時代劇の人気が降下、形成の大物たち、時代劇映画の専門プロの主演や助演名優、製作者が多数死去もドラマに影響、渡辺は1980年代に新興の2時間枠のサスペンスドラマの音楽を多数手掛けるが、単発やシリーズの代表作にほぼ恵まれず、自身は1970年代の流れを大きく落としている。




<1970年代からの継続作>
花の子ルンルン(テレビアニメ 1979~1980) 機動戦士ガンダム(テレビアニメ 1979~1980)、騎馬奉行(テレビ時代劇 1979~1980)、あばれはっちゃく 第1シリーズ(テレビ現代劇 1979~1980 30分)、





<1980年代のその1 10本ずつ+1>
あばれはっちゃく 第2シリーズ~第5シリーズ(テレビ現代劇 1980~1985、30分 4カウント)、斬り捨て御免!(テレビ時代劇の全3シリーズ 1980~1982)、非情のライセンス第3シリーズ<1980) 機動戦士ガンダム(映画版の3部作 1981~1983) 11




<1980年代のその1 10本ずつ+2>
同心暁蘭之介(テレビ時代劇 1981~1982)、 大奥(1983)=(テレビ時代劇 1983~1984) わが子よシリーズ(テレビ現代劇 月~金の30分 1、3~6シーズン 1981~1986 5作カウント)、仕掛人・藤枝梅安シリーズ(小林桂樹版 テレビ時代劇の単発長編7作 1982~1983 1作カウント) 赤かぶ検事奮戦記(テレビ現代劇 フランキー堺版 通算5シリーズの1~4 1980~1985) 
12 1980年代は通算23 継続含めると27





1990年代 映画(時代劇、現代劇、アニメ)、テレビ(時代劇、現代劇、アニメ)の代表作




*1990年代 渡辺は昭和最後、平成元年の1989年に56歳の死去後 多数の大物映画関係者が死去し、テレビは1980年代以上に大きな権力を持つ



<1990年代や2000年代以降 のその1 10本ずつ>
赤かぶ検事奮戦記 (テレビ現代劇 1990~1992 フランキー堺版 単発長編3作 カウント1作扱い) キャンディ・キャンディ(アニメ映画シリーズ4作目、1992 短編) 新・赤かぶ検事奮戦記 長編17本(テレビ現代劇 カウント1作扱い、1994~2005) 

 3






渡辺岳夫の1970年代は代表的作品群が膨大なため、前期と後期に分けました。上記を観ていただくと現実にわかるかと思いますが、テレビや映画含めた活動開始時期の1950年代が1、1960年代が1960は通算23 継続含めると24 1970は通算56、継続含めると59と膨大、もっとも活躍した時期といえ、良い意味における怒濤と驚異の10年間、1980は1970年代のピークから急激に降下をたどった落差の怒濤と驚異の10年間(正確には9年間ですがおまけしてください)、1980年代は通算23 継続含めると27の、自身は残念ながら1989年に死去、1990年代に3、2000年代に『新・赤かぶ検事奮戦記』シリーズの継続1となっています。


1970年代というテレビ時代劇とテレビアニメの黄金期=テレビドラマやテレビ番組のそのもの黄金期が、彼の大半の実積に大きな影響を与えていること、渡辺岳夫は全体的にテレビ音楽家の申し子だったこともわかります。


テレビ時代劇 赤かぶ検事奮戦記 新・赤かぶ検事奮戦記 キャンディ・キャンディ フランキー堺 瀬川昌治 あばれはっちゃく 森田健作 倍賞千恵子 千葉県知事



姉妹ブログのオモテ新記事
『水戸黄門』や『大岡越前』の生みの親を橋渡した謎の映画会社双方にアラカン「嵐」が吹いていた

姉妹ブログのウラ新記事 2019-10-28 没後30年新解釈 無冠の女王の映画女優美空ひばりの「罪と罰」たち





ナベタケ有終の美ともいえる晩年の長期シリーズ代表作



渡辺岳夫は1980年代に突入すると1970年代と比べると代表的作品のペースが急激に減少しますが、彼の挑戦は続きました。その中で代表的なもの最後ともいえる作品があります。


最後に担当したテレビドラマの代表作、名作『赤かぶ検事奮戦記』の第1シリーズのDVD製品版、個人的にはこの第1シリーズが複雑さや余計な要素の装飾が余分になくて一番好きです。


赤かぶ検事奮戦記 1 [DVD] 

関西方面の検事の活躍を地域の情景や風情にある雰囲気を交えて描いた、フランキー堺版の『赤かぶ検事奮戦記』は通算5シリーズ(1980~1992)で放送され、第4シリーズと第5シリーズの間に長篇3本を含んで、約12年ほどの長期で続き、通産は名喜劇俳優のフランキー堺の映画とドラマをあわせた中で最大の当たり役となりました。

台風災害時の対応で大騒動となった、2019年時点で千葉県知事の森田健作もタレント時代に出演、赤かぶの娘役の倍賞千恵子との絡みの演技が多めです。映画時代にフランキー堺とコンビを組んだ喜劇名匠の瀬川昌治も監督参加、渡辺岳夫の音楽とともに花を添えています。






にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 渡辺岳夫, 指名手配, ザ・カゲスター, フランキー堺, 森田健作, 瀬川昌治, 赤かぶ検事奮戦記, 緋牡丹博徒, 機動戦士ガンダム, 巨人の星,

[ 2019/11/25 20:27 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

【多様性の鬼】四路線約二十 代表作通算105作の世界的大音楽家 巨匠渡辺岳夫





アニメばかりで取り上げられてきた人物は、実は多様性の鬼でした。今後も登場することが困難であろう、多様に深く活躍した彼の実積に独自目線で迫ります。

前回の流れから独自なサイコロ転がしの展開を進めていき、今回のサイコロの目は下記の記事となりました。「【多様性の鬼】四路線約二十 代表作通算105作の世界的大音楽家 巨匠渡辺岳夫」開演です。




映画でも活躍したテレビ概念史上の歴代上位の音楽家






新選組(1973)は時代劇映画150作強を手掛け、テレビドラマ時代劇でも多くの代表作を残した名j脚本家の結束信二が全話担当、音楽は時代劇ドラマとアニメ音楽、アニメソングに大きな貢献がある、名音楽家の渡辺岳夫の強力布陣、結束信二と渡辺岳夫は名作『新選組血風録(1965)』や1967『俺は用心棒』から4作続いた名作「用心棒シリーズ」、『天を斬る』、『燃えよ剣(1970)』など、名作や有名作を多く手掛け、脚本と音楽で作品に貢献する独特な雰囲気を盛り上げました。


渡辺岳夫は特に日本のテレビ音楽で活躍した巨匠です、映画は130作以上を手掛けそこそこの代表作はありますが、ほとんどの代表作がテレビ音楽です。1957年の『池田大助捕物帖 血染の白矢』(長門裕之主演の時代劇)が初の映画音楽の担当作です。テレビドラマの代表的作品は、1959年からの先輩音楽家の渡辺浦人と共同音楽を手掛けた「ドキュメンタリードラマ 指名手配」(1959~1962、全140話)からです。その後の東映のテレビ時代劇の流れを形成した新選組血風録(1965)、俺は用心棒シリーズ4作 1966~1969は大きな代表作です。これらのヒットのおかげで後の多くの東映のテレビアニメや時代劇、現代劇の音楽を担当する流れにつながっていきます。

映画は市川雷蔵の時代劇「眠狂四郎シリーズ」で評価を得て、藤純子の最大のヒットシリーズの女任侠「緋牡丹博徒シリーズ」があり、渡辺は藤純子による主題歌の作曲も手掛けたことでも有名です。




燃えよ剣 ミュージックファイル
燃えよ剣 ミュージックファイル

新選組血風録(1965)」の流れを受けて、再び全体は同じ制作陣が再集結して作られた新選組題材の名作が『燃えよ剣』です。ナベタケの音楽担当ドラマの上位代表作の一つです。





渡辺岳夫 新選組 池田大助捕物帖 血染の白矢 長門裕之 ドキュメンタリードラマ 指名手配 新選組血風録 用心棒シリーズ 市川雷蔵 眠狂四郎シリーズ 藤純子 緋牡丹博徒シリーズ






渡辺岳夫の大まかな代表的作品群




渡辺岳夫は膨大な代表的作分群を残しています。今回取り上げている膨大な数でさえ全てとは言いきれません。



渡辺岳夫の音楽担当の代表的作品群

映画(時代劇、現代劇、アニメ)代表作
眠狂四郎シリーズ(市川雷蔵版、3作、1967~1969)、緋牡丹博徒シリーズ(5作 1968~1969)、巨人の星の映画シリーズ(7作、1969~1982)、アタックNo.1の映画シリーズ(3作 1970~1971) 女渡世人シリーズ(2作、1971) 無宿人御子神の丈吉3作、キャンディ・キャンディの映画シリーズ(4作、1978~1992)、機動戦士ガンダム映画3部作(1981~1983) 計27

テレビ時代劇代表作
徳川家康 第一部 第二部(1964~1965、1作扱い)、新選組血風録(1965)、俺は用心棒シリーズ4作(1966~1969)、鞍馬天狗(1967~1968 30分) 大奥(1968~1969)、あゝ忠臣蔵(1969)、天を斬る(1969~1970)、燃えよ剣(1970)、大坂城の女(1970)、燃えよ剣(1970)、眠狂四郎(1972~1973)、赤ひげ(1972~1973)、子連れ狼シリーズ3作(1973~1976)、ぶらり信兵衛-道場破り-(1973~1974) 右門捕物帖(1974~1975)、編笠十兵衛(1974~1975)、影同心(1975)、影同心II(1975~1976)、騎馬奉行(1979~1980)、斬り捨て御免!の3シリーズ(1980~1982)、同心暁蘭之介(1981~1982)、大奥(1983~1984) 仕掛人・藤枝梅安シリーズ(1982~1983 長編7作 これは1作扱い) 計30 通算57 

テレビ現代劇代表作
ドキュメンタリードラマ 指名手配(1959~1962)、ザ・ガードマン(1971~1972、区間のみ)、金メダルへのターン!(30分 1970~1971) 非情のライセンス1~3作(1973~1980)、ザ・カゲスター(1976、30分の特撮の異色名作) 新幹線公安官1~2(1977~1978)、白い巨塔(1978~1979) あばれはっちゃくシリーズ(1979~1985、5シリーズ)、わが子よシリーズ(月~金の30分 1、3~6シーズン 1981~1986)、赤かぶ検事奮戦記 通算5シリーズ(1980~1992)、新・赤かぶ検事奮戦記 長編17本(1作扱い、1994~2005) 計26 通算86

テレビアニメ代表作
巨人の星(1968~1971)、怪物くん(初代、1968~1969)、アタックNo.1(1969~1971)、天才バカボン(1971~1972)、赤胴鈴之助(1972~1973)、キューティーハニー(1973~1974)、アルプスの少女ハイジ(1974)、魔女っ子メグちゃん(1974~1975)、フランダースの犬(1975)、キャンディ・キャンディ(1976~1979)、花の子ルンルン(1979~1980)、 元祖天才バカボン(1975~1977)、家なき子(1977~1978)、新・巨人の星(1977~1978)、ペリーヌ物語(1978)、無敵超人ザンボット3(1977~1978) 無敵鋼人ダイターン3(1978~1979)、機動戦士ガンダム(1979~1980)、新巨人の星II(1979) 計19 通算105



*眠狂四郎シリーズと緋牡丹博徒シリーズは全部ではなく部分的な担当です。


渡辺岳夫は、鶴田浩二主演の「新選組(1973)」は一般的に評価を受けていないため、代表的な作品群に含んでいません。個人的に上記に含まれない好きな作品もありますが、上記には含んでいません。





傑作時代劇音楽全集 新選組血風録ミュージックファイル
傑作時代劇音楽全集 新選組血風録ミュージックファイル

新選組ドラマの定着にもっとも貢献した東映時代劇の名作「新選組血風録(1965)」のサウンドトラックです。ドラマ音楽という概念の初期に大きく貢献したナベタケの音楽担当作の代表格の一つです。東映のテレビ時代劇の音楽のが概念を事実上形成や定着させたとも考えられます。



記事上記の燃えよ剣とあわせて、「新選組血風録」と「燃えよ剣」の音楽が揃います。ちなみの写真は両方とも土方歳三役で主演を演じた栗塚旭の若き日です。



土方歳三 栗塚旭





テレビアニメやアニメ音楽の巨匠の顔 ナベタケ~世界的四路線約20作






今後、彼以上にテレビ音楽でここまで多数の代表的作品を手掛ける音楽家の登場はほぼ難しいでしょう。たとえば、テレビアニメにマクロスシリーズ、カウボーイビバップなどの菅野よう子という音楽家がいますが、アニメのみなど代表的な本数のみを上回る人物は登場するかもしれません。映画、時代劇、現代劇、アニメのように4つのそれぞれで通産100以上、10つ以上の代表作(世界級四路線二桁、4部門で19以上、3部門で25以上)は非常に困難でしょう。


また、渡辺はアニメ音楽やアニメソングを通じて国民的作品にも多数携わっています。劇中の曲だけでなく、主題歌、劇中歌などの多くが有名です。巨人の星、アタックNo.1、天才バカボン、キューティーハニー、アルプスの少女ハイジ、キャンディ・キャンディ、フランダースの犬、機動戦士ガンダムの8作は特に大きな代表作です。たとえアニメのみの主な代表作数のみで彼を上回ってても、国民的な作品の本数を上回ることはほぼ困難、また通産105も世界的に考えてもこれから彼に及ぶ存在はほぼ不可能でしょう。ちなみに全部視聴をしていますが、アニメ19作の全てが名作、または名作級のアニメです。




渡辺岳夫は1989年に56歳という早さでこの世を去っています。チワワアドラは多くの作品で彼の曲を聴いていますが、独創的、個性的な曲のセンスはまさに天才でした。



オリジナル・サウンドトラック「アルプスの少女ハイジ」《通常盤》
オリジナル・サウンドトラック「アルプスの少女ハイジ」《通常盤》

渡辺岳夫が主題歌や音楽を手掛け、学習塾の広告でも有名なアルプスの少女ハイジのオリジナル・サウンドトラック、この作品の音楽はのちの多くの音楽家にも影響、海外原作題材の日本のアニメの有名音楽作品としてもアルプスの少女ハイジは重要な作品です。

それは同時に宮崎アニメの音楽を担当した久石譲などに結果的な影響を与えていますし、宮崎駿はアルプスの少女ハイジにメインのスタッフで参加しています。久石譲とは直接ではありませんが、渡辺を通じても宮崎駿久石譲の2名とつながりがありました。



巨人の星アタックNo.1天才バカボンキューティーハニーアルプスの少女ハイジキャンディ・キャンディフランダースの犬機動戦士ガンダム マクロスシリーズカウボーイビバップ 菅野よう子



姉妹ブログの新記事
立花孝志VS洗脳広告代理店韓国映画のあれ 長谷川一夫の国民栄誉賞誇張譚は傑物沢村四郎五郎

そのウラ記事
千恵蔵御大VS天皇20年ぶり再会 歴代名場面「遠山桜」初形成VS幻の吉川文学珍映画







にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 渡辺岳夫, , 藤純子, 新選組血風録, 燃えよ剣, アルプスの少女ハイジ, 栗塚旭, 菅野よう子, 久石譲, 宮崎駿,

[ 2019/10/25 21:55 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(4)

大スター鶴田浩二の新選組ドラマの初の事情 最大ライバル三船敏郎を絡めた全時代劇映画45作のミステリー





今回は約1年前の2018年9月25日に公開した新撰組テレビドラマ珍々競演 3名製作者 3役映画巨匠の分岐点に戻って、異なる方向で展開していきます。

その記事では佐伯清と鶴田浩二のテレビドラマにおける関りを取り上げていました。



前回記事⇒伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹




稀代の最大ライバル鶴田浩二三船敏郎の数字における差の現実 映画からテレビへ





鶴田浩二は日本映画を代表するスター俳優の一人、戦後を代表する映画スターの一人で通産主演映画数は170本弱、出演映画数260本ほどを記録しています。戦後のみの主演映画本数は歴代1位を記録、ほぼ同期デビューの年齢も近いライバルの三船敏郎の通産主演数が80本弱(戦後のみの20位近く)、映画出演数150作弱のため、2倍ほどの主演本数や代表作本数の差、出演数も110本強の差を記録しました。もちろん数字や記録だけで評価の全てが決まるわけではありませんが、これは明確な評価の対象となります。

ヒットや中ヒット本数自体は鶴田のほうがダントツに多いが、年間1位のような大ヒットのみは三船敏郎のほうが多い、通産の観客動員は鶴田のほうが完全に凌駕しています。この2人の関係は非常に不思議です。



互いに主演10本を越えるような大きな当たり役はありませんでしたが、三船敏郎は5作以上のシリーズさえゼロ、具体的に代表的な主演の役だと宮本武蔵3部作の宮本武蔵の3本が最多(三船の助演含む宮本武蔵役は『佐々木小次郎』(監督・稲垣浩)の総集編もあるため通算5度、千恵蔵、錦之助に次ぐ歴代3位)、鶴田浩二は「博徒シリーズ」と「博奕打ちシリーズ」と2つの10作を越すシリーズ、役柄は「人生劇場シリーズ」の主演の飛車角と清水次郎長の4度が最多に恵まれました。

三船敏郎鶴田浩二はテレビドラマでもある程度の活躍をしました。三船敏郎の出演のテレビ代表作はほぼ時代劇でしたが、鶴田浩二は取り上げると長くなるわけですが、時代劇と現代劇の幅広い題材やテーマのテレビドラマに出演しました。



新選組[東宝DVD名作セレクション]
新選組[東宝DVD名作セレクション]


三船敏郎の主演で観客動員1位を獲得した1969年の新選組題材の東宝オールスター映画『新選組(1969)』です。製作は三船敏郎と巨匠で稲垣浩の盟友が同時に名を連ねている部分がポイントです。

巨匠・沢島忠の唯一の年間観客動員1位です。1位といっても残念ながらこの映画のときの日本映画事態は低迷期に入っているため、動員人数はかなり少なめです。10年以上前に作られてヒットしている1950年代の千恵蔵の最大ヒットの新選組1作のほうが観客動員は上だったと考えられます。俳優陣もいうまでもありませんが千恵蔵側のほうが格上です。

さらに『新選組(1969)』はオールスターといっても主演100作の映画の真の大スターは中村錦之助のみでした。映画主演50以上は主演順だと110作の中村錦之助、70本台の小林桂樹、三國連太郎、三船敏郎のみの4名に留まる、舞台だと名優の中村翫右衛門、その息子で映画との縁は薄いのテレビで活躍した中村梅之助、2019時点で現役の名優の中村嘉葎雄(中村賀津雄)や北大路欣也、司葉子もいますが、全体は映画スターとしてある程度、小粒の俳優が多いというのが現実です。


鶴田浩二が新撰組のテレビドラマに出演した理由には、ライバル三船敏郎でヒットした『新選組(1969)』も影響していたのかもしれません。







『新選組(1973)』と近藤勇 ラスト前の衝撃 事実上の打ち切りと削減






個人的に鶴田浩二の現在も視聴可能なテレビ時代劇の中では、この『新選組(1973)』(全19回)がもっとも好きかもしれません。上記の記事冒頭のリンク先の記事もありますが、東映とNETによるテレビ時代劇の『次郎長三国志(1974)』(全23回)も気になる作品で、これは残念ながら再放送されていません。なのでこの『次郎長三国志(1974)』が『新選組(1973)』と比べてどれほどの出来であるのか気になるところです。

年数的にもお分かりだと思いますが、『新選組(1973)』の後に『次郎長三国志(1974)』が作られ、両方とも戦前から戦後と数多くの映画が作られてきた歴史と伝統のある国民的な有名題材であり、『新選組(1973)』(全19回)と少なめでしたが、この2本ともいわゆる半年ほどの連続ドラマの2クールで作られています。鶴田浩二の通産実積というとやはり映画時代の部分が9割ほどだと個人的に考えていますが、テレビドラマにおいても絶大な信頼があったということになります。


全19話が残されており、個人的にはラスト前の18話の印象が強く、田村高廣(田村高広)の演じる京都会津の上役と鶴田浩二の近藤勇とある理由から無言の対峙、上役の部下の島田順司と共に印象に残る終盤の流れが濃厚で熾烈、複雑さと運命が強烈でした。侠客、任侠ものを経た独自な鶴田流の男らしさの体現が、このドラマの近藤勇なのではないでしょうか。

観ていない方は気になる部分ですが、今後再放送されることがあるかもしれないCS放送を観て頂きたいところです。


最初から全19話の予定で作られていたことではなさそうです。『新選組(1973)』の評判はそこそこでしたが、やはり視聴率が低く、当初は完全な2クールの26話前後を予定していたと考えられますが、事実上の打ち切り的にエピソードの幾つかは省かれ、話数を減らして19話で終了したと考えるのが普通でしょう。評判はそこそこでも、当時は今以上に視聴率に厳しく、現代はたった数パーセントのアニメが数十年も続く非常事態、当時はばっさりの打ち切りや打ち切り的に話数を減らして完結というケースも多数ありました。そのためでしょうか、最終回の最後のシーンはちょっと違和感を感じるように感じるような場面で終了しています。

ラスト前18話と最終回19話は大映映画の母物シリーズなどで知られる名女優の三益愛子のおばあさん役が出ていた印象に残ります。シーンとは上手く絡んでいるとはいけませんでしたが、存在感は突き抜けたものがあります。

全体を通すと近藤勇の鶴田浩二、土方歳三の栗塚旭(東映の連続テレビドラマで3度目の土方歳三)、沖田総司の有川博の主要の上位3名の全話出演も印象的です。



巣鴨の母 [DVD]
巣鴨の母 [DVD]
posted with amazlet at 19.09.24
角川エンタテインメント (2008-07-25)
売り上げランキング: 213,454


いわゆる大映の母物シリーズ、三益愛子は世界の歴代女優で最多の30作を越す単一シリーズの主演数を記録しました。三益愛子版が当たり、東映などの外部や大映内部でも別の母物の派生作が数多く作られました。『巣鴨の母』は三益愛子主演シリーズの1本です。テレビや映画の泣きじゃくり演技は彼女の悲哀の代名詞でお家芸です。



新選組 鶴田浩二 三船敏郎 片岡千恵蔵 三益愛子 近藤勇 清水次郎長 遠山の金さん 沢村訥升 宮本武蔵 母物シリーズ



鶴田浩二と千恵蔵御大 日本映画最大の黄金期が影響した新撰組の主演のミステリー





テレビドラマにも関わることなのでそこそこな量になってしまいましたが、映画のことも触れます。鶴田浩二は下記の全時代劇映画出演数を見ていただくと直ぐにわかると思いますが、新選組題材は主演も出演の両方が1作もありませんでした。

新選組題材といえば映画スターで東映時代の大先輩である千恵蔵御大こと片岡千恵蔵は、1950年代から1960年代にかけての日本映画黄金期に歴代最多の7作の映画に主演しています。事実上のこの題材を国民的な題材にするために大きく貢献、観客動員ベスト10はありませんが、500万人でも年間ベスト10に入らないもっとも高い競争力の時期、通算7作でかなりの総観客動員を記録したと考えられていますこの影響を鶴田浩二がテレビドラマで受けていると考えられます。




鶴田浩二の全時代劇映画出演数 出演45 主演26 助演19


時代劇の主演と(脇も含む助演のトータル 確認できるもののみ 鶴田は有名な役のみを表記
脇役1948『遊侠の群れ』  松竹(京都)  主演=長谷川一夫  天保水滸伝題材、遠山の金さん要素 8番低下脇役
助演1949『影法師 寛永坂の決闘』  松竹(京都)  主演=阪東妻三郎 6番手 寿々喜多呂九平から派生の影法師物
助演1950『続影法師 龍虎相搏つ』  松竹(京都)  主演=阪東妻三郎 6番手 別題に『影法師(1950)』 ともある
助演1950『悲恋草』  松竹(京都)  主演=水谷八重子(舞台大女優)、阪東寿三郎(歌舞伎大名優) 文芸 別『悲恋華』
主演1951『怪塔伝』  松竹(京都)  鶴田の時代劇唯一の3役、侍物
主演1952『弥太郎笠 前後篇』  新東宝=新生プロ  りゃんこの弥太郎  股旅
助演1953『花の生涯 彦根篇 江戸篇』  松竹(京都) 主演=松本幸四郎(初代松本白鸚) 、幕末物
主演1954『やくざ囃子』  東京映画=滝村プロ(配給は東宝) 股旅
主演1954『此村大吉(1954)』  大映(京都)  此村大吉  今は知名度が落ちている有名な此村大吉題材
助演1954『忠臣蔵 花の巻、雪の巻』(忠臣蔵(1954))  松竹(京都)  毛利小平太   主演=松本幸四郎、高田浩吉
10
主演1955『獄門帳』  松竹(京都) 文芸的
助演1955『続宮本武蔵 一乗寺決闘』  東宝  佐々木小次郎  主演=三船敏郎
助演1955『応仁絵巻 吉野の盗族』  松竹(京都) 主演=高田浩吉
主演1956『あばれ行燈(1956)』  新東宝  股旅
助演1956『宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島』(決闘巌流島)  東宝  佐々木小次郎   主演=三船敏郎 
主演1956『眠狂四郎無頼控』  東宝  眠狂四郎(初代) 眠狂四郎の初の映像化
主演1957『眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法』  東宝  眠狂四郎
主演1957『柳生武芸帳(1957)』  東宝  三船敏郎とダブル主演 柳生もの柳生武芸帳
主演1957『おしどり喧嘩笠』  新芸術プロ(配給は東宝)  美空ひばりがヒロイン 股旅  ☆通産時代劇映画主演10
主演1957『地獄花』  大映(京都) 文芸的
20
主演1958『柳生武芸帳 双龍秘剣』  東宝  三船敏郎とダブル主演 柳生もの柳生武芸帳
助演1958『忠臣蔵(1958)』  大映(京都)  岡野金右衛門  事実上の出番は劇中2番手 主演=長谷川一夫 助演のみ10
主演1958『天竜しぶき笠』  大映(京都)  股旅
助演1958『天保水滸伝(1958)』  松竹(京都)  平手造酒   主演=高田浩吉 天保水滸伝題材
主演1958『旅姿鼠小僧』  東宝  鼠小僧次郎吉
主演1959『戦国群盗伝(1959)』  東宝   三船敏郎とダブル主演 
主演1958『眠狂四郎無頼控 魔剣地獄』  東宝   眠狂四郎 3作の完結編
助演1958『弥次喜多道中記夫婦篇 弥次喜多道中双六』(弥次喜多道中記) 東宝
助演1959『森の石松幽霊道中』  宝塚映画(東宝の配給) 追分三五郎(2番手)   主演=加東大介 
助演1959『暴れん坊森の石松』  宝塚映画(東宝の配給)  追分三五郎(2番手) 主演=加東大介
30
助演1959『日本誕生』  東宝  主演=三船敏郎 紀元前舞台
助演1960『半七捕物帖 三つの謎』  東映(京都)  主演=片岡千恵蔵
助演1960『森の石松鬼より怖い』  東映(京都)  小松村七五郎 主演=中村錦之助 時代劇と現代劇のミックス
主演1960『狐剣は折れず 月影一刀流』  東映(京都)
主演1961『鳴門秘帖(1961)』  東映(京都)  法月弦之丞
主演1961『鳴門秘帖 完結篇』  東映(京都)  法月弦之丞
主演1961『白馬城の花嫁』  東映(京都)  美空ひばりとダブル主演 ☆通産時代劇映画主演20 明朗歌謡物
主演1961『幽霊島の掟』  東映(京都) 主演=大川橋蔵 両御大なしのオールスター
助演1962『さくら判官』  東映(京都)  2番手的役柄    主演=片岡千恵蔵 遠山の金さんシリーズ
主演1963『次郎長三国志(1963)』  東映(京都)  清水次郎長
40
主演1963『続・次郎長三国志』  東映(京都)  清水次郎長
主演1964『次郎長三国志 第三部』  東映(京都)  清水次郎長
主演1965『いれずみ判官』  東映(京都) 遠山金四郎(遠山の金さん)
主演1965『次郎長三国志 甲州路殴り込み』  東映(京都) 清水次郎長 4作目の完結編   ☆通産時代劇映画主演26
助演1969『賞金稼ぎ(1969)』  東映(京都)  徳川家重   主演=若山富三郎  助演のみ19
45



*ここではしていませんが『影法師(1950)』 を1本扱いとする場合は助演と出連数が1本増えます。さらに『森の石松鬼より怖い』は千恵蔵×マキノ雅弘の黄金コンビ名作の『続清水港』のリメイクで、小松村七五郎は(劇中では小松村の七五郎)ですが、小松村七五郎が多く、森の石松の地元の兄貴分で作中の重要な役柄です。今では映像化が減少し、あまり知られていませんが、小松村七五郎は歴代の多くの名優が演じている有名な役柄です。



鶴田浩二は戦後のみとした場合の主演スターとしては日本映画でもっとも映画に出演しました。戦前含むと300作以上に主演スターで出演した片岡千恵蔵や市川右太衛門、長谷川一夫がベスト3で上位、ここでは嵐寛寿郎は助演と脇役メイン時代が膨大110本を越すので上に含んでいません。

鶴田浩二の260作ほどの映画出演で、215作の(時代物の江戸時代以降を含む)現代劇、45作の時代劇映画に出演、26作の主演で助演は19作でした。一世を風靡した1960年代から1970年代前半の東映時代は主に任侠物、やくざ物、戦争物、1940年代後半から50年代前半の初期の松竹時代は若者や青春物にも主演出演しました。現代劇映画のほうがメインとはなりますが、時代劇でも十分に大活躍しました。


鶴田浩二は大先輩俳優、大先輩の映画スターでもあるわけですが長谷川一夫の1948『遊侠の群れ』 で初めて時代劇映画に出演しました。その次に阪東妻三郎とも共演、時代劇を学び、俳優としての幅を大きく広げることになったといえるでしょう。その後、現実の師といわれる高田浩吉、ライバルの三船敏郎と共演やダブル主演、美空ひばりなどと共演、

実は片岡千恵蔵に次ぐ、御大ともいわれた市川右太衛門との共演の時代劇映画は1作もありませんでした。これは以外といえば以外かもしれません。映画やドラマファンとしては見たい共演でした。忠臣蔵、清水次郎長、遠山金四郎、股旅物、宮本武蔵、眠狂四郎、鼠小僧次郎吉、鳴門秘帖、天保水滸伝、いわゆる柳生物など幅広くの有名題材出演、主演の大活躍しました。


『新選組(1973)』(東映の製作)は、東映映画時代の大先輩の片岡千恵蔵が歴代最多の7作の映画に主演、定着させたことも大きく影響していると考えられ、鶴田浩二という大スターがいまだ有名題材に大スターが出演、主演していないことからテレビドラマの制作につながりました。東映つながりでもあるわけです。





1961年東映作品しおり 半七捕物帖 三つの謎 B5サイズ・2つ折りタイプ 片岡千恵蔵 鶴田浩二 東千代之介 映画パンフレット・兼用

『半七捕物帖 三つの謎』は片岡千恵蔵と鶴田浩二の時代劇の初共演作にして、半七捕物帖題材の捕物時代劇映画です。三大スター片岡千恵蔵(主演の半七役、現代劇でいうと刑事の職務)、鶴田浩二(主要)、東千代之介(主要)は直ぐにわかる方が多いと思いますが、4人目(主要)は誰でしょうか。

4人目は沢村訥升(さわむらとっしょう)のちの歌舞伎俳優の九代澤村宗十郎です。彼は俳優の勉強に一時的に東映映画の時代劇スターとして活動していました。約3年後に歌舞伎俳優の専門に戻りました。この映画のプロデューサーは玉木潤一郎、監督は巨匠佐々木康です。





鶴田版の『新選組(1973)』が作られる流れには、有名題材がまだという理由、大先輩の新選組映画7作による題材の通産最多観客動員、さらに最大のライバルのヒットの存在がありました。



今回の裏記事 裏側で独自展開中 歴代大社長さえも尊敬するGメン形成男一代からハロプロ含む歴史70年 Gメン令和元年


姉妹ブログの新記事生き天国生き地獄 大映映画を巡る四大六大花火の交差点と伝説書籍「千恵蔵映画」














にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 新選組, 鶴田浩二, 三船敏郎, 片岡千恵蔵, 三益愛子, 近藤勇, 清水次郎長, , 沢村訥升, 宮本武蔵,

[ 2019/09/24 23:00 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(5)

伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹




親子は血のつながりだけがすべてではありません。養子も親子ですし、師弟のつながりもある意味で親子かもしれません。また、中島貞夫のように映画監督として映画人としての尊敬から、歴代巨匠マキノ雅弘のことをオヤジと慕う人物がいます。これも血のつながりに縛られない親子の形かもしれません。


前回の記事を踏襲した「伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹」のスタートです。





前回記事⇒四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群





のちの名プロデューサーの一次的弟子入り志願 演出補佐の意味






飯島敏宏は、子母澤寛(子母沢寛)原作のテレビドラマ版の国際放映とTBSの時代劇ドラマ『父子鷹(1964)』(全15話)に参加しています。後の勝海舟となる息子の麟太郎を育てた、豪傑な父の勝小吉(中村竹弥=TBSテレビ専属の時代劇スターで多くの人気時代劇で主演、好評を博した)を主人公に周囲の人々の交流などを交えて描いた時代劇です。

勝海舟の誕生には父親の存在が大きいという解釈を交えた作品で、個人的にも視聴しています。以前にCS放送のホームドラマチャンネル(松竹のCSチャンネの一つ)で放送されましたが、最近はモノクロ作品が放送されず残念で、自宅のVHSに録画が残されています。

地味ながら主演をきちんと使って見せ場を作るなどの実に基本的な作りで見ごたえがある話数がありました。豪傑ながら芯があり優しい中村竹弥の好演が随所に光ります。妻役は小山明子です。


飯島敏宏はこの『父子鷹(1964)』に演出ではなく、演出補佐という形で参加しています。これには大きな意味があったのではないかと考察しています。何故なら『父子鷹(1964)』の時点、現代劇と時代劇のテレビドラマで演出経験が20作に迫るそこそこの履歴でありながら、演出補佐で参加することは比較的珍しいことであり、”事実上の一級の映画監督への一時的な弟子入り志願”ともいえるでしょう。

戦前の時代劇黄金期を経験している時代劇のベテランの滝沢英輔(重要な1、2話担当)や中川信夫から時代劇、時代劇映画、時代劇ドラマや現代劇の制作につながるの多くの要素を学んだことが考えられます。のちのプロデューサーと演出の代表作の一つ『俄-浪華遊侠伝-』(1970年の時代劇ドラマ)にも影響や経験があるものかと考えられます。






テレビドラマスター中村竹弥と歴代丹下左膳







飯島敏宏の『父子鷹(1964)』の演出補佐のときの主演俳優の中村竹弥は、いわゆる日本のアウトローヒーロー的位置づけの丹下左膳も演じています。日本の実写歴代10位に入るレべルに位置する有名な主演の役柄です。


丹下左膳(3巻組) [DVD]
丹下左膳(3巻組) [DVD]


中村竹弥が主演した丹下左膳の1966年放送のテレビドラマ版、放送期間は2クールの30分枠で放送されました。

丹下左膳は1920年代から多くの大スターや名優が演じてきました。主演150作強で日本映画の歴代上位ベスト5級の活躍をした大河内傳次郎は1928~1954年までの26年18度演じ、主演代表作は少ないが現代劇と時代劇を合わせてどうにか主演数100を越した苦難の映画スター水島道太郎は、恩人のマキノ雅弘とのコンビで3度、

大河内傳次郎以来の好評を得た東映の上位の映画スターの大友柳太朗は1958~1961年の日本映画の最大の黄金期に5度演じ、観客動員もそこそこの数字を残したと考えられます。1960年代に丹波哲郎、中村錦之助も映画で1度のみ演じました。映画は大河内傳次郎、次いで大友柳太朗が基本的な評価順です。

テレビドラマでは丹波哲郎が1958年から30分枠で半年間、丹波版の映画は1963年のため、テレビの後に映画でも丹下左膳を演じたことになります。辰巳柳太郎、松山英太郎、緒形拳、若山富三郎、高橋幸治、藤田まこと、最近は中村獅童が2004年に単発で演じています。個人的にはテレビは高橋幸治版が市川崑が関与したという面においても印象に残ります。1965年の大河ドラマ『太閤記』の織田信長役の印象が強いころに演じたということも大きな理由です。





飯島敏宏につながる2巨匠の滝沢英輔中川信夫A 滝沢英輔





滝沢英輔マキノ雅弘(当時マキノ正博)の「浪人街シリーズ」の3作や「崇禅寺馬場」(1928)などの名作の助監督を経て、マキノプロダクションの映画監督デビュー、『パイプの三吉』(1929)は高評価、前進座とP.C.L.(現東宝)の「戦国群盗伝」の前後編(1937)、東宝の『忠臣蔵 前篇』(1939)や年間上位の大ヒット『伊那の勘太郎』(1943)、名作時代劇の日活『国定忠治』(1954)、『白夜の妖女』(1957)、裕次郎映画の年間上位の大ヒット『世界を賭ける恋』(1959)、『しろばんば』(1962)、「男の紋章シリーズ」の4作(1964~1965)などを時代劇や現代劇と多くの代表作を残した80作強の映画監督、事実上の巨匠です。

戦後の日活映画は裕次郎映画の舛田利雄など、ほとんどが若手監督中心のため、数少ないベテランである彼が監督として、上手なバランスの役割を果たした貢献も存在します。


現在視聴できない作品もありますが、個人的には何度か見返している名作時代劇の『国定忠治』(1954)がもっとも一番好きです。基本的ながら実にきちんとしている内容で、丁寧さの中にも上手なメリハリ、展開、演技などバランスが良く上手で、テーマに忠実な実に正当派、総合的に映画としても優れています。

主演の名舞台俳優の辰巳柳太郎が新国劇で当たり役に一つにした国定忠治の映画、国定忠治が賭場で負けて捕まり、子分になったまま親分の下で大喧嘩へ参加した際、相手の親分の首を偶然ながら斬り取ってしまう場面が序盤にありますが、驚きと充実の「とったぞー」の叫び演技と合わせて場面の流れのスリリングさと噛み合いが記憶に残ります。



新国劇 極付 国定忠治 [DVD]
貴重な辰巳柳太郎主演の『国定忠治』の舞台新国劇 極付 国定忠治 [DVD]

上記写真は、国定忠治が大文字の英語で表示されていますし、同時に販売元のNHKが海外に発信したい意味も込められています。NHKとといえば海外へ都合よく逃げているとよく言われることが多いわけですが、これは非常に良いことなのでじゃんじゃんやるべきです。海外舞台が好きなスタンダードではない、日本の独自な伝統舞台の良さがあるからです。

日本舞台の主演男優のある意味ナンバーワンの大名優といわれた、辰巳柳太郎の円熟の演技が冴えています。共演の長年の盟友の島田正吾と新国劇後輩の緒形拳の役回りにも注目です。





飯島敏宏につながる2巨匠の滝沢英輔中川信夫B 中川信夫




中川信夫=市川右太衛門の右太プロ(=市川右太衛門のプロダクション)で1934年に映画デビュー、初期は地味ながらの活動、東宝で榎本健一の喜劇時代劇の『エノケンの森の石松』(1939)や『エノケンの誉れの土俵入』(1940)などを手掛け、『東海道四谷怪談』(1959)、『地獄』(1960)が有名な怪談映画は特に大きく、「怪談累が渕」、「亡霊怪猫屋敷」などの怪談、怪猫物も手掛けました。有名題材の「右門捕物帖」2作、「旗本退屈男」2作、大スター嵐寛寿郎のほぼ主演の映画出演300本記念『影法師捕物帖』(1959)の意味がある作品や遺作のATG作品『怪異談 生きてゐる小平次』(1982)も一定の評価を得ました。100作近い映画を残し、彼も巨匠といわれています。


個人的に最近の中川信夫の視聴映画作は、原作の尾崎士郎、主演の宇津井健の新東宝映画『雷電』(1959)、『続 雷電』(1959)が印象に残ります。いわゆる伝説の相撲取り、勝率9.5割強の雷電為右衛門(らいでんためえもん)を恋や力士道、激動を描く文芸要素を交えて描く時代劇映画です。ヒロインの北沢典子の出番も多め、前編は激動の少年期からの青年期に至る部分の流れは河川の集団喧嘩シーンなども良く、後編は兄弟子の谷風を演じた事実上劇中3番手の坂東好太郎(戦前に活躍した時代スター)が名演が光りました。後半は無理にまとめようまとめようの展開のわずらわしい部分に難があり、個人的には前半のほうが好きです。


映画『雷電』は『続 雷電』も同様の同様のオープニングが流れますが、オープニングがもっとも印象に残ります。出だしに「雷電、雷電・・・」と相撲を見ている観客を連想させる掛け声から始まる良い味、良いオープニング曲となっています。音楽は特撮曲の印象が強く、映画も多数の音楽を手掛けた渡辺宙明です。




中川信夫傑作撰DVD-BOX (初回限定生産)
中川信夫傑作撰DVD-BOX (初回限定生産)

中川信夫の怪談『東海道四谷怪談』、『亡霊怪猫屋敷』、『女吸血鬼』、『地獄』、『怪談かさねが渕』の映画5作とドキュメンタリー番組の「映画と酒と豆腐と ~中川信夫、監督として 人間として~」と予告編3本の収録は貴重です。







飯島敏宏の時代劇代表作に草間の影から両名の顔!?





時代劇というものは現代でいうと実写版のアニメの要素が強く、現代劇以上に創作する能力を求められます。現代劇はリアルさに行きがちですが、時代劇は作品によって異常なリアルさもありながらも、同時に非リアルな部分のメリハリも求められます。演出であれ、演技であれ、脚本の展開であれ、照明であれ、撮影であれ、設定であれ、現代劇だとおかしくなる要素を上手に描ける魅力があります。

飯島敏宏のプロデューサーや演出、実積の、縁の下、陰の立役者には『父子鷹(1964)』の演出補佐の経験が何処かの制作に備わっていたことでしょう。中川信夫と滝沢英輔との関わりの経験は特に時代劇作品ということがありますが、『俄-浪華遊侠伝-』(1970)へ影響をもたらしているはずです。




*姉妹ブログも更新いたしました。
映画概念 時代劇六大スター&七剣聖&日活三大スター&大映四大スター&両御大体制の禁断






にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 飯島敏宏, 中村竹弥, 中川信夫, 滝沢英輔, 父子鷹, 辰巳柳太郎, 緒形拳, 雷電為右衛門, 大河内傳次郎, マキノ雅弘,

[ 2019/08/29 19:39 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群







前回の流れで名プロデューサーの飯島敏宏の履歴に迫ります。今回はあえてシンプルな記事にしてみました。

飯島敏宏はいわゆるプロデューサー専任ではなく、演出(監督)、脚本も担当、トータルはプロデューサーの履歴が強いため、プロデューサーとして定着している人物で、特に特撮やホームドラマや不倫テーマの3つの路線の連続ドラマを中心に活躍しました。

ちなみに大プロデューサーの石井ふく子はテレビドラマの演出(監督)、脚本は担当していません。簡単には飯島敏宏はプロデューサーだけではなく多彩なジャンルの活動、石井ふく子の活動は専任方向でした。


「四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群」のスタートです。




前回記事⇒テレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たち





四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群







飯島敏宏はテレビドラマの代表的作品群

プロデューサーと演出(部分的)
月曜日の男』 1961~1964 全159話 最高視聴率40.9% 探偵、事件もの30分枠 待田京介など 
『俄-浪華遊侠伝-』 1970 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第2作 ギャラクシー賞の第14回期間選奨受賞 林隆三、藤村志保など
金曜日の妻たちへ』 1983 全14話  不倫もの「金妻」シリーズの第一作 古谷一行、いしだあゆみなど
金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?』 1984 全14話 22時台で最高視聴率20%越え  高橋恵子、竜雷太など 
金曜日の妻たちへIII 恋におちて』 1985 全14話  第3回ATP賞人気番組賞受賞  古谷一行、いしだあゆみなど
『金曜日には花を買って』 1986~1987 全14話  「金妻」シリーズの関連作  篠ひろ子、奥田瑛二など



金曜日の妻たちへ [レンタル落ち] 全7巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
金曜日の妻たちへ 全7巻セット 古谷一行的には大ヒットを記録したテレビドラマ版の「金田一耕助シリーズ」に次ぐ、代表的なものともいえるでしょう。金曜日の妻たちへの後に表記が第一章の扱いが追加されています。




監督のみ (部分的)
『柔道一代』 1962~1964 30分枠 全95話 柔道、スポーツもの 御木本伸介など
『ウルトラセブン』 1967~1968 全49話 最高視聴率30%越え 中山昭二、森次浩司(現森次晃嗣)
『風』 1967 1967~1968 全41話  4度参加  栗塚旭、土田早苗  最高視聴率20%越え 京都市民映画祭で受賞歴有

監督と脚本 (部分的)
『ウルトラQ』 1966 全28話 監督は重要な1話を含む6度参加 最高視聴率35%越え 佐原健二、桜井浩子など
『ウルトラマン』  1966~1967 全39話  監督は重要な1話を含む7度参加  最高視聴率42%越え 黒部進、小林昭二など
『泣いてたまるか』 全80話 最終回など最低でも数度は担当  渥美清
『怪奇大作戦』  1968 全26話 監督は重要な1話を含む5度参加  勝呂誉、岸田森など


プロデューサーのみ 特に大きい作品
『冬の旅』 1970 全13話  「木下恵介・人間の歌シリーズ」第1作 第8回ギャラクシー賞第13回期間奨励賞受賞 あおい輝彦、大谷直子など
『白い夏』  1972 全18話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第8作 ギャラクシー賞第22回期間選奨受賞対象、芸術選奨受賞  芦田伸介、十朱幸代など
それぞれの秋』 1973 全15話  「木下恵介・人間の歌シリーズ」第12作 第11回ギャラクシー賞受賞作品など多数のミネート 名作 小林桂樹、小倉一郎など
『バラ色の人生』 1974 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第14作  第7回テレビ大賞優秀個人賞受賞対象 寺尾聰、仁科明子(現仁科亜季子)
『もうひとつの春』 1975 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第18作 小林桂樹、小倉一郎
『冬の運動会』 1977 全10話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第24作の最終作 名作  いしだあゆみ、根津甚八、加藤治子など
『男たちによろしく』 1987 13話 田村正和、古谷一行など

企画 代表的なもの
『毎度おさわがせします』 1985 全12話  小野寺昭、篠ひろ子、中山美穂など







「ウルトラシリーズ」「風」「木下恵介・人間の歌シリーズ」「金妻」 四方向活躍クロニクル






飯島敏宏はプロデューサーと演出、監督のみ、監督と脚本、プロデューサーのみ、企画、事実上の5方向で結果を残しました。特にプロデューサーと演出、監督のみ、監督と脚本、プロデューサーのみの4つのそれぞれで代表的なものを3つ以上残しています。プロデューサーの通産では連続ドラマだけで13以上の代表的作品を残しています。


特撮のテレビドラマの確立に貢献の「ウルトラシリーズ」の初期、監督のみの『ウルトラセブン』、それより制作前の監督と脚本の『ウルトラQ』、 『ウルトラマン』 も意味がある活動でしたが、プロデューサーと演出は、159話が放送された推理&解決物の1時間連続ドラマ『月曜日の男』は大きな転機となったといえるでしょう。最高視聴率40.9%を記録しました。初の大ヒットに関与、放送批評家賞(ギャラクシー賞)第14回期間選奨受賞の『俄-浪華遊侠伝-」(「木下恵介・人間の歌シリーズ」第2作)からさらに活躍に流れに入ります。


監督のみの『風(1967)』は、京都映画祭(当時は京都市民映画祭扱い)のテレビ映画部門の受賞歴を持つ、のちに「必殺シリーズ」等(松野宏軌は多数のシリーズに監督で参加)につながる1960年代の松竹制作の代表的なテレビドラマの一つです。

プロデューサーと部分的演出は、やはり『金曜日の妻たちへ』は「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」という番組名のパロディされたバラエティ番組が作られるなど名作です。プロデューサーのみの担当作は『それぞれの秋』と『冬の運動会』は印象に残り、向田邦子の上位の代表的な脚本担当作、『それぞれの秋』は親子関係の微妙な部分に上手に踏み込んだ印象が強く、『冬の運動会』の4つでの加藤治子といえば「大岡越前シリーズ」の大岡越前(大岡忠相)の母親もありますが、こちらも話数が少ないながらも存在の印象が強めです。



木下惠介生誕100年 木下恵介・人間の歌シリーズ それぞれの秋 DVD-BOX
木下惠介生誕100年 木下恵介・人間の歌シリーズ それぞれの秋 DVD-BOX
視聴率以外の日本のテレビドラマを語る上で比較的重要な作品 巨匠木下恵介がさまざまな映画で”人間とは何か”、苦しくも哀しくいとおしい”本当の人間”の姿を追い求めたように、その気持ちを継承したテレビドラマの作品群が「木下恵介・人間の歌シリーズ」であり、『それぞれの秋』は上位の代表的な1本です。





「木下恵介・人間の歌シリーズ」や「金妻」シリーズなどの多くのヒット作に関与したことから、TBSを離れて木下プロ(木下恵介プロダクション、現在はドリマックス・テレビジョンに変更、映画巨匠の木下恵介による創立の初期はテレビドラマ制作会社)の社長も経験しています。



冬の運動会 [DVD]
冬の運動会 [DVD]
posted with amazlet at 19.07.29
キングレコード (2002-04-24)
売り上げランキング: 191,368

冬の運動会は日本テレビ系の2005年に3時間枠の長編ドラマとしてリメイクされています。この際は岡田准一、長谷川京子などの出演でしたが、ドラマを知る物としてはやはり1970年代の名作です。あの独自の雰囲気の味わいは現代だと茶番劇にもなってしまいもう作れません。


今記事の裏側進行の新記事 2019・8・15
現代進行形Gメンのテレビ&映画ねっとり絡み合い 新耳と殴り込み



姉妹ブログの新記事
日本国を未来永劫平和に導く究極リーダー「歴代の北条時宗映画」

その裏通り
革命児渡辺邦男の83作とオードリー・ヘプバーン ただの過去英雄譚ではなく多様評価時代






にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 金曜日の妻たちへ, 飯島敏宏, 中居正広の金曜日のスマイルたちへ, 月曜日の男, , 古谷一行, それぞれの秋, 「木下恵介・人間の歌シリーズ, 石井ふく子, 木下恵介,

[ 2019/07/29 16:59 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(1)

テレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たち




今回はテレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たちと題してスタートします。





前回記事⇒松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優





日本のテレビドラマを代表するプロデューサー飯島敏宏の意外な初期活動








飯島敏宏は日本のテレビドラマを代表するプロデューサーの一人です。前回記事でも取り上げている『風(1967)』では監督の一人に過ぎませんでしたが、その後、プロデューサーと演出としてTBSのドラマを中心に活躍していきます。

TBSの演出家を経て、全体的にプロデューサーの「木下恵介・人間の歌シリーズ」、プロデューサーと演出の「金曜日の妻たちへシリーズ」、企画は『毎度おさわがせします』などの代表作を残しています。





飯島敏宏は特に初期ですが、時代劇ドラマとも大きな関わりがありました。これはあまり知られていない部分かもしれません。作品が現存していないためがもっとも大きな部分ですが、彼ののちの現代劇ドラマの成功の裏には時代劇ドラマの経験が強くあったのではないでしょうか。

初期の1960年代までの主なものとして1959年から『鳴門秘帖』、『朝焼け富士』、東芝日曜劇場内の1961年『赤西蠣太』、1967年に『風(1967)』などを演出しています。






国民作家の吉川英治の世界的に知られる「宮本武蔵」に次ぐ代表作






鳴門秘帖」は国民的、さらに世界的に知られる有名小説「宮本武蔵」に次ぐ、国民作家の吉川英治の上位代表作の一つで戦前から市川右太衛門、嵐寛寿郎(前芸名の嵐長三郎名義も含む)、長谷川一夫など時代劇映画を代表する俳優たちで映画は21作が作られた有名小説です。『朝焼け富士』は市川右太衛門の主演で東映の1953年に前後作が映画公開され、監督は松田定次です。偶然です。

飯島敏宏がのちの『風(1967)』で同作品に監督として参加する、あの巨匠松田定次の映画監督時代の作品をテレビドラマで演出していたことになり、『風(1967)』の監督同士で関与することはこの時点で必然でした。


鳴門秘帖 DVDBOX

NHKのBS時代劇で全10話放送された『鳴門秘帖(2018)』のテレビドラマです。数多くの映画スターが演じてきた主人公の法月弦之丞を2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』の土方歳三役の印象が強い山本耕史が演じました。1955年代からこのドラマの2018年時点で63年を越す、時代劇歴長期間の大ベテラン中村嘉葎雄も出演しています。






時代劇革命を巻き起こした『赤西蠣太』の映画とテレビドラマ






赤西蠣太』は1936年に映画主演350作級の歴代大スター片岡千恵蔵(赤西蛎太と原田甲斐の2役)と巨匠の伊丹万作の名コンビで千恵プロ時代に映画化された代表作の一つのドラマ版で、原作は文豪の志賀直哉、3度のドラマ化されています。

最初がTBS系東芝日曜劇場の228話、映画主演100作の名優の水島道太郎が主演の1961年版、石井ふく子がプロデユーサーで演出が飯島敏宏、脚本はオリジナルの伊丹万作、2度目がANNことテレビ朝日系のMBS、「テレビ文学館-名作に見る日本人-」の第3回として放送され、名古屋章が赤西蠣太を演じたと考えられ、脚本の茂木草介と演出の信太正行はほぼ一般的に無名な人物です。

3度目が巨匠の市川崑と名優の北大路欣也のコンビで1999年にテレビ東京系で2時間枠の長編ドラマが作られています。脚本はオリジナルの伊丹万作赤西蠣太(赤西蛎太の表記もあり)、戦後直後から大映映画の全盛期に美術で活躍、その後は美術の活動も継続しながら映画プロデューサーとしても5作強の代表作を残し、日本映画界の功労者の西岡善信がプロデユーサーと美術で参加、

市川崑伊丹万作を深く尊敬し、大きな代表作の「赤西蠣太」と「国士無双」に自分の映画監督感の影響を受けたのは有名な話です。のちの千恵蔵が初代の「金田一耕助シリーズ」の石坂版をいくつか監督しているので事実上の片岡千恵蔵の影響も同時に深く受けています。


「赤西蠣太」と「国士無双」の幅広い影響は、その後の日本映画に多大な影響を与え、喜劇俳優の榎本健一や古川ロッパなどの東宝の喜劇時代劇映画やわたしも彼の名前ばかり出すのは大嫌なのですが、戦後の黒澤明の西部劇と時代劇を掛け合わせた『七人の侍』、『用心棒』のありえない血しぶきなどの斬新な時代劇映画や現在のアニメにつながるまで構想、発想にも大きな影響を与えています。





赤西蠣太(赤西蛎太)の主な映像化作品
1936年の映画   主演=片岡千恵蔵 監督と脚本=伊丹万作
1961年のドラマ  主演=水島道太郎 演出=飯島敏宏  脚本=オリジナルの伊丹万作
1968年のドラマ  主演=名古屋章 演出=信太正行  脚本=茂木草介
1999年のドラマ  主演=北大路欣也 監督=市川崑  脚本=オリジナルの伊丹万作





市川崑は以前から敬愛する先輩監督の赤西蠣太を自分が監督してみたい作品だったことでしょうし、本当は映画で赤西蠣太をやりたかったでしょうが、残念ながら映画ではなくテレビドラマになってしまいました。

ですが再び赤西蠣太を映像化することに成功、その伊丹版の主演の千恵蔵と縁がある北大路の主演を実現させました。北大路欣也は大スター市川右太衛門の実子ですが、俳優としては父のライバルの一人だった片岡千恵蔵のほうが大きいと考えています。

影響、例えば忠臣蔵映画1959「忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻」で千恵蔵が演じる大石内蔵助の息子役の大石主税を演じているなどもありますが、この作品で赤西蠣太を演じているだけではなく、テレビドラマを含めた通産で演じた役柄もありますが、時代劇だけでなく現代劇にも強く進出し、両方で大きな功績をあげるなど、多彩に活躍した片岡千恵蔵の影響のほうが大きく、市川右太衛門は多彩な挑戦を控えて、時代劇の一方向の演技や同方向性を最後まで貫いた系の俳優でもあるからです。

ユーチューブなどにあるかもしれませんが、北大路欣也はまだ全員だったときのTOKIOのフジテレビの深夜バラエティ番組に出た際に片岡千恵蔵市川右太衛門の両御大ことや影響、偉大過ぎる先輩への尊敬の想いに関しても少し話しています。






赤西蠣太の映画3バージョンと北大路欣也×市川崑のドラマバージョンの商品化?






赤西蠣太の映画は3バージョンが存在しています。

赤西蠣太は公開時のオリジナル88分版(制作=片岡千恵蔵の映画会社の千恵プロ、配給=日活)と現存78分版、現存77分版の3作があります。現在も残っているのは後者の2バージョンです。



片岡千恵蔵×伊丹万作の「赤西蠣太」 映画の3バージョン
1.赤西蠣太 公開時のオリジナル88分版
2.赤西蠣太 現存78分版
3.赤西蠣太 現存77分版(商品化版)




赤西蠣太 [VHS]
赤西蠣太 [VHS]
千恵プロの著作権を持つ日活が1995に発売したVHS版です。1936年に眉毛を異様にぶっとくしたことも斬新、現代なら売れていない若手俳優や脇役、B級俳優、アングラ系俳優ならまだわかる演出部分ですが、しかもそれを一級の国民的映画大スターが当時に演じたところにも大きな意味がありました。このことも大きな革命でした。

外れればただの滑稽(こっけい)な失敗作の可能性があった中で、千恵蔵以外の他のスター俳優なら断固拒否していたことでしょうが、上司でもあり主宰の千恵蔵は革新的、斬新な万作の映画案を驚異的ともいえる柔軟な考え方で受け容れ、この映画の個性の数々が実現しました。


主演=北大路欣也 監督=市川崑の1999年のドラマ「赤西蛎太」は商品化はされていませんが、CS放送の時代劇専門チャンネルでハイビジョン版として放送され、個人的に録画しています。そちらで視聴可能です。




姉妹ブログの新記事⇒新神風は吹かなかった 戦地消失した日本制作インド映画IN将来名優
新神風とは、日本制作インド映画?? 将来名優とはいかに・・



裏記事は来週から再来週中を予定しています。
場所⇒偽者Gメンたちが本物Gメンたちを救う極瞬間 Gメン70周年と未来






にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 飯島敏宏, 北大路欣也, 吉川英治, 市川崑, 赤西蠣太, 伊丹万作, 西岡善信, 鳴門秘帖, 市川右太衛門, 片岡千恵蔵,

[ 2019/06/27 00:02 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(3)

松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優





知る人ぞ知るマニアックな俳優の影山泉(かげやまいずみ)についてさらに踏み込んでいきたいと考えています。泉ですが、男性です。現代だと女性の名前のように思われる名前が当時は男性でした。


男性にも使われている現代だと女性のように思われる名前は、影山泉のように泉のほかにも勝美、正美などの名前の男性も一定の世代以上に多く存在しています。さらに例を挙げると斉藤一美(現文化放送アナウンサー)、吉田照美(元文化放送アナウンサー)のラジオ局の文化放送の後輩と先輩も男性です。今回は最後が美の4名ででまとめてみましたが、特に現在の50歳以上に多いように思えます。

「松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優」開館します。

*曰く付き=いわくつき



視聴率70パーセント俳優の数少ないアレ





男性俳優の影山泉は視聴率70パーセントを記録したとされる『日真名氏飛び出す』(1955~1962、全382話)の終盤360話台に助演で出演後に『JNR公安36号』(1962~1963、全43話)の主演出演がスタートしています。有名作に出演、貢献したので、この流れを枝分かれさせて、主演地して迎えて別作品を作ろうとした当時の製作と起用の流れがみてとれます。


影山泉が出演し、現在でも視聴できるものや商品化されているものはやはり松竹のテレビ時代劇『風(1967』(放送はTBS系列)といえます。『風(1967』は東映のテレビ時代劇『新選組血風録(1965)』の土方歳三でブレイクした栗塚旭を主演にした松竹の時代劇ドラマです。影山泉はこにの14話にゲスト出演しており、彼がどのような様な俳優だったのかを探る、知る数少ない機会となっています。




風 DVD-BOX

風 DVD-BOX
風 DVD-BOX
posted with amazlet at 19.02.20
松竹ホームビデオ (2004-10-23)
売り上げランキング: 189,959

視聴率70パーセント男を知る上においても、数少ないチャンスを目の辺りにするためにも価値がある商品化だったといえるでしょう。







1000万人ヒットをもっとも多く連発した娯楽映画の大巨匠が名作テレビドラマに貢献した現実






『風(1967』は東映の映画時代に日本でもっとも1000万人ヒットを連発した娯楽映画の大巨匠松田定次が1、2、最終話などの41話中、全15話分を勤めチーフ監督で参加しています。

このドラマを何度も観ていますが、松田定次の担当話数は攻めた内容よりは安定の内容を全体的に監督しています。松田定次は日本映画の父の大人物の牧野省三の息子(母親が正妻ではない妾)で、マキノ雅弘の腹違いの兄弟でしたが、撮影時代からすると戦前の1920年代からのベテランなのできちんとした『風(1967』の骨組みとなる基礎や軸となる重要な話数、主人公が活躍する、作品の今後に強く影響する出来事がある話数を手掛けています。


ベテランには作品軸となるもっとも重要で基本的な話数をきちんと固めさせ、若手は作品の伸びしろの幅に貢献する話数を担当させて的確な振り分けがされていました。ちなみに松田定次の担当話数の撮影者は映画時代から女房役を長年多数で苦楽を共にすしてきた川崎新太郎です。映画時代に1000万人以上のヒットや500万人級ヒットを多数放ち大成功を収めたゴールデンコンビであり、『風(1967』においても実現したこと非常に喜ばしいことです。


*撮影者の特に映画の場合は監督からすると女房役の一面を持つ、野球で言うと投手(ピッチャー)と捕手(キャッチャー)と通じる部分もある。





TBSの名プロデューサーと異色路線で印象を残した人物





『風(1967』はのちのTBSの名プロデューサーの飯島敏宏が監督で参加、さらに大映映画で監督歴がある若手監督の西山正輝井沢雅彦、テレビドラマや映画で異色系を多数手掛けた実相寺昭雄、松竹ドラマ中心にテレビ時代劇「必殺シリーズ」などに多数長年で参加の松野宏軌などで、テレビドラマの形成に映画人が多数貢献していたことが『風(1967』からも伺い知る事ができます。



幅広くそうそうたる監督陣、同TBS系中心に放送された黄金期の「ウルトラシリーズ」の初期の形成に大きく貢献した両人の飯島敏宏や実相寺昭雄の担当話数は攻めた、作品の幅を広げる伸びしろなどの異色話数、助演にスポットを当てるなどのサブ内容の話数を任されている印象が強く残ります。




ウルトラセブン Blu-ray BOX Standard Edition
バンダイビジュアル (2017-10-27)
売り上げランキング: 22,110


飯島敏宏や実相寺昭雄は「ウルトラシリーズ」の前作の大ヒット作『ウルトラマン』との差別化を図ることになり、結果としてカルト、マニアック路線に走った『ウルトラセブン』(1967~1968年、全49話)のイメージも強く残ります。互いに監督で参加しています。






*裏側「チワワドラのテレビドラマの裏通りたち」最新公開 独自路線 Gメンたちと怪談ビデオの絆
現代と未来のGメンたちの活躍はホラー「怪談ビデオ」?!



*姉妹ブログの祭新記事
建設101年映画館 大黒座のおばあさんが語った唯一の映画俳優袋とじ




にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 影山泉, 栗塚旭, 川崎新太郎, 風(1967), 西山正輝, 井沢雅彦, 松野宏軌, 飯島敏宏, 松田定次,

[ 2019/05/29 20:19 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

驚異的TV視聴率70パーセント 東京五輪で国民を奈落地獄に落とす電通の伝説プロデューサー






罪はないが未来のある女性社員の未来を奪った過労死や当時テレビニュースではほとんど取り上げられませんでしたが、安倍晋三総理にお金を渡していた事件、韓国と密のつながりなど、さまざまなトラブルや疑惑が絶えませんが、お金を渡していた事件のその後に日本歴代や世界的な上位記録を数多く残したイチローよりも大きく劣る成績の松井秀喜(日本のみもある程度の記録があるが、メジャー歴代記録なし)へ国民栄誉賞のナゾ、何かと世間を騒がせている電通、これまでもこれからも映画やドラマに関してもさまざまなこと・・



前回記事⇒『鉄道公安36号』黄金期超豪華五大陸と「東映まんがまつり」『ゾンビランドサガ』がつながる瞬間




電通と日本国の変化 進化か退化か一概に評価出来ない進歩の数々






電通は日本のテレビの発展、発達に良いか悪いか一概にいえませんが、あきらかに日本国の電波における変化の大きな役割を担ってきた広告的企業です。ここで発展、発達の技術が進歩は一概に進化とは考えられなく、退化とも考える場合もありますが、2020年の東京五輪も事実上のリーダーとして、さまざまなスポンサーとなる企業とのつながりを持っています。


今回は前回記事の流れも踏襲しながら、その電通と日本のテレビ放送網のつながりの強化に大きく尽力した人物にも迫ります。「驚異的TV視聴率70パーセント 東京五輪で国民を奈落地獄に落とす電通の伝説プロデューサー」平成最後の会見(=記事公開のこと)です。






強制的に奈落地獄へ突き落とされるわれわれ一般国民たち





東京五輪開催をテレビはCMや番組で幅広く良い部分ばかり取り上げるが現実は大嘘だ。五輪は放送局や一部の金持ちのための遊び、遊戯や優遇された人物のみの金儲け過ぎない。ほとんどの国民はいつも通りの生活に精一杯、競技の高額な入場料(最高30万円ともいわれる)を払う余裕もないからだ。



電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民
電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民


しかも国民の背負うべき借金は今でも膨大な上に東京五輪開催のおかげでさらに膨大と化し、日本を背負う未来の子供たちはさらに事実上の生まれながらのさらなる借金を背負いながらずっと生きていくことになる。こんなの酷すぎる。いつも苦しむのは振り回されるどうにか毎日生きている一般国民だからだ。高給の芸能人や著名人は除外。

映画愛子はスポーツは好きですが、非常におかしいと感じるし、五輪は民衆の国民のためのスポーツではなく、数パーセントの優遇された金持ちが得をするスポーツの実態真実が存在しています。現実に出かけても雰囲気だけしかわからないような、しかも、テロの可能性もあるような場所の試合ならたとえ数万レベルでも高い。日本人のメダルが狙えない競技は安いらしいですが・・

ドラマブログで何故、五輪が登場するのかと思われる方もいるかもしれませんが、下記でも取り上げます。東京五輪とテレビドラマも関与しています。






鉄道公安36号』と影山泉と日真名氏飛び出す





鉄道公安36号』は前身の『JNR公安36号』(1962~1963、全43話)の後継ドラマです。2作を共通して主演的に描かれた北村主任(俳優=影山泉)は1962~1967までの5年間、43話プラス198話の主導的役割をこなしました。男性俳優の影山泉(かげやまいずみ)は主演としてはこの2作のみで大きく知られており、助演で印象を残した記録は少ない俳優です。



JNR公安36号』(1962~1963、全43話)
鉄道公安36号』(1963~1967、全198話)



影山泉は創生期(真の初期)の有名な推理要素のテレビドラマ『日真名氏飛び出す』(1955~1962、全382話、ラジオ東京テレビ=現TBS系列)に多数出演していた記録が残されています。数度のゲストだったのか部分的話数範囲のみのレギュラー、準レギュラーだったのか不明ですが、少なくても自分の影山泉の姓を使用した影山主任役を演じていたことは確かのようです。







視聴率70パーセンドラマの電通伝説プロデューサーと影山の「影の癒着」か?






このテレビドラマ『日真名氏飛び出す』は映画で1940年代後半からヒットしていた多羅尾伴内(主演=片岡千恵蔵)、1940年代後半からスタートした金田一耕助(初代主演=片岡千恵蔵)などの映画の探偵(推理、刑事、拳銃、アクション、サスペンスなどの要素も)や推理小説ブームのあおりを受け、推理要素のアクションやサスペンスのある作品を考えたといわれています。


テレビドラマ『日真名氏飛び出す』の最高時は視聴率70パーセントを記録したとも言われ、電通の岡田三郎(テレビ初期のプロデューサー)が関与した作品です。多羅尾伴内や千恵蔵版の金田一耕助などの映画の流れをテレビ風に昇華しようとスタートさせた娯楽作品の形成ともいえる一本です。過剰にいうと映画のパクリ(のれんわけ)を取り入れているわけです。こうして広告のあるテレビドラマがスタートしました。


テレビドラマの成功により電通の利益はさらに膨大、さまざまな分野に関与を広げ、スポーツ(五輪)はもちろんですが、自動車、芸能や映画など多岐にわたり、総資産、連結3兆660億75百万円、単体1兆6,139億50百万円(2015年12月31日時点)に至り、現在のテレビドラマにつながっています。



電通の岡田三郎は日本のテレビドラマに初のスポンサー(提供、広告)を定着させ、後世の作品に大きな影響を与えている先駆的作品ですが、『日真名氏飛び出す』の視聴率は70パーセントといっても、この頃、特にスタート時の1955年のテレビ視聴率調査の正確性、信用性は現在よりもはるかに薄いものであり、テレビ利用者自体が少ない状況でしたが、のちの1960年代『特別機動捜査隊』や『鉄道公安36号』の頃に全国規模、利用者が大多数になりました。

これは事実上の電通やスポンサーのあるテレビドラマや現在につながるテレビドラマに関しても映画大俳優の片岡千恵蔵(現代劇においては『日真名氏飛び出す』につながる事件や探偵概念ドラマなど多数を形成した俳優)の流れや影響が大きかった一つの証拠ともいえるでしょう。







800話強が連続放送された東映の伝説の刑事ドラマ 『特別機動捜査隊』の劇中車を再現、ナンバープレートの数字も劇中のままに1965年式130Sをベース、スチールホイールやハブキャップ、アンテナやサイレンの無い黒塗りボディの出来映えも素晴らしい






平成最後と「チワワドラのテレビドラマ愛好世界」の一区切りはドンピシャか?






今回は2020年の東京五輪を迎える意味、テレビドラマの進化に大俳優やとある伝説プロデューサーや一時的に活躍した影がつく俳優も関与したことを取り上げました。平成の最後にふさわしい、疑問定義や独自性、テレビドラマの歴史、芸能を称える良い意味の一区切りになる記事になりました。わたくしチワワドラは感無量の涙です。




裏通りの新元号初の最新公開  ↓  ↓
記念碑的Gメン題材『にっぽんGメン』と各代表作の流れ 超御大と大物後輩



こちらも平成最後の公開姉妹ブログ↓ 独自な切り口の映画愛 この記事とも大きく関与している映画監督のA・K、またはK・Aも登場 ↓ 平成最後にふさわしい痛烈巨編、独自巨弾となりました。

平成完結股旅祭 股旅二大ナンバー2から浮上ナンバー1より真の映画愛を問う






にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへにほんブログ村人気ブログランキングへ
励みのポチヨロシク↑→
  

関連タグ : 電通, 影山泉, 東京五輪, 安倍晋三, 国民栄誉賞, イチロー, JNR公安36号, 鉄道公安36号, 特別機動捜査隊, 岡田三郎,

[ 2019/04/29 23:01 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(5)
チワワドラのタグクラウド

チワワドラの過去ログ +
ドラのすべてを↓でご覧ください

2020年 01月 【1件】
2019年 12月 【1件】
2019年 11月 【1件】
2019年 10月 【1件】
2019年 09月 【1件】
2019年 08月 【1件】
2019年 07月 【1件】
2019年 06月 【1件】
2019年 05月 【1件】
2019年 04月 【1件】
2019年 03月 【1件】
2019年 02月 【1件】
2019年 01月 【1件】
2018年 12月 【1件】
2018年 11月 【1件】
2018年 10月 【1件】
2018年 09月 【1件】
2018年 08月 【1件】
2018年 07月 【1件】
2018年 06月 【1件】
2018年 05月 【1件】
2018年 04月 【1件】
2018年 03月 【1件】
2018年 02月 【1件】
2018年 01月 【1件】
2017年 12月 【1件】
2017年 11月 【1件】
2017年 10月 【1件】
2017年 09月 【1件】
2017年 08月 【1件】
2017年 07月 【1件】
2017年 06月 【1件】
2017年 05月 【1件】
2017年 04月 【1件】
2017年 03月 【1件】
2017年 02月 【1件】
2017年 01月 【1件】
2016年 12月 【1件】
2016年 11月 【1件】
2016年 10月 【1件】
2016年 09月 【1件】
2016年 08月 【1件】
2016年 07月 【1件】
2016年 06月 【1件】
2016年 05月 【1件】
2016年 04月 【1件】
2016年 03月 【1件】
2016年 02月 【1件】
2016年 01月 【1件】
2015年 12月 【1件】
2015年 11月 【1件】
2015年 10月 【2件】
2015年 09月 【1件】
2015年 08月 【1件】
2015年 07月 【1件】
2015年 06月 【1件】
2015年 05月 【1件】
2015年 04月 【1件】
2015年 03月 【1件】
2015年 02月 【1件】
2015年 01月 【1件】
2014年 12月 【2件】
2014年 11月 【1件】
2014年 10月 【1件】
2014年 09月 【2件】
2014年 08月 【2件】
2014年 07月 【2件】
2014年 06月 【1件】
2014年 05月 【1件】
2014年 04月 【1件】
2014年 03月 【3件】
2014年 02月 【1件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【3件】
2013年 11月 【1件】
2013年 10月 【2件】
2013年 09月 【2件】
2013年 08月 【2件】
2013年 07月 【2件】
2013年 06月 【1件】
2013年 05月 【3件】
2013年 04月 【4件】
2012年 02月 【1件】
2011年 12月 【7件】
2011年 11月 【29件】
2011年 10月 【32件】
2011年 09月 【32件】
2011年 08月 【32件】
2011年 07月 【32件】
2011年 06月 【27件】

チワワドラ最近記事
チワワドラ生き様(全記事)
「七剣聖の映画ポスター」リンク集
  • 世の中に多様な映像スターの概念を定着させ、映画だけではなくテレビドラマ、時代劇映画、時代劇のテレビドラマ、映像芸能の世界に大きな足跡と幅広い影響を賞賛して「七剣聖の出演映画のポスター」を作成

  • 7名の総主演映画数は最低でも1600作、総出演数は2400作に上り、これは世界歴代に前人未到の功績

  • 片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎 月形龍之介を歴代トップ7と称して『七剣聖』と呼ぶ(左から主演数順)
  • 七剣聖のほかに、片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎を『時代劇六大スター』(時代劇形成の戦前1920年代後半から1940年代かけてトップ6の意味と大きな活躍、その黄金期から戦後にかけて)と呼ぶこともあり
  •  
  • 特に観客動員1位の東映は片岡千恵蔵と市川右太衛門のトップ、長谷川一夫は大映のトップとして戦後の映画黄金期(特に7年連続観客動員8億人の1955~1961)に多大な貢献と活躍、多くの後輩やテレビドラマにも大きく影響
  • これらは未来や海外に伝えるべき重要な事実
  • チワワドラからの旅立ち