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チワワドラのテレビドラマ愛好世界

「おはよう~こんにちわ~こんばんわ~おやすなさい~」のチワワドラがドラマや映画の明るい未来のために愛好世界の精神で盛り立てる新世界ブログ

大スター鶴田浩二の新選組ドラマの初の事情 最大ライバル三船敏郎を絡めた全時代劇映画45作のミステリー





今回は約1年前の2018年9月25日に公開した新撰組テレビドラマ珍々競演 3名製作者 3役映画巨匠の分岐点に戻って、異なる方向で展開していきます。

その記事では佐伯清と鶴田浩二のテレビドラマにおける関りを取り上げていました。



前回記事⇒伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹




稀代の最大ライバル鶴田浩二三船敏郎の数字における差の現実 映画からテレビへ





鶴田浩二は日本映画を代表するスター俳優の一人、戦後を代表する映画スターの一人で通産主演映画数は170本弱、出演映画数260本ほどを記録しています。戦後のみの主演映画本数は歴代1位を記録、ほぼ同期デビューの年齢も近いライバルの三船敏郎の通産主演数が80本弱(戦後のみの20位近く)、映画出演数150作弱のため、2倍ほどの主演本数や代表作本数の差、出演数も110本強の差を記録しました。もちろん数字や記録だけで評価の全てが決まるわけではありませんが、これは明確な評価の対象となります。

ヒットや中ヒット本数自体は鶴田のほうがダントツに多いが、年間1位のような大ヒットのみは三船敏郎のほうが多い、通産の観客動員は鶴田のほうが完全に凌駕しています。この2人の関係は非常に不思議です。



互いに主演10本を越えるような大きな当たり役はありませんでしたが、三船敏郎は5作以上のシリーズさえゼロ、具体的に代表的な主演の役だと宮本武蔵3部作の宮本武蔵の3本が最多(三船の助演含む宮本武蔵役は『佐々木小次郎』(監督・稲垣浩)の総集編もあるため通算5度、千恵蔵、錦之助に次ぐ歴代3位)、鶴田浩二は「博徒シリーズ」と「博奕打ちシリーズ」と2つの10作を越すシリーズ、役柄は「人生劇場シリーズ」の主演の飛車角と清水次郎長の4度が最多に恵まれました。

三船敏郎鶴田浩二はテレビドラマでもある程度の活躍をしました。三船敏郎の出演のテレビ代表作はほぼ時代劇でしたが、鶴田浩二は取り上げると長くなるわけですが、時代劇と現代劇の幅広い題材やテーマのテレビドラマに出演しました。



新選組[東宝DVD名作セレクション]
新選組[東宝DVD名作セレクション]


三船敏郎の主演で観客動員1位を獲得した1969年の新選組題材の東宝オールスター映画『新選組(1969)』です。製作は三船敏郎と巨匠で稲垣浩の盟友が同時に名を連ねている部分がポイントです。

巨匠・沢島忠の唯一の年間観客動員1位です。1位といっても残念ながらこの映画のときの日本映画事態は低迷期に入っているため、動員人数はかなり少なめです。10年以上前に作られてヒットしている1950年代の千恵蔵の最大ヒットの新選組1作のほうが観客動員は上だったと考えられます。俳優陣もいうまでもありませんが千恵蔵側のほうが格上です。

さらに『新選組(1969)』はオールスターといっても主演100作の映画の真の大スターは中村錦之助のみでした。映画主演50以上は主演順だと110作の中村錦之助、70本台の小林桂樹、三國連太郎、三船敏郎のみの4名に留まる、舞台だと名優の中村翫右衛門、その息子で映画との縁は薄いのテレビで活躍した中村梅之助、2019時点で現役の名優の中村嘉葎雄(中村賀津雄)や北大路欣也、司葉子もいますが、全体は映画スターとしてある程度、小粒の俳優が多いというのが現実です。


鶴田浩二が新撰組のテレビドラマに出演した理由には、ライバル三船敏郎でヒットした『新選組(1969)』も影響していたのかもしれません。







『新選組(1973)』と近藤勇 ラスト前の衝撃 事実上の打ち切りと削減






個人的に鶴田浩二の現在も視聴可能なテレビ時代劇の中では、この『新選組(1973)』(全19回)がもっとも好きかもしれません。上記の記事冒頭のリンク先の記事もありますが、東映とNETによるテレビ時代劇の『次郎長三国志(1974)』(全23回)も気になる作品で、これは残念ながら再放送されていません。なのでこの『次郎長三国志(1974)』が『新選組(1973)』と比べてどれほどの出来であるのか気になるところです。

年数的にもお分かりだと思いますが、『新選組(1973)』の後に『次郎長三国志(1974)』が作られ、両方とも戦前から戦後と数多くの映画が作られてきた歴史と伝統のある国民的な有名題材であり、『新選組(1973)』(全19回)と少なめでしたが、この2本ともいわゆる半年ほどの連続ドラマの2クールで作られています。鶴田浩二の通産実積というとやはり映画時代の部分が9割ほどだと個人的に考えていますが、テレビドラマにおいても絶大な信頼があったということになります。


全19話が残されており、個人的にはラスト前の18話の印象が強く、田村高廣(田村高広)の演じる京都会津の上役と鶴田浩二の近藤勇とある理由から無言の対峙、上役の部下の島田順司と共に印象に残る終盤の流れが濃厚で熾烈、複雑さと運命が強烈でした。侠客、任侠ものを経た独自な鶴田流の男らしさの体現が、このドラマの近藤勇なのではないでしょうか。

観ていない方は気になる部分ですが、今後再放送されることがあるかもしれないCS放送を観て頂きたいところです。


最初から全19話の予定で作られていたことではなさそうです。『新選組(1973)』の評判はそこそこでしたが、やはり視聴率が低く、当初は完全な2クールの26話前後を予定していたと考えられますが、事実上の打ち切り的にエピソードの幾つかは省かれ、話数を減らして19話で終了したと考えるのが普通でしょう。評判はそこそこでも、当時は今以上に視聴率に厳しく、現代はたった数パーセントのアニメが数十年も続く非常事態、当時はばっさりの打ち切りや打ち切り的に話数を減らして完結というケースも多数ありました。そのためでしょうか、最終回の最後のシーンはちょっと違和感を感じるように感じるような場面で終了しています。

ラスト前18話と最終回19話は大映映画の母物シリーズなどで知られる名女優の三益愛子のおばあさん役が出ていた印象に残ります。シーンとは上手く絡んでいるとはいけませんでしたが、存在感は突き抜けたものがあります。

全体を通すと近藤勇の鶴田浩二、土方歳三の栗塚旭(東映の連続テレビドラマで3度目の土方歳三)、沖田総司の有川博の主要の上位3名の全話出演も印象的です。



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いわゆる大映の母物シリーズ、三益愛子は世界の歴代女優で最多の30作を越す単一シリーズの主演数を記録しました。三益愛子版が当たり、東映などの外部や大映内部でも別の母物の派生作が数多く作られました。『巣鴨の母』は三益愛子主演シリーズの1本です。テレビや映画の泣きじゃくり演技は彼女の悲哀の代名詞でお家芸です。



新選組 鶴田浩二 三船敏郎 片岡千恵蔵 三益愛子 近藤勇 清水次郎長 遠山の金さん 沢村訥升 宮本武蔵 母物シリーズ



鶴田浩二と千恵蔵御大 日本映画最大の黄金期が影響した新撰組の主演のミステリー





テレビドラマにも関わることなのでそこそこな量になってしまいましたが、映画のことも触れます。鶴田浩二は下記の全時代劇映画出演数を見ていただくと直ぐにわかると思いますが、新選組題材は主演も出演の両方が1作もありませんでした。

新選組題材といえば映画スターで東映時代の大先輩である千恵蔵御大こと片岡千恵蔵は、1950年代から1960年代にかけての日本映画黄金期に歴代最多の7作の映画に主演しています。事実上のこの題材を国民的な題材にするために大きく貢献、観客動員ベスト10はありませんが、500万人でも年間ベスト10に入らないもっとも高い競争力の時期、通算7作でかなりの総観客動員を記録したと考えられていますこの影響を鶴田浩二がテレビドラマで受けていると考えられます。




鶴田浩二の全時代劇映画出演数 出演45 主演26 助演19


時代劇の主演と(脇も含む助演のトータル 確認できるもののみ 鶴田は有名な役のみを表記
脇役1948『遊侠の群れ』  松竹(京都)  主演=長谷川一夫  天保水滸伝題材、遠山の金さん要素 8番低下脇役
助演1949『影法師 寛永坂の決闘』  松竹(京都)  主演=阪東妻三郎 6番手 寿々喜多呂九平から派生の影法師物
助演1950『続影法師 龍虎相搏つ』  松竹(京都)  主演=阪東妻三郎 6番手 別題に『影法師(1950)』 ともある
助演1950『悲恋草』  松竹(京都)  主演=水谷八重子(舞台大女優)、阪東寿三郎(歌舞伎大名優) 文芸 別『悲恋華』
主演1951『怪塔伝』  松竹(京都)  鶴田の時代劇唯一の3役、侍物
主演1952『弥太郎笠 前後篇』  新東宝=新生プロ  りゃんこの弥太郎  股旅
助演1953『花の生涯 彦根篇 江戸篇』  松竹(京都) 主演=松本幸四郎(初代松本白鸚) 、幕末物
主演1954『やくざ囃子』  東京映画=滝村プロ(配給は東宝) 股旅
主演1954『此村大吉(1954)』  大映(京都)  此村大吉  今は知名度が落ちている有名な此村大吉題材
助演1954『忠臣蔵 花の巻、雪の巻』(忠臣蔵(1954))  松竹(京都)  毛利小平太   主演=松本幸四郎、高田浩吉
10
主演1955『獄門帳』  松竹(京都) 文芸的
助演1955『続宮本武蔵 一乗寺決闘』  東宝  佐々木小次郎  主演=三船敏郎
助演1955『応仁絵巻 吉野の盗族』  松竹(京都) 主演=高田浩吉
主演1956『あばれ行燈(1956)』  新東宝  股旅
助演1956『宮本武蔵 完結篇 決闘巌流島』(決闘巌流島)  東宝  佐々木小次郎   主演=三船敏郎 
主演1956『眠狂四郎無頼控』  東宝  眠狂四郎(初代) 眠狂四郎の初の映像化
主演1957『眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法』  東宝  眠狂四郎
主演1957『柳生武芸帳(1957)』  東宝  三船敏郎とダブル主演 柳生もの柳生武芸帳
主演1957『おしどり喧嘩笠』  新芸術プロ(配給は東宝)  美空ひばりがヒロイン 股旅  ☆通産時代劇映画主演10
主演1957『地獄花』  大映(京都) 文芸的
20
主演1958『柳生武芸帳 双龍秘剣』  東宝  三船敏郎とダブル主演 柳生もの柳生武芸帳
助演1958『忠臣蔵(1958)』  大映(京都)  岡野金右衛門  事実上の出番は劇中2番手 主演=長谷川一夫 助演のみ10
主演1958『天竜しぶき笠』  大映(京都)  股旅
助演1958『天保水滸伝(1958)』  松竹(京都)  平手造酒   主演=高田浩吉 天保水滸伝題材
主演1958『旅姿鼠小僧』  東宝  鼠小僧次郎吉
主演1959『戦国群盗伝(1959)』  東宝   三船敏郎とダブル主演 
主演1958『眠狂四郎無頼控 魔剣地獄』  東宝   眠狂四郎 3作の完結編
助演1958『弥次喜多道中記夫婦篇 弥次喜多道中双六』(弥次喜多道中記) 東宝
助演1959『森の石松幽霊道中』  宝塚映画(東宝の配給) 追分三五郎(2番手)   主演=加東大介 
助演1959『暴れん坊森の石松』  宝塚映画(東宝の配給)  追分三五郎(2番手) 主演=加東大介
30
助演1959『日本誕生』  東宝  主演=三船敏郎 紀元前舞台
助演1960『半七捕物帖 三つの謎』  東映(京都)  主演=片岡千恵蔵
助演1960『森の石松鬼より怖い』  東映(京都)  小松村七五郎 主演=中村錦之助 時代劇と現代劇のミックス
主演1960『狐剣は折れず 月影一刀流』  東映(京都)
主演1961『鳴門秘帖(1961)』  東映(京都)  法月弦之丞
主演1961『鳴門秘帖 完結篇』  東映(京都)  法月弦之丞
主演1961『白馬城の花嫁』  東映(京都)  美空ひばりとダブル主演 ☆通産時代劇映画主演20 明朗歌謡物
主演1961『幽霊島の掟』  東映(京都) 主演=大川橋蔵 両御大なしのオールスター
助演1962『さくら判官』  東映(京都)  2番手的役柄    主演=片岡千恵蔵 遠山の金さんシリーズ
主演1963『次郎長三国志(1963)』  東映(京都)  清水次郎長
40
主演1963『続・次郎長三国志』  東映(京都)  清水次郎長
主演1964『次郎長三国志 第三部』  東映(京都)  清水次郎長
主演1965『いれずみ判官』  東映(京都) 遠山金四郎(遠山の金さん)
主演1965『次郎長三国志 甲州路殴り込み』  東映(京都) 清水次郎長 4作目の完結編   ☆通産時代劇映画主演26
助演1969『賞金稼ぎ(1969)』  東映(京都)  徳川家重   主演=若山富三郎  助演のみ19
45



*ここではしていませんが『影法師(1950)』 を1本扱いとする場合は助演と出連数が1本増えます。さらに『森の石松鬼より怖い』は千恵蔵×マキノ雅弘の黄金コンビ名作の『続清水港』のリメイクで、小松村七五郎は(劇中では小松村の七五郎)ですが、小松村七五郎が多く、森の石松の地元の兄貴分で作中の重要な役柄です。今では映像化が減少し、あまり知られていませんが、小松村七五郎は歴代の多くの名優が演じている有名な役柄です。



鶴田浩二は戦後のみとした場合の主演スターとしては日本映画でもっとも映画に出演しました。戦前含むと300作以上に主演スターで出演した片岡千恵蔵や市川右太衛門、長谷川一夫がベスト3で上位、ここでは嵐寛寿郎は助演と脇役メイン時代が膨大110本を越すので上に含んでいません。

鶴田浩二の260作ほどの映画出演で、215作の(時代物の江戸時代以降を含む)現代劇、45作の時代劇映画に出演、26作の主演で助演は19作でした。一世を風靡した1960年代から1970年代前半の東映時代は主に任侠物、やくざ物、戦争物、1940年代後半から50年代前半の初期の松竹時代は若者や青春物にも主演出演しました。現代劇映画のほうがメインとはなりますが、時代劇でも十分に大活躍しました。


鶴田浩二は大先輩俳優、大先輩の映画スターでもあるわけですが長谷川一夫の1948『遊侠の群れ』 で初めて時代劇映画に出演しました。その次に阪東妻三郎とも共演、時代劇を学び、俳優としての幅を大きく広げることになったといえるでしょう。その後、現実の師といわれる高田浩吉、ライバルの三船敏郎と共演やダブル主演、美空ひばりなどと共演、

実は片岡千恵蔵に次ぐ、御大ともいわれた市川右太衛門との共演の時代劇映画は1作もありませんでした。これは以外といえば以外かもしれません。映画やドラマファンとしては見たい共演でした。忠臣蔵、清水次郎長、遠山金四郎、股旅物、宮本武蔵、眠狂四郎、鼠小僧次郎吉、鳴門秘帖、天保水滸伝、いわゆる柳生物など幅広くの有名題材出演、主演の大活躍しました。


『新選組(1973)』(東映の製作)は、東映映画時代の大先輩の片岡千恵蔵が歴代最多の7作の映画に主演、定着させたことも大きく影響していると考えられ、鶴田浩二という大スターがいまだ有名題材に大スターが出演、主演していないことからテレビドラマの制作につながりました。東映つながりでもあるわけです。





1961年東映作品しおり 半七捕物帖 三つの謎 B5サイズ・2つ折りタイプ 片岡千恵蔵 鶴田浩二 東千代之介 映画パンフレット・兼用

『半七捕物帖 三つの謎』は片岡千恵蔵と鶴田浩二の時代劇の初共演作にして、半七捕物帖題材の捕物時代劇映画です。三大スター片岡千恵蔵(主演の半七役、現代劇でいうと刑事の職務)、鶴田浩二(主要)、東千代之介(主要)は直ぐにわかる方が多いと思いますが、4人目(主要)は誰でしょうか。

4人目は沢村訥升(さわむらとっしょう)のちの歌舞伎俳優の九代澤村宗十郎です。彼は俳優の勉強に一時的に東映映画の時代劇スターとして活動していました。約3年後に歌舞伎俳優の専門に戻りました。この映画のプロデューサーは玉木潤一郎、監督は巨匠佐々木康です。





鶴田版の『新選組(1973)』が作られる流れには、有名題材がまだという理由、大先輩の新選組映画7作による題材の通産最多観客動員、さらに最大のライバルのヒットの存在がありました。



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関連タグ : 新選組, 鶴田浩二, 三船敏郎, 片岡千恵蔵, 三益愛子, 近藤勇, 清水次郎長, , 沢村訥升, 宮本武蔵,

[ 2019/09/24 23:00 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(5)

伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹




親子は血のつながりだけがすべてではありません。養子も親子ですし、師弟のつながりもある意味で親子かもしれません。また、中島貞夫のように映画監督として映画人としての尊敬から、歴代巨匠マキノ雅弘のことをオヤジと慕う人物がいます。これも血のつながりに縛られない親子の形かもしれません。


前回の記事を踏襲した「伝説力士の雷電為右衛門から関八州のスーパーヒーロー国定忠治 名製作者と重なる父子鷹」のスタートです。





前回記事⇒四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群





のちの名プロデューサーの一次的弟子入り志願 演出補佐の意味






飯島敏宏は、子母澤寛(子母沢寛)原作のテレビドラマ版の国際放映とTBSの時代劇ドラマ『父子鷹(1964)』(全15話)に参加しています。後の勝海舟となる息子の麟太郎を育てた、豪傑な父の勝小吉(中村竹弥=TBSテレビ専属の時代劇スターで多くの人気時代劇で主演、好評を博した)を主人公に周囲の人々の交流などを交えて描いた時代劇です。

勝海舟の誕生には父親の存在が大きいという解釈を交えた作品で、個人的にも視聴しています。以前にCS放送のホームドラマチャンネル(松竹のCSチャンネの一つ)で放送されましたが、最近はモノクロ作品が放送されず残念で、自宅のVHSに録画が残されています。

地味ながら主演をきちんと使って見せ場を作るなどの実に基本的な作りで見ごたえがある話数がありました。豪傑ながら芯があり優しい中村竹弥の好演が随所に光ります。妻役は小山明子です。


飯島敏宏はこの『父子鷹(1964)』に演出ではなく、演出補佐という形で参加しています。これには大きな意味があったのではないかと考察しています。何故なら『父子鷹(1964)』の時点、現代劇と時代劇のテレビドラマで演出経験が20作に迫るそこそこの履歴でありながら、演出補佐で参加することは比較的珍しいことであり、”事実上の一級の映画監督への一時的な弟子入り志願”ともいえるでしょう。

戦前の時代劇黄金期を経験している時代劇のベテランの滝沢英輔(重要な1、2話担当)や中川信夫から時代劇、時代劇映画、時代劇ドラマや現代劇の制作につながるの多くの要素を学んだことが考えられます。のちのプロデューサーと演出の代表作の一つ『俄-浪華遊侠伝-』(1970年の時代劇ドラマ)にも影響や経験があるものかと考えられます。






テレビドラマスター中村竹弥と歴代丹下左膳







飯島敏宏の『父子鷹(1964)』の演出補佐のときの主演俳優の中村竹弥は、いわゆる日本のアウトローヒーロー的位置づけの丹下左膳も演じています。日本の実写歴代10位に入るレべルに位置する有名な主演の役柄です。


丹下左膳(3巻組) [DVD]
丹下左膳(3巻組) [DVD]


中村竹弥が主演した丹下左膳の1966年放送のテレビドラマ版、放送期間は2クールの30分枠で放送されました。

丹下左膳は1920年代から多くの大スターや名優が演じてきました。主演150作強で日本映画の歴代上位ベスト5級の活躍をした大河内傳次郎は1928~1954年までの26年18度演じ、主演代表作は少ないが現代劇と時代劇を合わせてどうにか主演数100を越した苦難の映画スター水島道太郎は、恩人のマキノ雅弘とのコンビで3度、

大河内傳次郎以来の好評を得た東映の上位の映画スターの大友柳太朗は1958~1961年の日本映画の最大の黄金期に5度演じ、観客動員もそこそこの数字を残したと考えられます。1960年代に丹波哲郎、中村錦之助も映画で1度のみ演じました。映画は大河内傳次郎、次いで大友柳太朗が基本的な評価順です。

テレビドラマでは丹波哲郎が1958年から30分枠で半年間、丹波版の映画は1963年のため、テレビの後に映画でも丹下左膳を演じたことになります。辰巳柳太郎、松山英太郎、緒形拳、若山富三郎、高橋幸治、藤田まこと、最近は中村獅童が2004年に単発で演じています。個人的にはテレビは高橋幸治版が市川崑が関与したという面においても印象に残ります。1965年の大河ドラマ『太閤記』の織田信長役の印象が強いころに演じたということも大きな理由です。





飯島敏宏につながる2巨匠の滝沢英輔中川信夫A 滝沢英輔





滝沢英輔マキノ雅弘(当時マキノ正博)の「浪人街シリーズ」の3作や「崇禅寺馬場」(1928)などの名作の助監督を経て、マキノプロダクションの映画監督デビュー、『パイプの三吉』(1929)は高評価、前進座とP.C.L.(現東宝)の「戦国群盗伝」の前後編(1937)、東宝の『忠臣蔵 前篇』(1939)や年間上位の大ヒット『伊那の勘太郎』(1943)、名作時代劇の日活『国定忠治』(1954)、『白夜の妖女』(1957)、裕次郎映画の年間上位の大ヒット『世界を賭ける恋』(1959)、『しろばんば』(1962)、「男の紋章シリーズ」の4作(1964~1965)などを時代劇や現代劇と多くの代表作を残した80作強の映画監督、事実上の巨匠です。

戦後の日活映画は裕次郎映画の舛田利雄など、ほとんどが若手監督中心のため、数少ないベテランである彼が監督として、上手なバランスの役割を果たした貢献も存在します。


現在視聴できない作品もありますが、個人的には何度か見返している名作時代劇の『国定忠治』(1954)がもっとも一番好きです。基本的ながら実にきちんとしている内容で、丁寧さの中にも上手なメリハリ、展開、演技などバランスが良く上手で、テーマに忠実な実に正当派、総合的に映画としても優れています。

主演の名舞台俳優の辰巳柳太郎が新国劇で当たり役に一つにした国定忠治の映画、国定忠治が賭場で負けて捕まり、子分になったまま親分の下で大喧嘩へ参加した際、相手の親分の首を偶然ながら斬り取ってしまう場面が序盤にありますが、驚きと充実の「とったぞー」の叫び演技と合わせて場面の流れのスリリングさと噛み合いが記憶に残ります。



新国劇 極付 国定忠治 [DVD]
貴重な辰巳柳太郎主演の『国定忠治』の舞台新国劇 極付 国定忠治 [DVD]

上記写真は、国定忠治が大文字の英語で表示されていますし、同時に販売元のNHKが海外に発信したい意味も込められています。NHKとといえば海外へ都合よく逃げているとよく言われることが多いわけですが、これは非常に良いことなのでじゃんじゃんやるべきです。海外舞台が好きなスタンダードではない、日本の独自な伝統舞台の良さがあるからです。

日本舞台の主演男優のある意味ナンバーワンの大名優といわれた、辰巳柳太郎の円熟の演技が冴えています。共演の長年の盟友の島田正吾と新国劇後輩の緒形拳の役回りにも注目です。





飯島敏宏につながる2巨匠の滝沢英輔中川信夫B 中川信夫




中川信夫=市川右太衛門の右太プロ(=市川右太衛門のプロダクション)で1934年に映画デビュー、初期は地味ながらの活動、東宝で榎本健一の喜劇時代劇の『エノケンの森の石松』(1939)や『エノケンの誉れの土俵入』(1940)などを手掛け、『東海道四谷怪談』(1959)、『地獄』(1960)が有名な怪談映画は特に大きく、「怪談累が渕」、「亡霊怪猫屋敷」などの怪談、怪猫物も手掛けました。有名題材の「右門捕物帖」2作、「旗本退屈男」2作、大スター嵐寛寿郎のほぼ主演の映画出演300本記念『影法師捕物帖』(1959)の意味がある作品や遺作のATG作品『怪異談 生きてゐる小平次』(1982)も一定の評価を得ました。100作近い映画を残し、彼も巨匠といわれています。


個人的に最近の中川信夫の視聴映画作は、原作の尾崎士郎、主演の宇津井健の新東宝映画『雷電』(1959)、『続 雷電』(1959)が印象に残ります。いわゆる伝説の相撲取り、勝率9.5割強の雷電為右衛門(らいでんためえもん)を恋や力士道、激動を描く文芸要素を交えて描く時代劇映画です。ヒロインの北沢典子の出番も多め、前編は激動の少年期からの青年期に至る部分の流れは河川の集団喧嘩シーンなども良く、後編は兄弟子の谷風を演じた事実上劇中3番手の坂東好太郎(戦前に活躍した時代スター)が名演が光りました。後半は無理にまとめようまとめようの展開のわずらわしい部分に難があり、個人的には前半のほうが好きです。


映画『雷電』は『続 雷電』も同様の同様のオープニングが流れますが、オープニングがもっとも印象に残ります。出だしに「雷電、雷電・・・」と相撲を見ている観客を連想させる掛け声から始まる良い味、良いオープニング曲となっています。音楽は特撮曲の印象が強く、映画も多数の音楽を手掛けた渡辺宙明です。




中川信夫傑作撰DVD-BOX (初回限定生産)
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中川信夫の怪談『東海道四谷怪談』、『亡霊怪猫屋敷』、『女吸血鬼』、『地獄』、『怪談かさねが渕』の映画5作とドキュメンタリー番組の「映画と酒と豆腐と ~中川信夫、監督として 人間として~」と予告編3本の収録は貴重です。







飯島敏宏の時代劇代表作に草間の影から両名の顔!?





時代劇というものは現代でいうと実写版のアニメの要素が強く、現代劇以上に創作する能力を求められます。現代劇はリアルさに行きがちですが、時代劇は作品によって異常なリアルさもありながらも、同時に非リアルな部分のメリハリも求められます。演出であれ、演技であれ、脚本の展開であれ、照明であれ、撮影であれ、設定であれ、現代劇だとおかしくなる要素を上手に描ける魅力があります。

飯島敏宏のプロデューサーや演出、実積の、縁の下、陰の立役者には『父子鷹(1964)』の演出補佐の経験が何処かの制作に備わっていたことでしょう。中川信夫と滝沢英輔との関わりの経験は特に時代劇作品ということがありますが、『俄-浪華遊侠伝-』(1970)へ影響をもたらしているはずです。




*姉妹ブログも更新いたしました。
映画概念 時代劇六大スター&七剣聖&日活三大スター&大映四大スター&両御大体制の禁断






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[ 2019/08/29 19:39 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群







前回の流れで名プロデューサーの飯島敏宏の履歴に迫ります。今回はあえてシンプルな記事にしてみました。

飯島敏宏はいわゆるプロデューサー専任ではなく、演出(監督)、脚本も担当、トータルはプロデューサーの履歴が強いため、プロデューサーとして定着している人物で、特に特撮やホームドラマや不倫テーマの3つの路線の連続ドラマを中心に活躍しました。

ちなみに大プロデューサーの石井ふく子はテレビドラマの演出(監督)、脚本は担当していません。簡単には飯島敏宏はプロデューサーだけではなく多彩なジャンルの活動、石井ふく子の活動は専任方向でした。


「四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群」のスタートです。




前回記事⇒テレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たち





四方向活躍クロニクル 大プロデューサー飯島敏宏のテレビドラマ代表的作品群







飯島敏宏はテレビドラマの代表的作品群

プロデューサーと演出(部分的)
月曜日の男』 1961~1964 全159話 最高視聴率40.9% 探偵、事件もの30分枠 待田京介など 
『俄-浪華遊侠伝-』 1970 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第2作 ギャラクシー賞の第14回期間選奨受賞 林隆三、藤村志保など
金曜日の妻たちへ』 1983 全14話  不倫もの「金妻」シリーズの第一作 古谷一行、いしだあゆみなど
金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?』 1984 全14話 22時台で最高視聴率20%越え  高橋恵子、竜雷太など 
金曜日の妻たちへIII 恋におちて』 1985 全14話  第3回ATP賞人気番組賞受賞  古谷一行、いしだあゆみなど
『金曜日には花を買って』 1986~1987 全14話  「金妻」シリーズの関連作  篠ひろ子、奥田瑛二など



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金曜日の妻たちへ 全7巻セット 古谷一行的には大ヒットを記録したテレビドラマ版の「金田一耕助シリーズ」に次ぐ、代表的なものともいえるでしょう。金曜日の妻たちへの後に表記が第一章の扱いが追加されています。




監督のみ (部分的)
『柔道一代』 1962~1964 30分枠 全95話 柔道、スポーツもの 御木本伸介など
『ウルトラセブン』 1967~1968 全49話 最高視聴率30%越え 中山昭二、森次浩司(現森次晃嗣)
『風』 1967 1967~1968 全41話  4度参加  栗塚旭、土田早苗  最高視聴率20%越え 京都市民映画祭で受賞歴有

監督と脚本 (部分的)
『ウルトラQ』 1966 全28話 監督は重要な1話を含む6度参加 最高視聴率35%越え 佐原健二、桜井浩子など
『ウルトラマン』  1966~1967 全39話  監督は重要な1話を含む7度参加  最高視聴率42%越え 黒部進、小林昭二など
『泣いてたまるか』 全80話 最終回など最低でも数度は担当  渥美清
『怪奇大作戦』  1968 全26話 監督は重要な1話を含む5度参加  勝呂誉、岸田森など


プロデューサーのみ 特に大きい作品
『冬の旅』 1970 全13話  「木下恵介・人間の歌シリーズ」第1作 第8回ギャラクシー賞第13回期間奨励賞受賞 あおい輝彦、大谷直子など
『白い夏』  1972 全18話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第8作 ギャラクシー賞第22回期間選奨受賞対象、芸術選奨受賞  芦田伸介、十朱幸代など
それぞれの秋』 1973 全15話  「木下恵介・人間の歌シリーズ」第12作 第11回ギャラクシー賞受賞作品など多数のミネート 名作 小林桂樹、小倉一郎など
『バラ色の人生』 1974 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第14作  第7回テレビ大賞優秀個人賞受賞対象 寺尾聰、仁科明子(現仁科亜季子)
『もうひとつの春』 1975 全13話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第18作 小林桂樹、小倉一郎
『冬の運動会』 1977 全10話 「木下恵介・人間の歌シリーズ」第24作の最終作 名作  いしだあゆみ、根津甚八、加藤治子など
『男たちによろしく』 1987 13話 田村正和、古谷一行など

企画 代表的なもの
『毎度おさわがせします』 1985 全12話  小野寺昭、篠ひろ子、中山美穂など







「ウルトラシリーズ」「風」「木下恵介・人間の歌シリーズ」「金妻」 四方向活躍クロニクル






飯島敏宏はプロデューサーと演出、監督のみ、監督と脚本、プロデューサーのみ、企画、事実上の5方向で結果を残しました。特にプロデューサーと演出、監督のみ、監督と脚本、プロデューサーのみの4つのそれぞれで代表的なものを3つ以上残しています。プロデューサーの通産では連続ドラマだけで13以上の代表的作品を残しています。


特撮のテレビドラマの確立に貢献の「ウルトラシリーズ」の初期、監督のみの『ウルトラセブン』、それより制作前の監督と脚本の『ウルトラQ』、 『ウルトラマン』 も意味がある活動でしたが、プロデューサーと演出は、159話が放送された推理&解決物の1時間連続ドラマ『月曜日の男』は大きな転機となったといえるでしょう。最高視聴率40.9%を記録しました。初の大ヒットに関与、放送批評家賞(ギャラクシー賞)第14回期間選奨受賞の『俄-浪華遊侠伝-」(「木下恵介・人間の歌シリーズ」第2作)からさらに活躍に流れに入ります。


監督のみの『風(1967)』は、京都映画祭(当時は京都市民映画祭扱い)のテレビ映画部門の受賞歴を持つ、のちに「必殺シリーズ」等(松野宏軌は多数のシリーズに監督で参加)につながる1960年代の松竹制作の代表的なテレビドラマの一つです。

プロデューサーと部分的演出は、やはり『金曜日の妻たちへ』は「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」という番組名のパロディされたバラエティ番組が作られるなど名作です。プロデューサーのみの担当作は『それぞれの秋』と『冬の運動会』は印象に残り、向田邦子の上位の代表的な脚本担当作、『それぞれの秋』は親子関係の微妙な部分に上手に踏み込んだ印象が強く、『冬の運動会』の4つでの加藤治子といえば「大岡越前シリーズ」の大岡越前(大岡忠相)の母親もありますが、こちらも話数が少ないながらも存在の印象が強めです。



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視聴率以外の日本のテレビドラマを語る上で比較的重要な作品 巨匠木下恵介がさまざまな映画で”人間とは何か”、苦しくも哀しくいとおしい”本当の人間”の姿を追い求めたように、その気持ちを継承したテレビドラマの作品群が「木下恵介・人間の歌シリーズ」であり、『それぞれの秋』は上位の代表的な1本です。





「木下恵介・人間の歌シリーズ」や「金妻」シリーズなどの多くのヒット作に関与したことから、TBSを離れて木下プロ(木下恵介プロダクション、現在はドリマックス・テレビジョンに変更、映画巨匠の木下恵介による創立の初期はテレビドラマ制作会社)の社長も経験しています。



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冬の運動会は日本テレビ系の2005年に3時間枠の長編ドラマとしてリメイクされています。この際は岡田准一、長谷川京子などの出演でしたが、ドラマを知る物としてはやはり1970年代の名作です。あの独自の雰囲気の味わいは現代だと茶番劇にもなってしまいもう作れません。


今記事の裏側進行の新記事 2019・8・15
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[ 2019/07/29 16:59 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(1)

テレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たち




今回はテレビドラマ歴代上位功労者の飯島敏宏と時代劇革命的名作たちと題してスタートします。





前回記事⇒松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優





日本のテレビドラマを代表するプロデューサー飯島敏宏の意外な初期活動








飯島敏宏は日本のテレビドラマを代表するプロデューサーの一人です。前回記事でも取り上げている『風(1967)』では監督の一人に過ぎませんでしたが、その後、プロデューサーと演出としてTBSのドラマを中心に活躍していきます。

TBSの演出家を経て、全体的にプロデューサーの「木下恵介・人間の歌シリーズ」、プロデューサーと演出の「金曜日の妻たちへシリーズ」、企画は『毎度おさわがせします』などの代表作を残しています。





飯島敏宏は特に初期ですが、時代劇ドラマとも大きな関わりがありました。これはあまり知られていない部分かもしれません。作品が現存していないためがもっとも大きな部分ですが、彼ののちの現代劇ドラマの成功の裏には時代劇ドラマの経験が強くあったのではないでしょうか。

初期の1960年代までの主なものとして1959年から『鳴門秘帖』、『朝焼け富士』、東芝日曜劇場内の1961年『赤西蠣太』、1967年に『風(1967)』などを演出しています。






国民作家の吉川英治の世界的に知られる「宮本武蔵」に次ぐ代表作






鳴門秘帖」は国民的、さらに世界的に知られる有名小説「宮本武蔵」に次ぐ、国民作家の吉川英治の上位代表作の一つで戦前から市川右太衛門、嵐寛寿郎(前芸名の嵐長三郎名義も含む)、長谷川一夫など時代劇映画を代表する俳優たちで映画は21作が作られた有名小説です。『朝焼け富士』は市川右太衛門の主演で東映の1953年に前後作が映画公開され、監督は松田定次です。偶然です。

飯島敏宏がのちの『風(1967)』で同作品に監督として参加する、あの巨匠松田定次の映画監督時代の作品をテレビドラマで演出していたことになり、『風(1967)』の監督同士で関与することはこの時点で必然でした。


鳴門秘帖 DVDBOX

NHKのBS時代劇で全10話放送された『鳴門秘帖(2018)』のテレビドラマです。数多くの映画スターが演じてきた主人公の法月弦之丞を2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』の土方歳三役の印象が強い山本耕史が演じました。1955年代からこのドラマの2018年時点で63年を越す、時代劇歴長期間の大ベテラン中村嘉葎雄も出演しています。






時代劇革命を巻き起こした『赤西蠣太』の映画とテレビドラマ






赤西蠣太』は1936年に映画主演350作級の歴代大スター片岡千恵蔵(赤西蛎太と原田甲斐の2役)と巨匠の伊丹万作の名コンビで千恵プロ時代に映画化された代表作の一つのドラマ版で、原作は文豪の志賀直哉、3度のドラマ化されています。

最初がTBS系東芝日曜劇場の228話、映画主演100作の名優の水島道太郎が主演の1961年版、石井ふく子がプロデユーサーで演出が飯島敏宏、脚本はオリジナルの伊丹万作、2度目がANNことテレビ朝日系のMBS、「テレビ文学館-名作に見る日本人-」の第3回として放送され、名古屋章が赤西蠣太を演じたと考えられ、脚本の茂木草介と演出の信太正行はほぼ一般的に無名な人物です。

3度目が巨匠の市川崑と名優の北大路欣也のコンビで1999年にテレビ東京系で2時間枠の長編ドラマが作られています。脚本はオリジナルの伊丹万作赤西蠣太(赤西蛎太の表記もあり)、戦後直後から大映映画の全盛期に美術で活躍、その後は美術の活動も継続しながら映画プロデューサーとしても5作強の代表作を残し、日本映画界の功労者の西岡善信がプロデユーサーと美術で参加、

市川崑伊丹万作を深く尊敬し、大きな代表作の「赤西蠣太」と「国士無双」に自分の映画監督感の影響を受けたのは有名な話です。のちの千恵蔵が初代の「金田一耕助シリーズ」の石坂版をいくつか監督しているので事実上の片岡千恵蔵の影響も同時に深く受けています。


「赤西蠣太」と「国士無双」の幅広い影響は、その後の日本映画に多大な影響を与え、喜劇俳優の榎本健一や古川ロッパなどの東宝の喜劇時代劇映画やわたしも彼の名前ばかり出すのは大嫌なのですが、戦後の黒澤明の西部劇と時代劇を掛け合わせた『七人の侍』、『用心棒』のありえない血しぶきなどの斬新な時代劇映画や現在のアニメにつながるまで構想、発想にも大きな影響を与えています。





赤西蠣太(赤西蛎太)の主な映像化作品
1936年の映画   主演=片岡千恵蔵 監督と脚本=伊丹万作
1961年のドラマ  主演=水島道太郎 演出=飯島敏宏  脚本=オリジナルの伊丹万作
1968年のドラマ  主演=名古屋章 演出=信太正行  脚本=茂木草介
1999年のドラマ  主演=北大路欣也 監督=市川崑  脚本=オリジナルの伊丹万作





市川崑は以前から敬愛する先輩監督の赤西蠣太を自分が監督してみたい作品だったことでしょうし、本当は映画で赤西蠣太をやりたかったでしょうが、残念ながら映画ではなくテレビドラマになってしまいました。

ですが再び赤西蠣太を映像化することに成功、その伊丹版の主演の千恵蔵と縁がある北大路の主演を実現させました。北大路欣也は大スター市川右太衛門の実子ですが、俳優としては父のライバルの一人だった片岡千恵蔵のほうが大きいと考えています。

影響、例えば忠臣蔵映画1959「忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻」で千恵蔵が演じる大石内蔵助の息子役の大石主税を演じているなどもありますが、この作品で赤西蠣太を演じているだけではなく、テレビドラマを含めた通産で演じた役柄もありますが、時代劇だけでなく現代劇にも強く進出し、両方で大きな功績をあげるなど、多彩に活躍した片岡千恵蔵の影響のほうが大きく、市川右太衛門は多彩な挑戦を控えて、時代劇の一方向の演技や同方向性を最後まで貫いた系の俳優でもあるからです。

ユーチューブなどにあるかもしれませんが、北大路欣也はまだ全員だったときのTOKIOのフジテレビの深夜バラエティ番組に出た際に片岡千恵蔵市川右太衛門の両御大ことや影響、偉大過ぎる先輩への尊敬の想いに関しても少し話しています。






赤西蠣太の映画3バージョンと北大路欣也×市川崑のドラマバージョンの商品化?






赤西蠣太の映画は3バージョンが存在しています。

赤西蠣太は公開時のオリジナル88分版(制作=片岡千恵蔵の映画会社の千恵プロ、配給=日活)と現存78分版、現存77分版の3作があります。現在も残っているのは後者の2バージョンです。



片岡千恵蔵×伊丹万作の「赤西蠣太」 映画の3バージョン
1.赤西蠣太 公開時のオリジナル88分版
2.赤西蠣太 現存78分版
3.赤西蠣太 現存77分版(商品化版)




赤西蠣太 [VHS]
赤西蠣太 [VHS]
千恵プロの著作権を持つ日活が1995に発売したVHS版です。1936年に眉毛を異様にぶっとくしたことも斬新、現代なら売れていない若手俳優や脇役、B級俳優、アングラ系俳優ならまだわかる演出部分ですが、しかもそれを一級の国民的映画大スターが当時に演じたところにも大きな意味がありました。このことも大きな革命でした。

外れればただの滑稽(こっけい)な失敗作の可能性があった中で、千恵蔵以外の他のスター俳優なら断固拒否していたことでしょうが、上司でもあり主宰の千恵蔵は革新的、斬新な万作の映画案を驚異的ともいえる柔軟な考え方で受け容れ、この映画の個性の数々が実現しました。


主演=北大路欣也 監督=市川崑の1999年のドラマ「赤西蛎太」は商品化はされていませんが、CS放送の時代劇専門チャンネルでハイビジョン版として放送され、個人的に録画しています。そちらで視聴可能です。




姉妹ブログの新記事⇒新神風は吹かなかった 戦地消失した日本制作インド映画IN将来名優
新神風とは、日本制作インド映画?? 将来名優とはいかに・・



裏記事は来週から再来週中を予定しています。
場所⇒偽者Gメンたちが本物Gメンたちを救う極瞬間 Gメン70周年と未来






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[ 2019/06/27 00:02 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(3)

松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優





知る人ぞ知るマニアックな俳優の影山泉(かげやまいずみ)についてさらに踏み込んでいきたいと考えています。泉ですが、男性です。現代だと女性の名前のように思われる名前が当時は男性でした。


男性にも使われている現代だと女性のように思われる名前は、影山泉のように泉のほかにも勝美、正美などの名前の男性も一定の世代以上に多く存在しています。さらに例を挙げると斉藤一美(現文化放送アナウンサー)、吉田照美(元文化放送アナウンサー)のラジオ局の文化放送の後輩と先輩も男性です。今回は最後が美の4名ででまとめてみましたが、特に現在の50歳以上に多いように思えます。

「松竹テレビ時代劇の曰く付き名作「風」に大巨匠ぷらす視聴率70パーセント俳優」開館します。

*曰く付き=いわくつき



視聴率70パーセント俳優の数少ないアレ





男性俳優の影山泉は視聴率70パーセントを記録したとされる『日真名氏飛び出す』(1955~1962、全382話)の終盤360話台に助演で出演後に『JNR公安36号』(1962~1963、全43話)の主演出演がスタートしています。有名作に出演、貢献したので、この流れを枝分かれさせて、主演地して迎えて別作品を作ろうとした当時の製作と起用の流れがみてとれます。


影山泉が出演し、現在でも視聴できるものや商品化されているものはやはり松竹のテレビ時代劇『風(1967』(放送はTBS系列)といえます。『風(1967』は東映のテレビ時代劇『新選組血風録(1965)』の土方歳三でブレイクした栗塚旭を主演にした松竹の時代劇ドラマです。影山泉はこにの14話にゲスト出演しており、彼がどのような様な俳優だったのかを探る、知る数少ない機会となっています。




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視聴率70パーセント男を知る上においても、数少ないチャンスを目の辺りにするためにも価値がある商品化だったといえるでしょう。







1000万人ヒットをもっとも多く連発した娯楽映画の大巨匠が名作テレビドラマに貢献した現実






『風(1967』は東映の映画時代に日本でもっとも1000万人ヒットを連発した娯楽映画の大巨匠松田定次が1、2、最終話などの41話中、全15話分を勤めチーフ監督で参加しています。

このドラマを何度も観ていますが、松田定次の担当話数は攻めた内容よりは安定の内容を全体的に監督しています。松田定次は日本映画の父の大人物の牧野省三の息子(母親が正妻ではない妾)で、マキノ雅弘の腹違いの兄弟でしたが、撮影時代からすると戦前の1920年代からのベテランなのできちんとした『風(1967』の骨組みとなる基礎や軸となる重要な話数、主人公が活躍する、作品の今後に強く影響する出来事がある話数を手掛けています。


ベテランには作品軸となるもっとも重要で基本的な話数をきちんと固めさせ、若手は作品の伸びしろの幅に貢献する話数を担当させて的確な振り分けがされていました。ちなみに松田定次の担当話数の撮影者は映画時代から女房役を長年多数で苦楽を共にすしてきた川崎新太郎です。映画時代に1000万人以上のヒットや500万人級ヒットを多数放ち大成功を収めたゴールデンコンビであり、『風(1967』においても実現したこと非常に喜ばしいことです。


*撮影者の特に映画の場合は監督からすると女房役の一面を持つ、野球で言うと投手(ピッチャー)と捕手(キャッチャー)と通じる部分もある。





TBSの名プロデューサーと異色路線で印象を残した人物





『風(1967』はのちのTBSの名プロデューサーの飯島敏宏が監督で参加、さらに大映映画で監督歴がある若手監督の西山正輝井沢雅彦、テレビドラマや映画で異色系を多数手掛けた実相寺昭雄、松竹ドラマ中心にテレビ時代劇「必殺シリーズ」などに多数長年で参加の松野宏軌などで、テレビドラマの形成に映画人が多数貢献していたことが『風(1967』からも伺い知る事ができます。



幅広くそうそうたる監督陣、同TBS系中心に放送された黄金期の「ウルトラシリーズ」の初期の形成に大きく貢献した両人の飯島敏宏や実相寺昭雄の担当話数は攻めた、作品の幅を広げる伸びしろなどの異色話数、助演にスポットを当てるなどのサブ内容の話数を任されている印象が強く残ります。




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飯島敏宏や実相寺昭雄は「ウルトラシリーズ」の前作の大ヒット作『ウルトラマン』との差別化を図ることになり、結果としてカルト、マニアック路線に走った『ウルトラセブン』(1967~1968年、全49話)のイメージも強く残ります。互いに監督で参加しています。






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建設101年映画館 大黒座のおばあさんが語った唯一の映画俳優袋とじ




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[ 2019/05/29 20:19 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

驚異的TV視聴率70パーセント 東京五輪で国民を奈落地獄に落とす電通の伝説プロデューサー






罪はないが未来のある女性社員の未来を奪った過労死や当時テレビニュースではほとんど取り上げられませんでしたが、安倍晋三総理にお金を渡していた事件、韓国と密のつながりなど、さまざまなトラブルや疑惑が絶えませんが、お金を渡していた事件のその後に日本歴代や世界的な上位記録を数多く残したイチローよりも大きく劣る成績の松井秀喜(日本のみもある程度の記録があるが、メジャー歴代記録なし)へ国民栄誉賞のナゾ、何かと世間を騒がせている電通、これまでもこれからも映画やドラマに関してもさまざまなこと・・



前回記事⇒『鉄道公安36号』黄金期超豪華五大陸と「東映まんがまつり」『ゾンビランドサガ』がつながる瞬間




電通と日本国の変化 進化か退化か一概に評価出来ない進歩の数々






電通は日本のテレビの発展、発達に良いか悪いか一概にいえませんが、あきらかに日本国の電波における変化の大きな役割を担ってきた広告的企業です。ここで発展、発達の技術が進歩は一概に進化とは考えられなく、退化とも考える場合もありますが、2020年の東京五輪も事実上のリーダーとして、さまざまなスポンサーとなる企業とのつながりを持っています。


今回は前回記事の流れも踏襲しながら、その電通と日本のテレビ放送網のつながりの強化に大きく尽力した人物にも迫ります。「驚異的TV視聴率70パーセント 東京五輪で国民を奈落地獄に落とす電通の伝説プロデューサー」平成最後の会見(=記事公開のこと)です。






強制的に奈落地獄へ突き落とされるわれわれ一般国民たち





東京五輪開催をテレビはCMや番組で幅広く良い部分ばかり取り上げるが現実は大嘘だ。五輪は放送局や一部の金持ちのための遊び、遊戯や優遇された人物のみの金儲け過ぎない。ほとんどの国民はいつも通りの生活に精一杯、競技の高額な入場料(最高30万円ともいわれる)を払う余裕もないからだ。



電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民
電通巨大利権: 東京五輪で搾取される国民


しかも国民の背負うべき借金は今でも膨大な上に東京五輪開催のおかげでさらに膨大と化し、日本を背負う未来の子供たちはさらに事実上の生まれながらのさらなる借金を背負いながらずっと生きていくことになる。こんなの酷すぎる。いつも苦しむのは振り回されるどうにか毎日生きている一般国民だからだ。高給の芸能人や著名人は除外。

映画愛子はスポーツは好きですが、非常におかしいと感じるし、五輪は民衆の国民のためのスポーツではなく、数パーセントの優遇された金持ちが得をするスポーツの実態真実が存在しています。現実に出かけても雰囲気だけしかわからないような、しかも、テロの可能性もあるような場所の試合ならたとえ数万レベルでも高い。日本人のメダルが狙えない競技は安いらしいですが・・

ドラマブログで何故、五輪が登場するのかと思われる方もいるかもしれませんが、下記でも取り上げます。東京五輪とテレビドラマも関与しています。






鉄道公安36号』と影山泉と日真名氏飛び出す





鉄道公安36号』は前身の『JNR公安36号』(1962~1963、全43話)の後継ドラマです。2作を共通して主演的に描かれた北村主任(俳優=影山泉)は1962~1967までの5年間、43話プラス198話の主導的役割をこなしました。男性俳優の影山泉(かげやまいずみ)は主演としてはこの2作のみで大きく知られており、助演で印象を残した記録は少ない俳優です。



JNR公安36号』(1962~1963、全43話)
鉄道公安36号』(1963~1967、全198話)



影山泉は創生期(真の初期)の有名な推理要素のテレビドラマ『日真名氏飛び出す』(1955~1962、全382話、ラジオ東京テレビ=現TBS系列)に多数出演していた記録が残されています。数度のゲストだったのか部分的話数範囲のみのレギュラー、準レギュラーだったのか不明ですが、少なくても自分の影山泉の姓を使用した影山主任役を演じていたことは確かのようです。







視聴率70パーセンドラマの電通伝説プロデューサーと影山の「影の癒着」か?






このテレビドラマ『日真名氏飛び出す』は映画で1940年代後半からヒットしていた多羅尾伴内(主演=片岡千恵蔵)、1940年代後半からスタートした金田一耕助(初代主演=片岡千恵蔵)などの映画の探偵(推理、刑事、拳銃、アクション、サスペンスなどの要素も)や推理小説ブームのあおりを受け、推理要素のアクションやサスペンスのある作品を考えたといわれています。


テレビドラマ『日真名氏飛び出す』の最高時は視聴率70パーセントを記録したとも言われ、電通の岡田三郎(テレビ初期のプロデューサー)が関与した作品です。多羅尾伴内や千恵蔵版の金田一耕助などの映画の流れをテレビ風に昇華しようとスタートさせた娯楽作品の形成ともいえる一本です。過剰にいうと映画のパクリ(のれんわけ)を取り入れているわけです。こうして広告のあるテレビドラマがスタートしました。


テレビドラマの成功により電通の利益はさらに膨大、さまざまな分野に関与を広げ、スポーツ(五輪)はもちろんですが、自動車、芸能や映画など多岐にわたり、総資産、連結3兆660億75百万円、単体1兆6,139億50百万円(2015年12月31日時点)に至り、現在のテレビドラマにつながっています。



電通の岡田三郎は日本のテレビドラマに初のスポンサー(提供、広告)を定着させ、後世の作品に大きな影響を与えている先駆的作品ですが、『日真名氏飛び出す』の視聴率は70パーセントといっても、この頃、特にスタート時の1955年のテレビ視聴率調査の正確性、信用性は現在よりもはるかに薄いものであり、テレビ利用者自体が少ない状況でしたが、のちの1960年代『特別機動捜査隊』や『鉄道公安36号』の頃に全国規模、利用者が大多数になりました。

これは事実上の電通やスポンサーのあるテレビドラマや現在につながるテレビドラマに関しても映画大俳優の片岡千恵蔵(現代劇においては『日真名氏飛び出す』につながる事件や探偵概念ドラマなど多数を形成した俳優)の流れや影響が大きかった一つの証拠ともいえるでしょう。







800話強が連続放送された東映の伝説の刑事ドラマ 『特別機動捜査隊』の劇中車を再現、ナンバープレートの数字も劇中のままに1965年式130Sをベース、スチールホイールやハブキャップ、アンテナやサイレンの無い黒塗りボディの出来映えも素晴らしい






平成最後と「チワワドラのテレビドラマ愛好世界」の一区切りはドンピシャか?






今回は2020年の東京五輪を迎える意味、テレビドラマの進化に大俳優やとある伝説プロデューサーや一時的に活躍した影がつく俳優も関与したことを取り上げました。平成の最後にふさわしい、疑問定義や独自性、テレビドラマの歴史、芸能を称える良い意味の一区切りになる記事になりました。わたくしチワワドラは感無量の涙です。




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記念碑的Gメン題材『にっぽんGメン』と各代表作の流れ 超御大と大物後輩



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平成完結股旅祭 股旅二大ナンバー2から浮上ナンバー1より真の映画愛を問う






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[ 2019/04/29 23:01 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(5)

『鉄道公安36号』黄金期超豪華五大陸と「東映まんがまつり」『ゾンビランドサガ』がつながる瞬間






過去と未来は今もつながっている、過去の産物が今としてよみがえる場合もあればオマージュとして要素をまとって(纏って)存在する場合もある、この2つがテレビドラマと結びついて今回記事に登場します。

鉄道公安36号』黄金期超豪華五大陸と「東映まんがまつり」『ゾンビランドサガ』がつながる瞬間スタートです。


前々回の記事で強めに取り上げた永野靖忠へ一度流れを戻します。テレビドラマで活躍した監督の永野靖忠は『鉄道公安36号』の前身の『JNR公安36号』(1962~1963)を含めるとこの2本体制が1962~1967までの約5年間にわたって続いていましたし、『JNR公安36号』にも永野靖忠は参加していた可能性があります。残念ながら『JNR公安36号』の永野靖忠の関与はデータは存在しておらずに詳細は不明です。




前回記事⇒鉄道刑事ドラマ形成 定着していた概念と異なる新しい概念







五大陸(=五名監督) 独立系と名プログラムピクチャーと日本映画黄金期のたまごたち





鉄道公安36号』は永野靖忠以外にも、三國連太郎(三国連太郎)の名作独立系映画『異母兄弟』や江原真二郎の代表作の一つ東映映画『裸の太陽』などの家城巳代治、数千万人を動員の大ヒットしのちにテレビ版につながる大スター&大名優の月形龍之介の東映時代劇映画「水戸黄門漫遊記シリーズ」などの伊賀山正光(別名義=伊賀山正徳)の2名の映画監督で成功した人物も参加していました。

さらにテレビ中心監督では「柔道一直線」や「刑事くんシリーズ」、中村梅之助の代表作『伝七捕物帳』(1時間時代劇)、『がんばれ!レッドビッキーズ』などの奥中惇夫、『特別機動捜査隊』、『特捜最前線』、特撮ドラマの名作『快傑ズバット』、特撮ものの幅をさらに広げた宇宙刑事シリーズ1作目『宇宙刑事ギャバン』、ヒット作の「スケバン刑事シリーズ」などの田中秀夫、映画とドラマの製作が共存した豪華監督陣です。


家城巳代治は独立系でも結果を残した名匠、5名の中でも家城巳代治はあまりテレビドラマに参加しませんでしたが、伊賀山正光は映画を100作以上監督する名映像化監督(名プログラムピクチャー、または名職人監督など)として活躍し、大ヒットしたテレビドラマ『特別機動捜査隊』に初期から末期までの15年以上の長年参加、ほかの3名は日本映画黄金期の助監督(たまご)たちで、映画は少し撮影した人物でした。





水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞

水戸黄門はテレビだと思い込んでいる、またマスコミに思い込まされている若い方々に知ってもらいたい映画の一つです。水戸黄門は同一題材として世界上位の映画が軽く100作以上作られていますが、テレビでも活躍した伊賀山正光は映画「水戸黄門漫遊記シリーズ」を14作中10作と最多監督を務め、これが映画のもっとも大きな実積です。


1956年公開の東映映画『水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞』(月形龍之介の「水戸黄門漫遊記シリーズ」の8作目)はタイトルのままですが水戸黄門に「怪談」やその細部ジャンルの「怪猫」(かいびょう=猫の怪物やばけねこ)の要素を取り入れました。

助さんを月形龍之介の実子のトータルは名脇役の月形哲之介、格さんを東映時代劇映画に150本以上出演した名優の加賀邦男が演じ、東映時代劇映画で活躍した代表的ヒロイン女優の千原しのぶ、のちに藤純子の”緋牡丹のお竜”につながったも考えられる”緋牡丹お蝶”で事実上のヒロインを演じました。緋牡丹お蝶は千原しのぶが同シリーズで何度も演じ、自身の最大の当たり役となりました。『水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞』のジャケット表記の4役はこの4人です。






3つの刑事ドラマに携わったプロデューサー中井義





JNR公安36号』(1962~1963)のプロデューサーの中井義はその後身作に該当する『鉄道公安36号』は『特別機動捜査隊』の両方にメインで参加しています。3作とも刑事ドラマです。某サイトには中井義が『特別機動捜査隊』に参加している事実がほとんど残されていませんが、彼は『特別機動捜査隊』のチーフプロデューサーとして数多くの話数に参加しています。これは個人的に確認済みです。



*公安官やGメンは現在は専門的分野において警察活動をする人、日本映画やテレビドラマでは現実を少しいじくって刑事や警察としても描かれていることが通産だと多い。







テレビドラマ黄金期超豪華監督陣30分ドラマの名匠






奥中惇夫(おくなかあつお、2012年没)はあるラジオ番組に、自身の本が出版されるときの宣伝でゲスト出演していたことを覚えていますが、簡単には「柔道一直線」などのことを話していました。彼は当時ではまだ珍しい、テレビドラマで活躍してフリーとなったことでも知られるテレビドラマ監督で、テレビドラマ界のレジェンドともいえるでしょう。




奥中惇夫の映画監督作 (ここではブローアップ版ではあるが自身の監督作とカウント)
1970『柔道一直線(映画版)』   製作=東映テレビプロダクション (テレビ放送18話のブローアップ版)
1973『ロボット刑事(映画版)』  製作=東映東京製作所 (第1~13話の総集編のブローアップ版)
1975『がんばれロボコン(映画版)』  製作=東映東京製作所 (テレビ放送のブローアップ版だと考えられる)
1975『アクマイザー3(映画版)』  製作=東映東京製作所 (ブローアップ版だと考えられる)
1977『ジャッカー電撃隊(映画版)』  製作=東映東京製作所 (ブローアップ版だと考えられる)

配給は全て東映映画




5作ともドラマが好きな人には有名ですが、特に『柔道一直線』と『がんばれロボコン』は大ヒットした30分放送枠のドラマです。『ジャッカー電撃隊』(東映のスーパー戦隊シリーズの第2作目)は特撮やドラマ通に評価が高く、個人的にも好きな作品です。『ジャッカー電撃隊』の前のスーパー戦隊シリーズ1作目の秘密戦隊ゴレンジャーは大ヒットに対して、カルト、マニアック、ファン路線などのローカル路線で製作されました。近年に中国に勝手にパクリられて大騒ぎのウルトラマンシリーズ1作目の『ウルトラマン』(大ヒット作)と『ウルトラマンセブン』(カルト、マニアック、ファン路線)の関係とも通じる部分があります。







伝説の「東映まんがまつり」とエイベックスアニメ『ゾンビランドサガ』もつながる






実は”奥中惇夫の映画監督作”の5作とも「東映まんがまつり」(=東映が児童向けに春休み、夏休み、冬休みの年間3期に分けて上映した事実上の映画シリーズ的な総称)の映画化作品です。1970『柔道一直線(映画版)』 以外の4つは原作が巨匠の石森章太郎です。個人的にもちろんCSの再放送ですが全部見ていますし、世代じゃなくても見ないとやはり語れません、テレビドラマも映画、アニメも同様ですが、世代だけで観て済ませる方は理解が困難かもしれません。


全部つっこみたいですがあえて抑えて一つだけ、上記の奥中惇夫の映画監督の5作『ジャッカー電撃隊』 (東映のスーパー戦隊シリーズの第2作目)に関してですが、実は2018年『ゾンビランドサガ』(レコード会社のエイベックスのエイベックス・ピクチャーズなどの製作)というファン向けの深夜放送のテレビアニメがあり、この『ジャッカー電撃隊』の”よく言えばオマージュ”と思われる要素が特にオープニング映像や劇中の一部の設定などに確認できました。

ちなみに東映まんがまつりは2019年に4本立てで再び戻ってきます。まさに企画力というか、ただの過去のぶり返しだと思われそうですが、過去の産物であっても伝説、こうした個性は現代においても大切です。



ジャッカー電撃隊』も『ゾンビランドサガ』も個人的に見ていますが、『ゾンビランドサガ』は2018年に放送されたテレビアニメの中でコアなアニメファンに高い評価を受けていました。二次創作要素はもちろん部分的作品群ですが、戦前や戦後の黄金期の時代劇映画で多く製作されていましたが、現代は基本的なアニメの要素の一つになってしまっているのが残念、やはりスポンサーがこれを許さないのでしょう。



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年配の方々にも知っていただきたい今の日本のテレビアニメの現実、でもこれを観ると少し悲しくなるかも知れません。『おそ松さん』も映画化(松竹配給)されており、『ゾンビランドサガ』も同じエイベックス・ピクチャーズなどの製作のため、映画化の可能性もあります。






裏記事もこちらで公開 ⇒↓
テレビドラマ「Gメン」の新しい旅たちを祝う 進化と衰退の隣り合わせの武器





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[ 2019/03/26 22:52 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)

鉄道刑事ドラマ形成 定着していた概念と異なる新しい概念








何処まで深く迫れるかはチワワドラそのものも不透明、不透明でもヒトは常に一筋の光という名の何らかの答えの可能性を求めていくものだと、わたくしは考え、今回の「鉄道刑事ドラマ形成 定着していた概念と異なる新しい概念」の開城です。右の開城は間違えていません。この記事のスタートの意味です。開城=スタート。




前回記事⇒2大視聴率30パーセント 刑事ドラマの形成貢献のTV名匠と映画巨匠チーフとそのセカンド






特別機動捜査隊』と『鉄道公安36号』は日本の刑事ドラマ形成に貢献したタイトル








東映刑事ドラマ特別機動捜査隊』と『鉄道公安36号』は日本の刑事ドラマそのものの形成に貢献したタイトルです。『特別機動捜査隊』(1961~1977)は全801話中、序盤1960年代前半のモノクロ時代の欠番が多いものの、500話以上が現存していますが、『鉄道公安36号』は全198話中、ほぼ現存していないと考えられています。





前回記事でも取り上げているテレビドラマの名監督の永野靖忠は、東映最初の刑事ドラマ『特別機動捜査隊』(1961~1977、東映と現テレビ朝日系)に多く参加し、『特別機動捜査隊』の刑事ドラマの正当派の王道路線と異なる内容を定着させヒットした『鉄道公安36号』(1963~1967、東映と現テレビ朝日系)にも多く参加しました。『鉄道公安36号』は鉄道の部分だけでもわかりますが、鉄道の専門の公安官=(Gメン)の活躍を描いた刑事ドラマです。


鉄道公安36号』は『特別機動捜査隊』と共に視聴率30パーセントの大ヒットを記録、『鉄道公安36号』は大きな内容の違いとして日本全国の地方ロケを数多く展開した最初の刑事ドラマの位置付けであり、この新しい路線が話題となって多くの視聴者を獲得しましたこの時点だけでも刑事ドラマのジャンルの枠だけでなく、テレビドラマそのもの発展にも貢献したといえるでしょう。







以前から定着していた概念と以前と異なる新しい概念が刑事ドラマをさらに成長させた







これまでの基本の正当派として定着していた以前からの刑事ドラマの概念(『特別機動捜査隊』など)と以前と異なる新しい概念(『鉄道公安36号』は鉄道や毎回ロケの刑事ドラマ)を明確に取り入れてドラマとして上手に定着させ、互いがライバル的に競り合ってヒット、質を維持した例ともいえるでしょう。

どのコンテンツにも通じる部分がありますが、以前からの概念と以前と異なる新しい概念の戦いと共存の繰り返しであり、映画もドラマもアニメも基本同じです。『特別機動捜査隊』と『鉄道公安36号』にもこうした形成と共存があり、これの変化に成功を収めていました。







『鉄道公安36号』の再評価 のちの西武警察も大きな影響






『鉄道公安36号』はロケが一つの魅力でしたが、のちの「西武警察シリーズ」(パートⅠ~パートⅢ、1979~1984)よりも20年近く前に多数のロケを実現、結果的に影響を与えています。「西武警察シリーズ」のロケの多くは1980年代に地方ロケを多く断行した刑事ドラマとしても話題になりましたが、これよりもだいぶ前に『鉄道公安36号』も話題になっていました。

しかも「西武警察シリーズ」(テレビ朝日系列)と『鉄道公安36号』(テレビ朝日の前身のNET)は互いの東映の関与はありませんが、現在のテレビ朝日系列で同じであり、血縁関係でいえば親戚ともいえるつながりがあります。『鉄道公安36号』がなければロケがないことはないでしょうが、違うことになっていたのかもしれません。


さらに『鉄道公安36号』(1963~1967)と『特別機動捜査隊』は1963~1967年の約4年間はこのヒット2本が同じ週にしかも同じ現テレビ朝日系で放送されていました。両方とも東映と現テレビ朝日系の製作と現テレビ朝日系の放映です





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[ 2019/02/26 19:17 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(7)

2大視聴率30パーセント 刑事ドラマの形成貢献のTV名匠と映画巨匠チーフとそのセカンド





知られざるテレビドラマの名匠の現実に迫ります。前回記事の『非情のライセンス』第1シリーズの40話「凶悪の望郷」の監督についてです。彼はWikipediaが存在しない活躍者です。「2大視聴率30パーセント 刑事ドラマの形成貢献のTV名匠と映画巨匠チーフとそのセカンド」ス、ッ、スタートです。





前回記事⇒「凶悪の望郷」の鍵と扉 平成最後はテレビドラマに多大影響を与えているアノ男が大トリを飾る






ナショナルに込めた想い? 特撮ドラマの有名作『ナショナル・キッド』の斬新なテーマ






永野靖忠は東映の特撮30分ドラマの『ナショナル・キッド』(1960~1961)の助監督を経て、1960年代に『特別機動捜査隊』(1961~1977)、『鉄道公安36号』(1963~1967)と東映の初期のヒット刑事ドラマの監督で多数の監督担当、実積を積み、天知茂の最初のテレビドラマ主演代表作ともいわれる『悪の紋章』(1965~66)と『七つの顔の男』(1967~1968、高城丈二が主演。片岡千恵蔵の映画「多羅尾伴内シリーズ」のテレビドラマのリメイク作)でチーフ監督、『白い巨塔』(1967、佐藤慶の主演版、山崎豊子原作)、東映特撮30分ドラマの名作の『人造人間キカイダー』(1972~1973)、『キカイダー01』(テレビドラマ版、1973~1974、永野靖忠はチーフ監督)に参加、ほぼ東映のテレビドラマ監督の一筋でした。

残念ながら映画監督のクレジット表記としては1973年の『キカイダー01』(映画版)のみです。テレビドラマでは活躍しましたが映画ではチャンスもほぼなく、活躍はできませんでした。




ナショナルキッド DVD-BOX デジタルリマスター版
ナショナルキッド DVD-BOX デジタルリマスター版

東映(東映テレビプロダクション)とNET(現テレビ朝日系列)の初期の特撮ドラマの有名作『ナショナル・キッド』(1960~1961)、永野靖忠は助監督で参加、TBS系の「水戸黄門」や東映の数々の有名テレビ時代劇を脚本を担当した名脚本家の宮川一郎も参加、地底人、宇宙人、海底人などの現代でも斬新なテーマにこの1作で挑戦し、SF要素もふんだん、今観ても斬新な挑戦に教わることが多い作品です。

このドラマはスポンサーの松下電器(現・パナソニック)の「ナショナル」ブランドをタイトルに使用し、当時の子どもにブランド名のイメージ、印象を植え付けたい意志の現われを感じさせます。







さらに天知茂のテレビドラマの上位代表作『非情のライセンス』(第1~3シリーズ、1973~1980、永野靖忠はシリーズの事実上のチーフ監督)、『特捜最前線』(1977~1988、重要な1話などに参加)、松竹の「必殺シリーズ」の現代劇版『ハングマンシリーズ』(第1~6シリーズ、1980~1987 第2と第3シリーズの新ハングマンはチーフ監督)、その後1977~1992年まで2時間ドラマが基本的な活動場所になり、2時間ドラマの監督を主軸としながら『はぐれ刑事純情派』の第1シリーズ(1988)にも参加しています。永野靖忠は東映のテレビドラマに貢献した名監督といえる実積の持ち主です。

*チーフ監督はそのドラマの形成にもっとも関与、1話を担当したり、重要な話数、そのドラマでもっとも多く監督を担当するなどの要素があり、事実上のドラマ映像化の生みの親としてもっとも貢献している監督を指す。





永野靖忠の主なテレビドラマ監督としての有名作品の参加数






永野靖忠は多くのテレビドラマの代表的作品に参加しています。そのなかでもやはり刑事ドラマへの貢献が大きなものだといえるでしょう。




永野靖忠の主なテレビドラマ監督としての有名な参加作品

『タイトル』      (放送期間)  簡単なジャンルや要素
特別機動捜査隊』(1961~1977)  刑事、サスペンス *最高視聴率30パーセント越え
鉄道公安36号』(1963~1967)   サスペンス、捜査官、鉄道 *最高視聴率30パーセント越え
悪の紋章』(1965~1966)  サスペンス、捜査、復讐
七つの顔の男』(1967~1968)  探偵、ヒーロー、捜査、刑事、アクション
白い巨塔』(1967)  医療、サスペンス
『人造人間キカイダー』(1972~1973)  特撮、ヒーロー
『キカイダー01』(1973~1974)  特撮、ヒーロー
「非情のライセンスシリーズ」(第1~3シリーズ、1973~1980)  
                    刑事 ハードボイルド、アクション  *高視聴率
『特捜最前線』(1977~1988)  刑事、サスペンス *高視聴率
「ハングマンシリーズ」(第1~6シリーズ、1980~1987)  裁き、汚職、事件 *高視聴率
『はぐれ刑事純情派』(第1シリーズ、1988) 刑事、サスペンス *高視聴率




永野靖忠の大きな実積としては最高視聴率30パーセントを越した『特別機動捜査隊』(1961~1977)と『鉄道公安36号』(1963~1967)の初期の刑事ドラマの2作に多数参加、貢献したことは大きく、この2本は日本の刑事ドラマの確立に大きく貢献したといえるでしょう。

天知茂の最初のテレビドラマの主演代表作の『悪の紋章』(1965~1966)は天知茂ののちの「非情のライセンスシリーズ」シリーズや長編ドラマシリーズの「江戸川乱歩の美女シリーズ」(1977~1985、明智小五郎の探偵ドラマ)につながる最初の部分に大きな貢献したという位置づけになります。天知茂はこの『悪の紋章』をきっかけにテレビドラマの主演俳優としての活躍の路線を事実上のスタートさせたのですから、この部分だけでも永野靖忠は影の功労者です。


次に『七つの顔の男』(1967~1968)と『白い巨塔』(1967)は二つとも映画がヒットした有名作です。後者の『白い巨塔』は田宮二郎の主演などで映画と2000年代までいくつかのテレビドラマが作られています。実はこのテレビドラマ『白い巨塔』(1967、東映製作)は田宮二郎の主の映画『白い巨塔』(1966、監督は山本薩夫)の翌年にテレビドラマ化され、主演の佐藤慶は第5回ギャラクシー賞第1回期間選奨受賞対象とあります。このドラマは『白い巨塔』の初のテレビドラマ化作品でした。テレビドラマ『白い巨塔』(1967)映画の名匠の関川秀雄がもっも重要な1話や2話などを手掛けた事実上のチーフ的立場だったと考えられ、永野靖忠はこの流れを受けた途中、中継監督、セカンド的立場だったようです。







『白い巨塔』のテレビドラマにも参加 忘れ去られた巨匠関川秀雄






関川秀雄は1938年から1942年の東宝映画の製作主任を経て、 戦後に戦争の影響でデビューが遅れる不運に見舞われ、東映映画中心に独立映画路線の活動の流れをたどることになります。

1951年の鉄道の記録映画、ドキュメンタリー要素の名作『鉄路に生きる』は1952年ヴェネツィア国際映画祭の教育映画部門で高く評価され、東映初の超大ヒット戦争映画、ドキュメンタリー要素『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』やベルリン映画祭長編劇映画賞受賞のキュメンタリー要素、名作独立映画『ひろしま』、


*『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』は東映の重役兼映画スターだった片岡千恵蔵や市川右太衛門に製作やその公開を反対されたという有名なエピソードが残されています。日本人を苦しめた戦時下、国民に苦しい感情を呼び起こさせますし、千恵蔵や右太衛門自身も戦中に現実に作りたい映画か作れず苦しんだわけで、無理もない普通な反対でした。このエピソードは東映映画で活躍した巨匠の沢島忠もインタビュー番組で話していました。


名作教育映画、児童映画、ドキュメンタリー要素『トランペット少年』(製作=東映教育映画部、配給=東映)、ドキュメンタリー要素の刑事映画「警視庁物語シリーズ」の3、4作目、東映の児童向け娯楽映画「少年探偵団シリーズ」の3、4作目を手掛け、ドキュメンタリー要素が強い1969年度邦画興行ランキングの2位の大ヒット映画『超高層のあけぼの』(東映の配給)などの多くの幅広い代表作を残しました。1960年『鉄道開通88周年記念映画 日本の動脈』では監修


関川秀雄は東映のスター路線以外の映画の形成や児童映画、独立映画の活躍、ドキュメンタリー映画の発展に幅広く貢献しました。大まかな代表作は10作を越しており、確実に名匠、考え方次第では巨匠といえる人物でしょう。監督数は53作、幅広い貢献やジャンル、確実な代表作の多さ、競争力が高いレベルの時期の日本映画界なので巨匠といえる要素は強いです。



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永野靖忠や関川秀雄が監督で参加した『白い巨塔』(1967)の2000年代の映像化版、現代風に高視聴率を記録したフジテレビで放送の唐沢寿明の主演版「白い巨塔」






永野靖忠の関与から合流へ 千恵蔵の『七つの顔の男』と高城丈二の『七つの顔の男』が生んだ奇妙な縁





高城丈二の主演『七つの顔の男』(1967~1968)は片岡千恵蔵の数多くある映画の代表シリーズの一つ『多羅尾伴内シリーズ』(別名・七つの顔の男シリーズ)のテレビドラマ化版です。ここで永野靖忠と片岡千恵蔵の縁が生まれています。


このテレビドラマ『七つの顔の男』の監督参加時点では直接は関与していませんが、片岡千恵蔵の映画のテレビドラマの映像化を担当している関連が生まれ、のちに『非情のライセンス』第1シリーズの40話「凶悪の望郷」(1973年放映)で片岡千恵蔵のゲスト回を監督することになります。5年越しに実現した、いや実現してしまった映画とテレビドラマの隔てた関わりからテレビドラマで合流、2人の関わりは奇妙、不思議な縁を感じさせます。



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[ 2019/01/28 19:19 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(6)

「凶悪の望郷」の鍵と扉 平成最後はテレビドラマに多大影響を与えているアノ男が大トリを飾る



平成最後の冬、最後の年末、日本人にとってはかけがえなく大きく大切なものだとわたくしチワワドラは考えています。この時代に生きている、存在している、存在したことの証なのですから、そんな最後の12月の最後の記事、やはり日本の映画やテレビドラマにもっとも幅広く、深く数多く貢献した”あの男で大トリを飾る”ことになりました。



15年ぶりに視聴した『非情のライセンス』第1シリーズの40話「凶悪の望郷」は15年ぶりくらいに視聴しまたが実に素晴らしい回でした。ゲストの個性を最大限に活かし、見せたい部分をきちんと見せ、展開が読めても楽しめる、よけるからこそよい、清清しさ、今や展開の見えない視聴者への煽りやハラハラばかりで描くことのほうが安易で安っぽいからです。展開の引っぱり芸中心などアメリカの真似程度にほかなりません。



テレビドラマ1話分の44分ほどの内容(『非情のライセンス』第1シリーズ40話「凶悪の望郷」の劇中分数)で描けることには限度があります。だから多くの深みや重複製はこの短時間、1時間弱の劇中分数の中で大きな鍵となります。ドラマファンでなければただ視聴しただけ、一時的な娯楽として特色や重要な部分を見逃しがちだからです。

40話「凶悪の望郷」もやはりテレビドラマの黄金期の1970年代、テレビドラマ全体に名優がもっとも多く存在したコトが大きな鍵となっています。



<「凶悪の望郷」の鍵と扉 平成最後はテレビドラマに多大影響を与えているアノ男が大トリを飾る>の開店です。




前回記事⇒国民的2大探偵 金田一耕助俳優&明智小五郎俳優の秘蔵師弟関係






非情のライセンス』第1シリーズ 40話 「凶悪の望郷」 主演 天知茂





40 「凶悪の望郷」 
脚本=今村文人 監督=永野靖忠



<「凶悪の望郷」の全キャストクレジット表記順>

会田刑事=天知茂 竜巻太郎=左とん平 木村秋子、松井洋子=大川栄子 戸塚修=今井健二 沼本平吉=由利徹 歌手=内田あかり 上野=山岡徹也 桂=長谷川弘 岩田刑事=岩城力也 組員A=団厳 幹部=五野上力 大月優子 木村弓美 佐々木順子 今村昭信 松沢勇 松下昌司 鈴木義紀 擬斗=加賀麟太郎 マダム=星美智子 須藤=倉岡伸太朗 真中=加藤嘉 マダム=星美智子 須藤=倉岡伸太朗 真中=加藤嘉     松井良作=片岡千恵蔵(特別出演)





<「凶悪の望郷」の全キャストクレジット表記順と内訳>


会田刑事=天知茂(主演)

竜巻太郎=左とん平(準レギュラー)

木村秋子、松井洋子(二役)=大川栄子(この話の事実上のヒロイン的扱い)

戸塚修=今井健二 沼本平吉=由利徹 歌手=内田あかり 上野=山岡徹也 桂=長谷川弘 
岩田刑事=岩城力也(準レギュラー) 組員A=団厳 幹部=五野上力 

大月優子 木村弓美 佐々木順子 今村昭信 松沢勇 松下昌司 鈴木義紀(役名の表記なし) 

擬斗=加賀麟太郎(現在だと擬闘表記が多い、もちろん擬斗なので出演はしていない)

マダム=星美智子 須藤=倉岡伸太朗 

真中=加藤嘉(かなりの名優のため単独表記)


松井良作=片岡千恵蔵(特別出演) もちろん単独表記、中央画面に主演の会田刑事=天知茂よりも画面に大きく表示の大トリ





非情のライセンス』第1シリーズ 40話 「凶悪の望郷」はゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演しています。この部分がこの話数の大きな特色です。



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ゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演が鍵 左とん平岩城力也パート






竜巻太郎=左とん平 岩田刑事=岩城力也の両名は『非情のライセンス』第1シリーズの準レギュラーです。この2人はあまり関係はありません。岩田刑事役の岩城力也は脇役俳優として活動し、俳優人生でほぼ目立つ作品がない人物でしたが、この『非情のライセンス』はセリフや出番が明確に認識できる準レギュラーとして存在感を部分的に放ち、最大の代表作としています。この40話でも一場面を任せられている箇所があります。


左とん平は主に喜劇俳優として活動し、1970年に映画やドラマに多く出演の自身の全盛期、いくつかのヒット作に助演、ほぼ脇役で出演、この『非情のライセンス』シリーズにおける出演も彼の代表的な出演の一つで、作中の扱いや役割は喜劇要因、第2シリーズでは刑事役で登場します。




ゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演が鍵 星美智子と倉岡伸太朗パート





星美智子は戦前から片岡千恵蔵の”千恵蔵映画”の大ファンだったことを明かし、東映時代劇中心の1950年代から1960年代にかけてに活躍した東映中心のヒロインや助演の女優です。実姉の星玲子は戦前の1930年代に日活現代劇中心に活躍したスター女優で、日活時代劇映画1939年『自来也』、別題『忍術三妖傳』(時代劇特撮と妖術=忍術的、仇討ち、明朗の要素を組み合わせた千恵蔵とマキノ雅弘のコンビの数多くある代表作の一つ)で片岡千恵蔵のヒロインを務めたことがあり、星美智子はこの頃からのファンのようです。


*”千恵蔵映画”=実際に千恵プロ時代の膨大な映画群にこのクレジットあり


片岡千恵蔵を恩師の一人としている2018年に死去した名女優の赤木春恵は、NHKのラジオインタビューの中でお通(千恵蔵の宮本武蔵のヒロイン、戦中版宮本武蔵の監督は時代劇映画の大巨匠の伊藤大輔)との別れのことを話していましたが、この別れのシーンは戦中の戦地へ死ににゆく男性を見送る女性の悲しみと連つけて、男女の別れが描かれました。片岡千恵蔵は戦前と戦中の大ヒット映画「宮本武蔵シリーズ」でも多くのファンを生んだようで、星美智子も視聴していたことでしょう。『非情のライセンス』第1シリーズ40話「凶悪の望郷」の星美智子の出演は、とあるバーのマダム役で千恵蔵の特に序盤のシーンに登場しています。


倉岡伸太朗(別名義・倉丘伸太朗)は片岡千恵蔵が目にかけていた俳優の一人とも言われています。彼は千恵蔵のテレビドラマ主演の代表作的なテレビ時代劇『軍兵衛目安箱』(1971)で黒田軍兵衛の部下役を演じ、共演しています。千恵蔵の演じた黒田軍兵衛は脚本の結束信二が軍師の黒田官兵衛(黒田孝高)をデフォルメしたキャラクターだと考えられます。結束信二は片岡千恵蔵の映画時代に多くの縁がある名脚本家の一人です。「凶悪の望郷」では千恵蔵演じる役柄の過去の事件と関与しており、師と後輩の2人の共演シーンが作られています。





ゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演が鍵 今井健二 加藤嘉 再び左とん平パート





真中=加藤嘉は大映から東映で作られた「千恵蔵のギャングシリーズ」や「多羅尾伴内シリーズ」に多数助演し、個人的にも視聴していますが、刑事役を多く演じているなど、千恵蔵にかなり世話になった人物の一人です。大女優の山田五十鈴の最後の夫で映画の名優です。今井健二(今井俊二)は片岡千恵蔵治世、天下の東映映画の後輩として、同期に高倉健、丘さとみなどの東映ニューフェイス第2期生としてデビュー、この時点で影響を受けていたということが言えるでしょう。千恵蔵の代表作だと「千恵蔵のギャングシリーズ」の名作『最後の顔役(1963)』と1963『ギャング忠臣蔵』に脇役で出演。



左とん平は関係ないと書きましたが、間接影響に関与しています。それは1969年の松竹映画『七つの顔の女』(岩下志麻主演)に出演しています。 『七つの顔の女』は片岡千恵蔵の現代劇映画の代表作シリーズの一つ「多羅尾伴内シリーズ」(別名「七つの顔の男シリーズ」の影響作の一つです。また、40話「凶悪の望郷」劇中のある場面で左とん平演ずる竜巻太郎が多羅尾伴内のことを話す場面が存在しており、印象に残る場面の一つといえるでしょう。





ゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演が鍵 由利徹パート





由利徹は東宝の喜劇時代劇映画でも存在感を残した全般は喜劇俳優ですが、東宝喜劇時代劇は片岡千恵蔵が1930年代に旋風を起こしたナンセンス時代劇映画の影響受けています。


片岡千恵蔵の特に伊丹万作とのコンビ(当時のキネマ旬報ベストテンランクインや他のベストテン賞に多くがランクインするなどの高い評価や大影響)で1930年代中心に大当たりしたナンセンス時代劇、ナンセンス時代劇映画がありましたが、1938年にピー・シー・エル映画製作所(=略称はP.C.L.)を経て創立した東宝では、喜劇三大俳優の榎本健一や古川録波(古川ロッパ)、柳家金語楼が千恵蔵のナンセンス時代劇映画の影響を受けた東宝は喜劇時代劇、喜劇時代劇映画を形成、


戦後からは森繁久彌なども東宝喜劇時代劇で活躍、由利徹も助演でいくつかの東宝喜劇時代劇映画に出演、森繁久彌も千恵蔵の影響(千恵蔵が形成したナンセンス時代劇の影響を受けた当方の喜劇時代劇映画でも活躍)を本人や自分の演技を見出したマキノ雅弘(千恵蔵とマキノ雅弘の特に戦前の名コンビの恩恵、そのマキノ雅弘の力で東宝「次郎長三国志シリーズ」の助演の森の石松が映画最初の当たり役、しかも森の石松は千恵蔵もハマリ役の一つにしている役)を通じて幅広く影響を受けています。由利徹もこの頃にいくつかの東宝喜劇時代劇に出演を果たしている間接的な恩恵を受けています。


また、由利徹の東映出演作では千恵蔵の直属後輩の高倉健が主演した「網走番外地シリーズ」に多数助演し、間接的な影響を受けていたことになります。

ちなみに上記部分で登場させた伊丹万作つながりで少し逸れますが、千恵蔵がいなければ現在もマスコミが誇張して取り上げる伊丹十三もいませんでした。その影響は父の実積(千恵蔵×万作のコンビの大成功)が自分の映画製作と活動の路線に大きな影響を与えているからです。





ゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演 開いた扉(=まとめ)






最後に前回、前々回の関連記事でも取り上げていますが、主演の会田刑事役の天知茂も自分の活動や路線に影響を受けています。

そんなことで40話「凶悪の望郷」はゲストの片岡千恵蔵と縁がある俳優が多数出演していますし、表上はゲスト扱いですが、事実上の主演としても描かれています。これが凄く面白い部分です。2018年の最後の記事、平成最後の12月、やはり大トリにふさわしく、映画だけではなく、テレビドラマにも大きな影響を現代も数多く与えている超大俳優の片岡千恵蔵になりました。


映画ブログはマキノ雅弘であり、わたくしチワワドラとしてはふさわしい記事の最後だと感じています。




裏記事の公開 2019.1.8 ↓
刑事ドラマにつながるGメン映画のキズナアイの理由




姉妹の映画ブログの新記事 やはり最後の最後はこのドラマ記事は千恵蔵、下記の映画はマキノ雅弘の両大巨搭がお出ましだ
生誕110年天下大巨匠マキノ雅弘伝 浪人旋風影響に黒澤明 近衛十四郎 三船敏郎 阪東妻三郎






「多羅尾伴内」の七つの顔の男と「名探偵コナン」の安室透のトリプルフェイス まさかのパクリ疑惑





多羅尾伴内―七つの顔の男
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片岡千恵蔵は時代劇中心映画俳優だからできる身のこなしと独自な整い美、製作者としての自己や映画のプロデュース力、突き抜けた個性を魅力的に見せるため複数要素をふんだんに詰め込んだ多彩さ、世界中の他の誰にも真似できない独自な映画、”千恵蔵映画”が「多羅尾伴内シリーズ」でした。



アニメ映画「名探偵コナン」の安室透(声・古谷徹)=トリプルフェイスの異名のキャラクター(役柄)は多羅尾伴内(俳優・片岡千恵蔵)=七つの顔の男(戦後直後から大ヒットした大映と東映の映画シリーズ)の異名から来ています。名探偵コナンはほかにも数多くの元ネタがあるキャラクターが登場します。これまでも銭形平次やシャーロックホームズ、明智小五郎など多数の元ネタを持つキャラクターが登場、

そして今回は安室透のトリプルフェイス(三つの顔の男)、元ネタは名探偵の多羅尾伴内=「七つの顔の男」なのです。これは「名探偵コナン」の原作者の青山剛昌の良い意味でのリスペクトであれば良いのですが、悪く言えば青山剛昌、日本テレビ、映画配給の東宝のパクリとも考えられてしまいます。



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[ 2018/12/24 23:42 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(2)
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「七剣聖の映画ポスター」リンク集
  • 世の中に多様な映像スターの概念を定着させ、映画だけではなくテレビドラマ、時代劇映画、時代劇のテレビドラマ、映像芸能の世界に大きな足跡と幅広い影響を賞賛して「七剣聖の出演映画のポスター」を作成

  • 7名の総主演映画数は最低でも1600作、総出演数は2400作に上り、これは世界歴代に前人未到の功績

  • 片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎 月形龍之介を歴代トップ7と称して『七剣聖』と呼ぶ(左から主演数順)
  • 七剣聖のほかに、片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎を『時代劇六大スター』(時代劇形成の戦前1920年代後半から1940年代かけてトップ6の意味と大きな活躍、その黄金期から戦後にかけて)と呼ぶこともあり
  •  
  • 特に観客動員1位の東映は片岡千恵蔵と市川右太衛門のトップ、長谷川一夫は大映のトップとして戦後の映画黄金期(特に7年連続観客動員8億人の1955~1961)に多大な貢献と活躍、多くの後輩やテレビドラマにも大きく影響
  • これらは未来や海外に伝えるべき重要な事実
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