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チワワドラのテレビドラマ愛好世界

「おはよう~こんにちわ~こんばんわ~おやすなさい~」のチワワドラがドラマや映画の明るい未来のために愛好世界の精神で盛り立てる新世界ブログ

3競合覇者が26年間16度&7度の大役でテレビに残したもの



<3競合の覇者が26年間で16度&7度の大役でテレビ時代劇に残したもの>


功績というものはその活躍した時点ではなく、後世にまで引き継がれる場合があります。
大岡政談や丹下左膳の題材に関しては当時のブレイクと後世の評価をすることができるでしょう。

前回の3つの競合の末がどのような後世への功績を残したのか
” 3競合覇者が26年間16度&7度の大役でテレビに残したもの”へ踏み出してみましょう。

・団徳麿の新版大岡政談(1928年の5月から7月)製作・東亜キネマ
・嵐長三郎(嵐寛寿郎)の新版大岡政談(1928年5月のみ)製作・マキノ・プロダクション
大河内伝次郎の新版大岡政談(1928年5~8月)製作・日活


上記の3名で映像化された大岡政談(丹下左膳を含む)は大河内伝次郎が覇権を握る形となりました。
林不忘の原作の大岡政談はのちに丹下左膳として作られていくことが大半となっていきます。
また、それ以外の小説の原作が存在しない講談などの大岡政談も引き続き映像化されていきます。


関連①⇒多くのスターや時代の荒波とともにありけり、名脇役「団徳麿らと丹下左膳、大岡越前(前編)」
関連②⇒大岡越前と丹下左膳の原作者の罪作り・3スターの競合合戦の前代未聞「名脇役・団徳麿(後編)」


覇権を握る形となったその証拠として、大河内伝次郎は大岡政談~丹下左膳の題材の中で
通産で16度の丹下左膳を演じました。また、同時に大岡越前守も1~9の中で2役で7作で演じている部分も特徴です。



<3競合の覇者・大河内伝次郎の26年間で16度&7度が残した丹下左膳と大岡越前守>


大河内伝次郎は通産で16度の”丹下左膳”と同時に演じた7度の”大岡越前守”
作数、公開年  タイトル        ・大河内の役名        ・監督
1、 1928 「新版大岡政談 第一篇」  ・丹下左膳、大岡越前守① ・伊藤大輔
2、 1928 「新版大岡政談 第二篇」  ・丹下左膳、大岡越前守② ・伊藤大輔
3、 1928 「新版大岡政談 第三篇 解決篇」  ・丹下左膳、大岡越前守③ ・伊藤大輔
4、 1933 「丹下左膳 第一篇 丹下左膳」  ・丹下左膳 ・伊藤大輔
5、 1934 「丹下左膳 剣戟の巻」   ・丹下左膳、大岡越前守④ ・伊藤大輔
6、 1935 「丹下左膳余話 百万両の壺」   ・丹下左膳 ・山中貞雄
7、 1936 「丹下左膳 日光の巻」    ・丹下左膳、大岡越前守⑤ ・渡辺邦男
8、1937 「丹下左膳 愛憎魔剣篇」   ・丹下左膳、大岡越前守⑥ ・渡辺邦男
9、1937 「丹下左膳 完結咆吼篇」   ・丹下左膳、大岡越前守⑦ ・渡辺邦男
10、1938 「新篇 丹下左膳 妖刀篇」   ・丹下左膳、千葉周作 ・渡辺邦男
11、1939 「新篇 丹下左膳 隻手篇」   ・丹下左膳、千葉周作 ・山本薩夫
12、1939 「新篇 丹下左膳 隻眼の巻」    ・丹下左膳 ・ 中川信夫
13、1940 「新篇 丹下左膳 恋車の巻」    ・丹下左膳  ・中川信夫
14、1953 「丹下左膳(1953)」  ・丹下左膳   ・マキノ雅弘
15、1953 「続丹下左膳」  ・丹下左膳   ・マキノ雅弘
16、1954 「丹下左膳 こけ猿の壺」 ・丹下左膳  ・ 三隅研次


映画会社
1~7の製作・日活太奏
8~11の製作・日活京都
12~15の製作・東宝
16~18の製作・大映京都



<大岡政談~丹下左膳でコンビを組んだ全てが名監督で巨匠5名の大きな功績>


大河内伝次郎は大岡政談~丹下左膳の題材の中で、
映画化26年で通産で16度の丹下左膳&7度の大岡越前守がありましたが、
その26年間のうちで、1928年から1954年までにおいて、
伊藤大輔・山中貞雄・渡辺邦男・山本薩夫・中川信夫・マキノ雅弘・三隅研次の計7名とコンビを組みました。
その全てが名監督です。また巨匠は、伊藤大輔・渡辺邦男・山本薩夫・中川信夫・マキノ雅弘と言えるかと考えられます。
個人的にも評価している三隅研次も映像などのセンスが鋭く、素晴らしい監督ですが、
どちらかといえば名監督の分類の判断をさせてもらいました。


テレビドラマと反れているようですが、
映画で丹下左膳と同時に大岡越前守を代表的な当たり役とした大河内伝次郎は、
丹下左膳と大岡越前守が数多くテレビ時代で映像化されているところから、
テレビドラマへ多大な影響を与えていることがわかります。



中村獅童本木克英のテレビ時代劇「丹下左膳(2004)」の存在>


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「釣りバカ日誌シリーズ」の途中参加でも知られる、
本木克英がテレビ時代劇で監督した「丹下左膳(2004)」は、中村獅童が主演しています。

中村獅童の叔父の時代劇の大スター・中村錦之助(のちの萬屋錦ノ介)が
映画「丹下左膳 飛燕居合斬り」(監督・五社英雄)で丹下左膳を演じている関連がある作品です。


裏通りブログも公開中、現在は↓ ↓
「ウルトラマン」や「仮面ライダー」、「ゴジラ」のシリーズ路線確立と嵐寛寿郎

まさかの多大な影響力
赤塚不二夫や「おそ松くん」、「おそ松さん」、大河ドラマにも多大な影響の片岡千恵蔵
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[ 2016/11/26 18:09 ] 時代劇解釈 | TB(0) | CM(0)

テレビ時代劇・大岡越前の形成に埋もれた芸能史「奥底の深い部分の大人物たち」



1970年代を代表するテレビ時代劇・大岡越前と映画時代の関係は、奥底の深い部分にまで至ります。前回に取り上げた日本映画のサイレント期から時代劇の形成期、最大の黄金期を支えた月形龍之介のほかにも、大岡越前への形成に関与した人物ととある題材があります。


形成に関与した人物の1人が大河内伝次郎です。時代劇を形成し戦前の時代劇黄金期を主演スターで支えた1人が彼でした。映画における時代劇の黄金期は、1930年代の戦前の時代劇6大スターなどの活躍や時代劇4大巨匠などによる大きな繁栄期、1950年代の東映や大映を中心による爆発的な興行を生み出した最盛期の二つに分かれる考え方があります


最初の小説家・林不忘(はやしふぼう)による原作として名高い”大岡政談”の映像化は、反逆のヒーロー・丹下左膳が登場する
大岡政談の物語の一つとして、映画化されていました。大岡政談大岡越前は脇役でした。

最初の映画化は、丹下左膳=嵐長三郎(のちの嵐寛寿郎)の主演でしたが、最初の林不忘による大岡政談もの映画は、阪東妻三郎をの才能を開花させたことでも知られる名匠・二川文太郎という映画監督による映画でした。

ちなみに1928年の「新版大岡政談」の総指揮は、日本映画の父・日本初の巨匠・日本の映像芸能の父、日本最初の映画大スター・尾上松之助との名コンビなどの数多くの功績を持つ超大物の牧野省三でした。



その後、原作有の大岡政談として大きな転機となるのが大河内伝次郎による大岡政談ものの存在です。のちの巨匠・伊藤大輔と歴代上位の映画スター・大河内伝次郎大岡越前の形成に関与していました。


 大河内伝次郎による当初の大岡政談もの
 1928「新版大岡政談 第一篇」  日活
 1928「新版大岡政談 第二篇」  日活
 1928「新版大岡政談 第三篇 解決篇」  日活


 日活=日活太奏
 監督は全て伊藤大輔が担当で、サイレント映画


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いろいろ無理があるセレクトですが、↑↑伊井蓉峰(いい ようほう)は、生涯で映画にほとんど出ておらず、時代劇の映画スターではなく、映画に出演しただけであり、ほぼ舞台のスター俳優でした。


伊藤大輔大河内伝次郎のコンビによる大岡政談は評価やヒットして、登場人物の丹下左膳も受け入れられましたが、丹下左膳は映画初期ののアウトローヒーローの一つでもあり、のちのアウトローヒーローともいえる「座頭市」(勝新太郎や北野  武など)へ長年にわたってつながっていきます。


その後の大岡政談の幅を広げるため、大岡越前が引き続き登場しながら、丹下左膳が登場せずに別の主人公を作り出す作品が作られました。それが”神尾喬之助、茨右近”を登場する大岡政談の「魔像」の存在でした。

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[ 2016/08/27 07:19 ] 時代劇解釈 | TB(0) | CM(0)

名作テレビ時代劇「大岡越前」の形成に関与・世界映画界の大レジェンドとなった主演300作俳優と月形龍之介


日本には世界記録を持つ映画人が数多く存在していますが、この月形龍之介は戦前に230作以上、戦後に280作ほどの大偉業を達成し、戦前と戦後を通じて日本映画を支えた映画俳優でした。映画からドラマへその影響は引き継がれて今も空気的に存在しています。


テレビドラマでも知られている「大岡越前」は、月形龍之介によっても後世に引き継がれてきました。2016年にも放送されているNHKBSプレミアムのテレビ時代劇では、東山紀之大岡越前守を演じていました。父・大岡忠高役は津川雅彦、この役は国民的ヒットを遂げた主演・加藤剛の「大岡越前」のシリーズでは、世界の映画界でも歴代で3名のみが到達した、映画出演350作強、主演映画310作強の片岡千恵蔵が父・大岡忠高役を演じていました。


月形龍之介はTBSと東映などによって1970年代に大ヒットを記録した大岡越前の形成に影響を与えているのではないか。月形龍之介は「大岡政談」の主演だけではなく、助演でも大岡越前守役を演じています。つまり、主演と助演で大岡越前守を演じていました。


<東映制作による月形龍之介の大岡越前守役>
①1955「大岡政談 血煙り地蔵」
 (主演・大岡越前守 =月形龍之介
②1955「大岡政談 黄金夜叉」
 (主演・大岡越前守 月形龍之介)
③1956「魔像(1956) 」 
 (助演・大岡越前守 =月形龍之介  主演・神尾喬之助、茨右近=大友柳太朗
④1958「丹下左膳(1958)」 
 (助演・大岡越前守 =月形龍之介 主演・丹下左膳大友柳太朗
⑤1959「丹下左膳 怒濤篇」 
 (助演・大岡越前守 =月形龍之介 主演・丹下左膳大友柳太朗


丹下左膳(1958)」と「丹下左膳 怒濤篇」は巨匠・松田定次と時代劇メインの映画スター・大友柳太朗のコンビによる”大友柳太朗版の丹下左膳シリーズの全5作”の1作目と2作目です。


月形龍之介は東映時代だけでも5度も大岡越前守を演じています。主演2、助演縁3で5度にわたって映画で演じるということはある程度の評判があったのだと考えられます。ある程度の俳優の評価や俳優の貫禄、威厳が求められる役である部分も影響していると思われます。月形龍之介が大きな名優だと認められた理由は、映画で大岡越前役を5度にわたって演じている部分にも見つけられます。

こちらにも月形さんが出演中⇒映画スター・伏見扇太郎と活躍と転落と映画芸能の衰退の平行線に、月形龍之介と吉永小百合が緊急参戦

月形龍之介は戦前から戦後の映画において、今回の大岡越前、水戸黄門はもちろんですが、近藤勇、織田信長、佐々木小次郎、大久保彦左衛門、吉良上野介など、数多くの有名な役柄を主演や脇役を問わずに演じてきていますが、この大岡越前守に関しても、テレビドラマの大岡越前の形成には映画時代の月形龍之介の功績や存在も影響はしていた可能性があります。・


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正確には実積差が別格にありすぎて、上記表記の6大スターは疑問です。日本映画界の両御大・ダブルで主演300作に到達した映画スター・片岡千恵蔵市川右太衛門、そして映画出演500作・月形龍之介の”歴代の時代劇映画を代表する3大スター”、”映画界の3大レジェンド俳優”をメインにした時代劇映画「天下の御意見番」。主演と脇役で演じた大久保彦左衛門=月形龍之介の雄姿が今も甦る。

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[ 2016/07/26 19:30 ] 時代劇解釈 | TB(0) | CM(0)

映画出演500作の超・大名俳優と大岡越前の危険なカ・ン・ケ・イ


テレビドラマで1970年代には視聴率30パーセントを記録するなど、大ヒットを記録した時代劇の「大岡越前」は、さまざまな映画スターたちが戦前から戦後にかけて演じています。タイトルは「大岡政談」としても多く作られていますが、大岡もの、魔像ものなどとも呼ばれることがある題材も存在しています。けっこう複雑です。

テレビドラマの「大岡越前」は1970年にTBS系列でスタートしましたが、東映が制作に大きく関与していることでも知られています。大岡越前東映の映画時代に幾人かの映画スターが演じて、影響や題材の要素などがテレビ版に引き継がれた部分が考えられています。その可能性の一部分に触れてみましょう。


東映が映画化した後の大岡越前に影響したと考えられる「大岡政談」の映画
①1955年 「大岡政談 血煙り地蔵」主演・大岡越前守 月形龍之介
監督・伊賀山正徳 脚本・結束信二

②1955年 「大岡政談 黄金夜叉」主演・大岡越前守 月形龍之介
監督・伊賀山正徳 脚本・結束信二

③1958年 「大岡政談 幽霊八十八夜」主演・大岡越前守 大友柳太朗
監督・佐伯清 脚本・中田竜雄、佐伯清

④1959年 「大岡政談 千島の印篭」主演・大岡越前守 主役・片岡千恵蔵
監督・佐々木康 脚本・結束信二

⑤1960年 「大岡政談 魔像篇」 主演・大岡越前守・魚心堂(2役) 市川右太衛門
監督・河野寿一 脚本・高岩肇

東映の大岡政談の映画タイトルでは計5作が確認されています。この5作では月形龍之介大友柳太朗片岡千恵蔵市川右太衛門の順で演じている特徴がみられます。月形龍之介大友柳太朗は助演も多数ありますが、5名とも東映を代表する映画スターが演じていた歴史が存在しています。

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ドラマや映画に興味がなくても漫画から軽く読める大岡政談や大岡越前。まずは興味を持ってもらうことも大切です。

1、2作目の1955年「大岡政談 血煙り地蔵」と「大岡政談 黄金夜叉」は監督と脚本、製作者も同じことから同じことから関連作であることが伺えます。この2作はCS放送で何度か放送されています。監督の伊賀山正徳は伊賀山正光と改名して映画やテレビドラマの監督として活動を続けていきます。

伊賀山正徳(=伊賀山正光)はテレビドラマでは、「特別機動捜査隊」や天知茂が主演した1970年代の東映の刑事ドラマ「非情のライセンス」などでも何度かクレジットが表記されているのを確認しています。1930年代の時代劇が中心の日活時代から、1980年頃までテレビドラマの現代劇、時代劇において監督を務めているため、約50年近い長期の活動です。

脚本・結束信二という脚本家、このブログでも何度か取り上げていますが、戦後のデビューでは世界トップの数を誇るほど、東映の時代劇を支えた職人脚本家の名手でした。以前に書いていますが、テレビドラマでも東映・NETの「新選組血風録(1965)」や「用心棒シリーズ」など、いくつかの代表作を残しました。

「大岡政談 血煙り地蔵」と「大岡政談 黄金夜叉」で主演の月形龍之介は、日本の映画史にとって大きな貢献・痕跡を数多く残した俳優です。数多くの有名な役を脇役を中心で演じ、戦前と戦後を通すと500作以上の映画に出演し、戦後は少なめですが、主演数は通算で120作近くが確認されています。また、戦前からほんとに数多くの主演映画スターを支えてきました。その数は軽く書いても50名以上に到達します。戦前と戦後の両方を通して活躍して、500作以上の映画出演数は世界1位です。

戦前と戦後を通して、軽く数えても1920年代から1970年代前半まで、50年ほどで100作以上の数多くの有名・ヒット映画に出演した本当の銀幕の超大俳優でした。海外にはこんな名俳優は誰もいません。日本にこのような大記録を残した俳優がいたことを、名前さえも知らない若者に伝えることも大切です。

ドラはこの人のことを理解しているつもりですが、片岡千恵蔵と並ぶほどに詳しく話したらほんとに長くなる本当の俳優です。それだけ大俳優といえる要素が数多くあります。

林不忘 作品集左の著名な時代小説家・林不忘(はやしふぼう)のほかにも大岡政談の原作は多数存在しています。

ドラマでも「用心棒シリーズ」や「天を斬る」などで2度で出演しているのを確認しています。最近もチラっと観直ししましたが結束信二の脚本による「天を斬る」(1969)の悲劇の死を遂げた武士の父親役はよかったですね。生前には息子の将来を考えて、あえて突き放しながらも死んだ息子のために尽くしてくれた、主人公たちに感謝を述べる役柄を言葉少なめに演じています。

少ない言葉。最近まで生きていた俳優でいうと高倉健もそんな演技をしていましたが、セリフは多くしゃべらせればよいわけではありません。セリフを多くしゃべられると同時に安っぽく軽くなります。月形龍之介も晩年は高倉健のように自分なりの経験を活用した熟練の技を感じさせてくれました。

ドラマだとドラマ俳優の幅に当てはめられるため、映画とは違う風に定着してしまいがちですが、月形龍之介という唯一無二の俳優はドラマでも映画でも真に名俳優だと感じさせてくれます。
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[ 2016/06/25 19:36 ] 時代劇解釈 | TB(0) | CM(0)

THE刑事俳優の存在と「特別機動捜査隊」「七人の刑事」への激震影響

映画「警視庁物語シリーズ」には長田刑事という役名の刑事が作品には登場しています。この役柄を全24作を通してシリーズを兼任した俳優が堀雄二です。「警視庁物語シリーズ」の出演を特に大きな代表作にしている名優です。全24作に唯一出演していますが、3作目から昇進によって長田部長刑事に役柄が変わります。

24作についてはこちらをご覧ください⇒ 大ヒット作「特別機動捜査隊」と東映の歴代最多の刑事映画や奥深き脇役俳優の良縁

堀雄二は映画時代は新東宝でデビューして、一時的に大映に在籍していましたが、1954年に東映に移籍して、ついに大きな代表作や役柄に恵まれます。「警視庁物語シリーズ」などの刑事役です。堀雄二東映の映画だけでも、ドラの確認では最低でも30作ほどの刑事役(主演、助演)を演じており、歴代の東映の映画では最多数といえます。ドラが確認してる限りでは”堀雄二が歴代の日本映画の中で、一番多くの刑事役を演じている”ものと考えています。(*端役は除く)

堀雄二は映画に関していえば、数を多く演じているという意味ではTHE刑事俳優ともいえるでしょう。

堀雄二は映画だけではなく、テレビドラマでも刑事と縁がありました。「七人の刑事」シリーズの赤木係長を演じ、芦田伸介と共に長年にわたって出演し、テレビドラマの代表作にしています。また、時代劇ドラマでは「大岡越前」の初期シリーズの1部と2部に大岡忠相(大岡越前)の妻となる、雪絵の父親役・吉本作左ヱ門で出演しており、これも印象に残っています。

東映・NET(現テレビ朝日)の制作の「特別機動捜査隊」とTBSの制作の「七人の刑事」シリーズは、1961年から70年代にかけて10年以上の期間で同時期に放送されていた刑事ドラマのライバル同士でした。堀雄二は映画時代に世話になった東映に背を向けて彼は、TBS制作の「七人の刑事」シリーズに出演を続けました。ある意味、ライバルがライバルを育てた部分もあったのではないでしょうか。

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堀雄二を見ることができる、数少ない商品化されているドラマ

この二作は互いに高視聴率を獲得した刑事ドラマですが、「特別機動捜査隊」の出演者やスタッフは、「七人の刑事」の出演者やスタッフを意識して、より良いものを作ろうと尽力した。「七人の刑事」側も「特別機動捜査隊」を意識して、長くなるのでここでは説明は避けますが、、さまざまな内容的な違いを工夫した刑事ドラマに仕上げていきました。

つまり堀雄二は、刑事映画「警視庁物語シリーズ」で刑事ドラマ特別機動捜査隊」への流れに関与しただけではなく、刑事ドラマ七人の刑事」シリーズに出演して、ライバルとして、「特別機動捜査隊」も影響を与え続けたということもいえるかと考えられます。ダブルで「特別機動捜査隊」の形成に関与していた事実が判明しています。
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[ 2016/04/27 18:59 ] レアドラマ探検隊 | TB(0) | CM(0)
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「七剣聖の映画ポスター」リンク集
  • 世の中に多様な映像スターの概念を定着させ、映画だけではなくテレビドラマ、時代劇映画、時代劇のテレビドラマ、映像芸能の世界に大きな足跡と幅広い影響を賞賛して「七剣聖の出演映画のポスター」を作成

  • 7名の総主演映画数は最低でも1600作、総出演数は2400作に上り、これは世界歴代に前人未到の功績

  • 片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎 月形龍之介を歴代トップ7と称して『七剣聖』と呼ぶ(左から主演数順)
  • 七剣聖のほかに、片岡千恵蔵 市川右太衛門 長谷川一夫 嵐寛寿郎 阪東妻三郎 大河内傳次郎を『時代劇六大スター』(時代劇形成の戦前1920年代後半から1940年代かけてトップ6の意味と大きな活躍、その黄金期から戦後にかけて)と呼ぶこともあり
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  • 特に観客動員1位の東映は片岡千恵蔵と市川右太衛門のトップ、長谷川一夫は大映のトップとして戦後の映画黄金期(特に7年連続観客動員8億人の1955~1961)に多大な貢献と活躍、多くの後輩やテレビドラマにも大きく影響
  • これらは未来や海外に伝えるべき重要な事実
  • チワワドラからの旅立ち