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【多様性の鬼】四路線約二十 代表作通算105作の世界的大音楽家 巨匠渡辺岳夫





アニメばかりで取り上げられてきた人物は、実は多様性の鬼でした。今後も登場することが困難であろう、多様に深く活躍した彼の実積に独自目線で迫ります。

前回の流れから独自なサイコロ転がしの展開を進めていき、今回のサイコロの目は下記の記事となりました。「【多様性の鬼】四路線約二十 代表作通算105作の世界的大音楽家 巨匠渡辺岳夫」開演です。




映画でも活躍したテレビ概念史上の歴代上位の音楽家






新選組(1973)は時代劇映画150作強を手掛け、テレビドラマ時代劇でも多くの代表作を残した名j脚本家の結束信二が全話担当、音楽は時代劇ドラマとアニメ音楽、アニメソングに大きな貢献がある、名音楽家の渡辺岳夫の強力布陣、結束信二と渡辺岳夫は名作『新選組血風録(1965)』や1967『俺は用心棒』から4作続いた名作「用心棒シリーズ」、『天を斬る』、『燃えよ剣(1970)』など、名作や有名作を多く手掛け、脚本と音楽で作品に貢献する独特な雰囲気を盛り上げました。


渡辺岳夫は特に日本のテレビ音楽で活躍した巨匠です、映画は130作以上を手掛けそこそこの代表作はありますが、ほとんどの代表作がテレビ音楽です。1957年の『池田大助捕物帖 血染の白矢』(長門裕之主演の時代劇)が初の映画音楽の担当作です。テレビドラマの代表的作品は、1959年からの先輩音楽家の渡辺浦人と共同音楽を手掛けた「ドキュメンタリードラマ 指名手配」(1959~1962、全140話)からです。その後の東映のテレビ時代劇の流れを形成した新選組血風録(1965)、俺は用心棒シリーズ4作 1966~1969は大きな代表作です。これらのヒットのおかげで後の多くの東映のテレビアニメや時代劇、現代劇の音楽を担当する流れにつながっていきます。

映画は市川雷蔵の時代劇「眠狂四郎シリーズ」で評価を得て、藤純子の最大のヒットシリーズの女任侠「緋牡丹博徒シリーズ」があり、渡辺は藤純子による主題歌の作曲も手掛けたことでも有名です。




燃えよ剣 ミュージックファイル
燃えよ剣 ミュージックファイル

新選組血風録(1965)」の流れを受けて、再び全体は同じ制作陣が再集結して作られた新選組題材の名作が『燃えよ剣』です。ナベタケの音楽担当ドラマの上位代表作の一つです。





渡辺岳夫 新選組 池田大助捕物帖 血染の白矢 長門裕之 ドキュメンタリードラマ 指名手配 新選組血風録 用心棒シリーズ 市川雷蔵 眠狂四郎シリーズ 藤純子 緋牡丹博徒シリーズ






渡辺岳夫の大まかな代表的作品群




渡辺岳夫は膨大な代表的作分群を残しています。今回取り上げている膨大な数でさえ全てとは言いきれません。



渡辺岳夫の音楽担当の代表的作品群

映画(時代劇、現代劇、アニメ)代表作
眠狂四郎シリーズ(市川雷蔵版、3作、1967~1969)、緋牡丹博徒シリーズ(5作 1968~1969)、巨人の星の映画シリーズ(7作、1969~1982)、アタックNo.1の映画シリーズ(3作 1970~1971) 女渡世人シリーズ(2作、1971) 無宿人御子神の丈吉3作、キャンディ・キャンディの映画シリーズ(4作、1978~1992)、機動戦士ガンダム映画3部作(1981~1983) 計27

テレビ時代劇代表作
徳川家康 第一部 第二部(1964~1965、1作扱い)、新選組血風録(1965)、俺は用心棒シリーズ4作(1966~1969)、鞍馬天狗(1967~1968 30分) 大奥(1968~1969)、あゝ忠臣蔵(1969)、天を斬る(1969~1970)、燃えよ剣(1970)、大坂城の女(1970)、燃えよ剣(1970)、眠狂四郎(1972~1973)、赤ひげ(1972~1973)、子連れ狼シリーズ3作(1973~1976)、ぶらり信兵衛-道場破り-(1973~1974) 右門捕物帖(1974~1975)、編笠十兵衛(1974~1975)、影同心(1975)、影同心II(1975~1976)、騎馬奉行(1979~1980)、斬り捨て御免!の3シリーズ(1980~1982)、同心暁蘭之介(1981~1982)、大奥(1983~1984) 仕掛人・藤枝梅安シリーズ(1982~1983 長編7作 これは1作扱い) 計30 通算57 

テレビ現代劇代表作
ドキュメンタリードラマ 指名手配(1959~1962)、ザ・ガードマン(1971~1972、区間のみ)、金メダルへのターン!(30分 1970~1971) 非情のライセンス1~3作(1973~1980)、ザ・カゲスター(1976、30分の特撮の異色名作) 新幹線公安官1~2(1977~1978)、白い巨塔(1978~1979) あばれはっちゃくシリーズ(1979~1985、5シリーズ)、わが子よシリーズ(月~金の30分 1、3~6シーズン 1981~1986)、赤かぶ検事奮戦記 通算5シリーズ(1980~1992)、新・赤かぶ検事奮戦記 長編17本(1作扱い、1994~2005) 計26 通算86

テレビアニメ代表作
巨人の星(1968~1971)、怪物くん(初代、1968~1969)、アタックNo.1(1969~1971)、天才バカボン(1971~1972)、赤胴鈴之助(1972~1973)、キューティーハニー(1973~1974)、アルプスの少女ハイジ(1974)、魔女っ子メグちゃん(1974~1975)、フランダースの犬(1975)、キャンディ・キャンディ(1976~1979)、花の子ルンルン(1979~1980)、 元祖天才バカボン(1975~1977)、家なき子(1977~1978)、新・巨人の星(1977~1978)、ペリーヌ物語(1978)、無敵超人ザンボット3(1977~1978) 無敵鋼人ダイターン3(1978~1979)、機動戦士ガンダム(1979~1980)、新巨人の星II(1979) 計19 通算105



*眠狂四郎シリーズと緋牡丹博徒シリーズは全部ではなく部分的な担当です。


渡辺岳夫は、鶴田浩二主演の「新選組(1973)」は一般的に評価を受けていないため、代表的な作品群に含んでいません。個人的に上記に含まれない好きな作品もありますが、上記には含んでいません。





傑作時代劇音楽全集 新選組血風録ミュージックファイル
傑作時代劇音楽全集 新選組血風録ミュージックファイル

新選組ドラマの定着にもっとも貢献した東映時代劇の名作「新選組血風録(1965)」のサウンドトラックです。ドラマ音楽という概念の初期に大きく貢献したナベタケの音楽担当作の代表格の一つです。東映のテレビ時代劇の音楽のが概念を事実上形成や定着させたとも考えられます。



記事上記の燃えよ剣とあわせて、「新選組血風録」と「燃えよ剣」の音楽が揃います。ちなみの写真は両方とも土方歳三役で主演を演じた栗塚旭の若き日です。



土方歳三 栗塚旭





テレビアニメやアニメ音楽の巨匠の顔 ナベタケ~世界的四路線約20作






今後、彼以上にテレビ音楽でここまで多数の代表的作品を手掛ける音楽家の登場はほぼ難しいでしょう。たとえば、テレビアニメにマクロスシリーズ、カウボーイビバップなどの菅野よう子という音楽家がいますが、アニメのみなど代表的な本数のみを上回る人物は登場するかもしれません。映画、時代劇、現代劇、アニメのように4つのそれぞれで通産100以上、10つ以上の代表作(世界級四路線二桁、4部門で19以上、3部門で25以上)は非常に困難でしょう。


また、渡辺はアニメ音楽やアニメソングを通じて国民的作品にも多数携わっています。劇中の曲だけでなく、主題歌、劇中歌などの多くが有名です。巨人の星、アタックNo.1、天才バカボン、キューティーハニー、アルプスの少女ハイジ、キャンディ・キャンディ、フランダースの犬、機動戦士ガンダムの8作は特に大きな代表作です。たとえアニメのみの主な代表作数のみで彼を上回ってても、国民的な作品の本数を上回ることはほぼ困難、また通産105も世界的に考えてもこれから彼に及ぶ存在はほぼ不可能でしょう。ちなみに全部視聴をしていますが、アニメ19作の全てが名作、または名作級のアニメです。




渡辺岳夫は1989年に56歳という早さでこの世を去っています。チワワアドラは多くの作品で彼の曲を聴いていますが、独創的、個性的な曲のセンスはまさに天才でした。



オリジナル・サウンドトラック「アルプスの少女ハイジ」《通常盤》
オリジナル・サウンドトラック「アルプスの少女ハイジ」《通常盤》

渡辺岳夫が主題歌や音楽を手掛け、学習塾の広告でも有名なアルプスの少女ハイジのオリジナル・サウンドトラック、この作品の音楽はのちの多くの音楽家にも影響、海外原作題材の日本のアニメの有名音楽作品としてもアルプスの少女ハイジは重要な作品です。

それは同時に宮崎アニメの音楽を担当した久石譲などに結果的な影響を与えていますし、宮崎駿はアルプスの少女ハイジにメインのスタッフで参加しています。久石譲とは直接ではありませんが、渡辺を通じても宮崎駿久石譲の2名とつながりがありました。



巨人の星アタックNo.1天才バカボンキューティーハニーアルプスの少女ハイジキャンディ・キャンディフランダースの犬機動戦士ガンダム マクロスシリーズカウボーイビバップ 菅野よう子



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[ 2019/10/25 21:55 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(4)

新撰組テレビドラマ珍々競演 3名製作者 3役映画巨匠






ギネス記録は世界記録と異なることをご存知でしょうか。これもいずれ取り上げたいところですが、たとえば田中絹代の映画ヒロイン数はあくまでギネス記録のレベルでは1位扱いですがこれは世界1位ではありません。松竹という巨大な映画会社とテレビ局の権力のなせる技もあるでしょうが、虚構といえばj虚構、今回もテレビと映画の意外なつながりに迫ります。「新撰組テレビドラマ珍々競演 3名製作者 3役映画巨匠」出走です。






下記部分は前回の続きです。



佐伯清と鶴田浩二のテレビドラマにおける関り
東映とNET  『新・日本剣客伝』 4話前後編の2週分  1969 鶴田浩二、藤純子(冨司純子)など
東映とCX 『新選組(1973)』  鶴田浩二栗塚旭など 1973 全19回中2回に参加
東映とNET 『次郎長三国志(1974)』 1974 全23回中3回参加 鶴田浩二、松尾嘉代など





3作とも全て東映のテレビドラマの時代劇、回数は『新・日本剣客伝』で2話分、『新選組(1973)』で2話分、『次郎長三国志(1974)』で3話分と通産話数は7話分であり、決して多くはありません。鶴田浩二は『新・日本剣客伝』の4話前後編の2週分において、映画で数十作で共演した藤純子(冨司純子)とテレビドラマでも共演しています。個人的にも多く視聴しているわけですが、映画は恋人役を多く演じていました。






鶴田浩二と映像化&娯楽映画&ヒットメーカーの3役の巨匠







鶴田浩二といえば有名ですが、主演映画350作ほどの大巨星の片岡千恵蔵が現代劇「地獄シリーズ」などで大きな活躍に導いたことでも知られる小沢茂弘との名コンビでも知られています。小沢茂弘は片岡千恵蔵の大ヒットギャング映画「地獄シリーズ」の貢献からさらにヒットメーカーの活躍路線に大きく突入していき、のちの鶴田浩二との出会いもここから始まるきっかけになりました。



小沢茂弘は”戦後のデビューの映画監督の最多110作”のほぼ長編映画を手掛け、1960年代から1970年代にかけて鶴田浩二ともっとも多くのコンビを形成、数多くの秀作やヒット作を残し、1960年代は新東宝から東映へ移籍してきた異色映画や娯楽映画で才能を開花の石井輝男と共に事実上の双璧となって、東映の現代劇路線を支えた事実上の名映像化監督、名娯楽映画監督、大ヒットメーカーの3役の映画巨匠であり、同時にこの記事の最初のギネス記録と重なる部分があるわけですが、戦後の一般映画の最多監督としても知られています。


東映の直属の先輩映画監督である松田定次や佐々木康の1950年代の活躍には到底及びませんが、1960年代のみの日本映画監督の中で上位の総観客動員を記録しました。


*戦後のデビューの映画監督の最多110作は”戦後のみの最多という意味”であり、戦前からの活動している監督を含めると”戦後の映画監督数は3位です。
*名映像化監督=求められる原作や原案、テーマなどの映画の映像化の実現に優れた監督であり、職人監督が多い。




その後、小沢茂弘と鶴田浩二は上記”佐伯清と鶴田浩二のテレビドラマにおける関り”にもありますが、佐伯清も監督で参加したテレビ時代劇の東映とCX(フジテレビの『新選組(1973)』でコンビ、小沢茂弘は全体を監督するチーフ監督で参加し、もっとも重要な1、2話と最終話を含む8話を担当、鶴田浩二は主演を勤めています。




燃えよ剣 第一巻【DVD】
燃えよ剣 第一巻【DVD】



名脚本家の結束信二、名音楽の渡辺岳夫、名監督の河野寿一など3名製作者など、テレビドラマの発展に多くの貢献してきた有名製作者が参加、『新選組血風録(1965)』、「用心棒シリーズ」(4作、1作目は新撰組も登場)、『天を斬る』(1969)、(=時代設定は幕末)の流れを受けた東映の初期のテレビ時代劇を代表する作品の一つです。

新選組血風録(1965)』のヒットの流れを受けて、新選組ドラマをさらに定着させた人気作品がこの『燃えよ剣(1970)』であり、今も見直してもオープニングの曲の流れと映像が斬新です。


オープニング映像は土方歳三(主演の栗塚旭)が池田屋の討入りを思わせる虚構ともいえるシーンが展開、リアルになると史実に忠実になるが、創作物の作家性を失うため、良い意味でこれも時代劇の醍醐味を表現しているといえるでしょう。

個人的には左右田一平演じる架空の人物の裏通り先生が好きでしたし、印象に残ります。裏通り先生は一説には全話脚本を手掛けた、結束信二の自画像でもあるという説も存在しています。実本人の感性が部分的に投入されているのではないでしょうか。左右田一平こと、裏通り先生は上記写真の一番右です。



鶴田浩二が主演で近藤勇を演じた『新選組(1973)』は、上記『燃えよ剣(1970)』の約3年後にフジテレビと東映で製作され、栗塚旭は2番手の土方歳三を演じています。




次回記事は10月の中旬頃に予定しています。



裏通り最新公開東映&テレビ朝日の共同制作テレビドラマの確立に神スターの巨顔があった
”世界の○○は虚構群像 真の世界は「世界の○○○」だった”などマスコミの闇にする「心の2丁拳銃」をぶっぱなつ過激展開


前回の裏通り⇒大新選組祭『テレビドラマレジェンド』新選組題材の定着の名脚本家
前回の姉妹サイトの映画ブログ⇒5つのキセキを起した映画音楽家 観客動員7年1億の映画監督の父とその妾



   
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[ 2018/09/25 21:34 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(3)
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「七剣聖の映画ポスター」リンク集
  • 世の中に多様な映像スターの概念を定着させ、映画だけではなくテレビドラマ、時代劇映画、時代劇のテレビドラマ、映像芸能の世界に大きな足跡と幅広い影響を賞賛して「七剣聖の出演映画のポスター」を作成

  • 7名の総主演映画数は最低でも1600作、総出演数は2400作に上り、これは世界歴代に前人未到の功績

  • 片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎 月形龍之介を歴代トップ7と称して『七剣聖』と呼ぶ(左から主演数順)
  • 七剣聖のほかに、片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎を『時代劇六大スター』(時代劇形成の戦前1920年代後半から1940年代かけてトップ6の意味と大きな活躍、その黄金期から戦後にかけて)と呼ぶこともあり
  •  
  • 特に観客動員1位の東映は片岡千恵蔵と市川右太衛門のトップ、長谷川一夫は大映のトップとして戦後の映画黄金期(特に7年連続観客動員8億人の1955~1961)に多大な貢献と活躍、多くの後輩やテレビドラマにも大きく影響
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